本日は久々にボトラーズもののご紹介です。
「チーフタンズ・アードベッグ11年(1998.7/2009.10)」 700ml,46%
チーフタンズはイアンマックロード社の看板シリーズで、ノンカラーリング、
ノンチルフィルタリングでボトリングされています。ラベルには樽の種類から
ヴィンテージ、樽番号など詳細な情報が記載されているのが特徴です。
以前はもう少しずん胴なボトルでしたが、数年前から比較的細身でスタイリ
ッシュなデザインに変更されました。
イアンマックロード社はもともとボトラーですが、2003年に全くピートを炊か
ないことで知られるハイランド地方のグレンゴイン蒸留所を買収しオーナー
となっています。
ヨード、スモークの香りにやや複雑なハーブ。
微かにシトラスも感じます。
口に含むと思いがけずどっしりと重厚なボディ
で驚かされます。燻製ベーコンのような存在
感のあるスモーキーさが口の中に広がってい
きます。年数、度数ともに近いからでしょうか
?オフィシャルのTENに近い個性を持っている
ように感じました。TENの方がやや甘みを含ん
でいるかなぁ。
ボトラーズですが、奇をてらうことなく安心して飲
める味わいです。
開栓日:2010年6月9日
ワンショット価格:1,200円