先週末は秋のような肌寒さでしたが、
今日は一転、真夏の暑さに逆戻りですね。
そんな中、先月末に開封した人気閉鎖蒸留所のレアボトルが残量半分以下
となってしまいましたのでご紹介いたします。
「シグナトリー・ミレニアム・エディション
ポートエレン25年(1975.1/14‐2000.1/14)」 700ml,43%
ミレニアムというとつい最近のことのように感じてしまいますが、
既に11年も昔のことなんですね。
ノストラダムスの予言だとか、
コンピューターの2000年問題だとか(← 結局何も起こりませんでしたが・・・)
個人的には大学卒業 → 信濃屋食品入社と、何かと思い出深い年でした。
このボトルはその2000年にシグナトリー社によって瓶詰めされた長熟の
ポートエレンです。
現在では珍しい1970年代蒸溜の2樽(カスクNo.154+156)から合計650本が
ボトリングされています。
開封したてのころはピート香よりもフルーティな
香りが強くて驚かされましたが、現在はややこ
なれた感じで穏やかなピート香。微かに桃やメ
ロンを感じます。
口当たりは柔らかくキャンディのような甘みもあ
りますが、控えめながらもスモーキーな味わい
は終始口の中に存在しています。
加水タイプのためか余韻はそれ程長くはありま
せんが、印象は強く残してくれます。
女性的な個性をもったポートエレンと言えるでしょうか。
開栓日:2011年6月27日
ワンショット価格:1,800円(この年代のはなかなかこの価格ではでないかと・・・)