BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

Distilleries Collection / glenturret 34YEARS(1977/2012) 700ml,46.9%

2014年10月31日 | グレンタレット

 「ディスティラリー・コレクション/グレンタレット34年(1977/2013)」

  開栓日:2014年10月31日 ワンショット価格:2,200円

 

  魅惑の長熟モルトを再び開封致しました!

  猫のラベルが印象的な、ハイランドの銘酒グレンタレットの30年オーバーです。

  ラベルの猫は、ウイスキーキャットとして有名なタウザーをモチーフにしているのでしょう。

  その凛々しいお顔の通り、味わいも素晴らしい仕上がりとなっております!

  ミルクキャラメルのようなクリーミーさと爽やかなフルーツ香、それに麦芽の甘みが加わって

  非常に甘美な香りです。アタックの印象はカスタードクリーム。段々と甘みが強くなる中、

  ウォーカーズのショートブレッドのような穀物感と混ざり合い、甘く優しいままフィニッシュへ

  と続きます。

  年末の繁忙期を前に、この上ない癒し系モルトとしてあなたの心を優しく包んでくれることでしょう。


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BOWMORE 12YEARS 700ml,43%

2014年10月31日 | ボウモア

 「ボウモア12年・旧瓶(2007年前後流通)」

   開栓日:2014年10月30日 ワンショット価格:1,200円

 

 ボウモア12年は2007年4月に新ラベルが発売され、しばらくは酒販店で新・旧

 両瓶が併売されていましたが、こちらはその頃に購入したボトルで、逆算すると

 1990年代前半から半ばに蒸留された原酒が使用されていると思われます。

 色合いは現行品よりもやや赤みがかったように見えます。アタックでは思っていた

 以上にピート、オークの香りを強く感じ、その奥にはオレンジピールやマーマレード

 の爽やかな甘さもあります。ボディはややオイリーで、最初はメープルシロップや

 アプリコットのドライフルーツなどの甘みが強く、段々とピーティな味わいが広がっ

 てきてそのままフィニッシュへ・・・。

 つい最近テイスティングした同じラベルの12年は、シルクプリントから紙ラベルに

 移行した2003年頃のボトルで、パフューミーなフレーヴァーをはっきりと感じました。

 そう考えると、この紙ラベル12年は流通時期によってかなり味わいが変わることに

 なりそうですね。


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ISLE OF JURA 16YEARS 700ml,40%

2014年10月31日 | ジュラ

 「アイル・オブ・ジュラ16年・旧瓶」

  開栓日:2014年10月31日 ワンショット価格:1,300円

 

 2007年頃まで流通していた旧瓶です。この頃は”ISLE OF”の表記がありましたが、

 現在は単に”JURA”とだけ表記されています。

 色合いからしてシェリー樽の比率が多そうですが、テイスティングしてみても実際に

 シェリー樽由来の個性を強く感じます。オロロソ・シェリーやメープルシロップ、フルーツ

 ケーキの香りとウッディさ、麦芽感などが感じられ、一見重厚な味わいかと思わせますが、

 飲んでみるとボディは意外にもライトで、軽快な麦芽風味とともにあさっりとライトな余韻

 を迎えます。コテコテは重いけどシェリー系が飲みたい時に良さそうです。


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