その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

London Walk "Political London"

2010-02-14 17:05:28 | ロンドン日記(イベント、観光、スポーツ)
 土曜日午前中の定例業務である掃除・洗濯を前夜に済ましてしまったお陰で、朝からフリー。LonodnのWalking Tourに参加しました。テーマはPolitical London。Westminster付近のイギリスの政治中枢エリアを歩いて廻るツアーです。

 セント・ジェームス・パーク駅出口に10:45に集合し、早速、スタート。20名ちょっとの人が参加していました。

 廻ったのは、司法省、内務省、防衛省、婦人参政権運動の記念碑、Caxton Hall(歴代の有名政治家が演説したり、政治集会が行われたホール)、EUイギリス本部、旧労働党本部、Fabian Society(有名な政策シンクタンク)、第1回国連総会開催地などなど。そして締めはもちろん国会議事堂(Big Ben)。Big Benを除いては、いずれも説明を受けなければそのまま通り過ぎてしまうような場所ばかりで、興味深いものでした。

<Caxton Hall>


<Fabian Society>


<「アラビアのロレンス」が住んでいた家>


<国会議事堂>


<イラン問題に関するデモをやっていました>


 面白かったのはひとえに、ガイドさんの説明のお陰です。今年5月には総選挙が予定されているイギリスですが、各々の場所で、イギリスの政治制度、その場所にまつわる現代の政治課題等をとっても分かりやすく解説してくれました。

・アフガン派兵問題。そして、バッキンガム宮殿の衛兵もアフガンに派兵されている同じ陸軍の兵士であり、近い将来は派兵の可能性が高いこと
・英国婦人参政権獲得の歩み (婦人参政権獲得は1918年というのは自分のイメージより遅かった)
・イギリス総選挙の仕組み
・政治とお金の問題
・EUの役割(かなりネガティブコメントでしたが・・・)
・女王陛下の政治的役割 (具体的に首相に対して諮問機能を持つなど、日本の天皇よりもかなり踏み込んだ役割を担っていることを知りました)

 とっても、勉強になりました。2時間ちょっとのツアーで7ポンドですから、授業料としてはとってもリーズナブルだと思います。

 今日の唯一のマイナスポイントは、異様に寒かったこと。時折、小雪が舞うような気候で、更にユニクロ ヒートテックの着用を忘れ、正直、凍える思いでした。

2010年2月13日
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ハイドパーク 2月

2010-02-14 08:11:33 | ロンドン日記 (日常)
 2週間ぶりのジョギング。最近、日もだんだん長くなり、空気全体が明るくなって来た気がしたので、多少、春の予兆が見られるかと思い、期待して走り始めたが、残念ながらまだ早いようだった。まだ、木々のつぼみや花壇の花とかからは春の気配は感じられず、殺風景な中でのRunだった。





 ※1月はこちら。

 この2週間で、体重は多少減ったが、体力も落ちたので、走っていても体が重い。意識してゆっくり走り、いつも65分ぐらいで走るコースを70分以上かけて走った。

 ちょっと、気になっているのは新しいジョギングシューズ。足にはフィットしているし、いかにも機能的な靴なのだが、前の靴に比べるとソールが堅く、クッションも効かない。お店の機能表ではクッションは5段階評価で5がついていたはずなので、いいはずなのだけど、地面の衝撃がダイレクトに伝わる感じがする。ある程度中~上級者向けのシューズだったかもしれない。これでは、10kやハーフはともかく、フルは私には持たない気がする。慣れの問題かもしれないが、ちょっと不安。再来週にハーフマラソンにエントリーしているので、ハーフ走った感じで、どうするか考えよう。

 2010年2月13日
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