12月17日の全国の新規感染者数は170人で、前週の金曜日に比べて40人も多い。中でも突出して多いのは群馬県で52人。神奈川の23人、東京の20人、大阪の15人より倍以上である。群馬県のHPによると、県内のクラスターはすでに8日以来、県内各市の工場や老人介護施設にまで波及している。それなのにわが家の購読紙はほとんど報道しない。新聞には昔から大都市中心の癖がある
専門家ではないが、わが国ではコロナワクチン接種が進み2回目を終えたものが75%近くおり、老生も高齢者特典で早々6月5日に接種している。当時としては2回の接種で安全だと思われ、老生は今でも一部にはそんな気持ちがるが。しかし、国民の25%はまだ未接種なのだ。群馬県のようにクラスターが多発しても不思議ではない。
政府は新異種株、オミクロンの上陸の兆しを前に水際作戦を強化しているが、それでも感染者が出てきている。2回目のワクチ接種のブレーキスルー者もいるかもしれないが、ワクチン未接種者が大いに違いない。人権問題もあるかもしれないが、ある程度強制的に接種できないのだろうか。