本日は国産シングルモルトウイスキーのご紹介です。
「軽井沢蒸留所・樽出し原酒10年(1991‐2002.10/1)」 700ml,59.1%
こちらは私が信濃屋食品に在籍していた頃にリリースした信濃屋初の
オリジナル・シングルモルト・ウイスキーです。
今でこそサントリーさんの山崎蒸溜所が手掛けるオーナーズカスクな
どで企業や個人に対する樽売りが比較的認知されてきましたが、当時
はまだまだそのような実績は少なく、話題性もあり、予想を遥かに上回
るスピードで完売したのを覚えています。
当時のバイヤーや上司とともに軽井沢蒸溜所へ赴き、樽の選定にも関
わりましたので記念に自ら1本購入したのがこのボトルです。
同蒸留所では主にゴールデンプロミス種の麦芽を使用しており、仕込水
は浅間山を水源としています。
ボトル総数の表記はありませんが、400本程度だったかと記憶していま
す。
アタックはやや溶剤系の香りが攻めてきますが
、ライトな麦の香りとライ麦パンなどの表情も出
てきます。
口にした最初の印象は熟成したシェリー。ナッ
ティでカラメル系の甘みがあり、後半は麦芽の
風味も加わってきます。
舌先にはドライなフィニッシュが残ります。
開栓日:2011年2月4日
ワンショット価格:1,400円
※3月19日時点でのチャリティ実績 = 22,682円