BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

BOWMORE12YEARS 700ml,40%

2010年08月25日 | ボウモア

8月も残すところあと1週間となりました。

この厳しい残暑はいつまで続くのでしょう・・・。

来月からはネクタイ営業復活! の予定です。 今のところ、一応・・・・・・・。

 

昨日のラフロイグを飲んでオフィシャル・スタンダードボトルの新・旧飲み比べがしたくなり、

棚を見ていたところボウモア12年がありましたのでご紹介させて頂きます。

 

「ボウモア12年」   700ml、40%

 

Bowmore12ynewold 画像左側が現行品。右側が旧瓶です。

現行品の方がスリムで背が高くなっています。これまで

ボウモアのラベルで象徴的だったカモメがいなくなったの

を惜しむファンは多いですね。

まずは色合いですが、これはほとんど変わりありません。

香りは共に穏やかなピート香があり、それにシェリー樽の

ニュアンスなどがのっかった感じなのですが、少し時間を

おくと現行品は草原の草っぽい香りが強くなっていき軽い

印象を与えるのに 対し、旧瓶は焦がしたバタースコッチの

ような甘い要素が開いてきます。

現行品の飲み口は甘くすっきり、そしてフィニッシュはスモー

キーでドライです。ボトラーズの10年以下のアイラモルトにあ

りがちなやや苦みをともなったスモーキーさ、とでもいうのでしょうか。

一方旧瓶の方は一言でいうと「やや濃い」ですね。口に含んだ時、舌にシェリー樽由来の

渋みみたいなものと甘みを感じ、それにほんわりとスモーキーさがのっかった印象です。

現行品はフィニッシュのスモーキーさがやや強調された味わいで印象には残りやすいで

すが、ウイスキーとしての一体感は旧瓶の方が高いように感じました。

どちらが良いかは好みの問題ですが、ほんの数年前のラベルチェンジでも味わいには確

かに差があることを改めて実感致しました。

 

これは面白いのでみなさんにも是非試していただきたいと思い、一つ企画致しました!

題して

「ボウモア12年・新旧飲み比べチャレンジ!  ~あなたは違いの分かる人か!?~」

ボウモア12年の現行品、旧瓶をハーフショットずつブラインドでご提供致しますので、

どちらが現行品でどちらが旧瓶かを当てて下さい。

見事正解した方には次の1杯を半額にてご提供させて頂きます!

1チャレンジ:900円

 

開栓日:現行品=2010年4月27日・旧瓶=2010年5月4日

ワンショット価格:現行品=800円・旧瓶=1,000円


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