バース・ストーンヘンジ・ソールズベリー１日観光 （その１）

　昨日からイギリスは３連休です。今日はその連休中日ということで、日ごろロンドンから出ない生活をしているため、「バース・ストーンヘンジ・ソールズベリー　１日観光」というツアーに参加して、ロンドンの外に繰り出しました。

　まずは、ローマ人人が紀元１世紀頃に築いたお風呂の起源、バースに向かいます。ロンドンからは２時間弱の道のりですが、途中の車窓がすばらしいものでした。北海道をさらにスケールアップしたような段丘のある平原の緑と、そこに咲く一面の菜の花の黄色のコンストラストが感動的です。




　バースに到着。ローマ人のスーパー銭湯「ローマン・バス」は、サウナ、風呂、マッサージ等の娯楽施設であるとともに、宗教施設を併営した総合施設だったとのことです。
　ローマン・バス入口。


　ローマンバスの横にはこれまた立派な教会があります。


　ローマンバスの中に入ってみると・・・

　
　隣の教会と合わせると


　風呂場の視線から見るとこんな感じです


　源泉。炭酸ガスが沸々と湧き出ています。


　建物の中はBath博物館になっていて、ローマ人が残した様々な遺跡が展示していあります。


　ローマン・バスはまさに今のスーパー銭湯そのもので、２０００年前にスーパー銭湯のモデルを作った彼らの優秀さには脱帽するしかありません。ただ、温泉そのものは、見れば見るほど、日本の乳頭温泉、野沢温泉、草津温泉、上ノ山温泉、箱根が懐かしくなる自分でした。　

　ローマンバスを見学した後は、バスの出発時間まで、バース市内を散策しました。落ち着いた、感じの良い街並みでした。