金曜日の夜から、週末にコーンウォールに行ってきましたので、数回に分けて報告いたします。
今回の趣旨は、ブリテン島の最西南に行ってみたかったというのと、イギリスの寝台列車に乗ってみたいという2つ。日本では、寝台列車は人生このかた4回しかない。高校の修学旅行で青森~東京まで、大学時代に弟と東京~長崎の往路と別府~東京への復路で乗ったし、大学生の卒業旅行で中国の昆明~成都まで乗った。いずれもとっても良い思い出になっている。
会社は定時で速攻帰り。週末の定例家事の洗濯、掃除をさっさとすませ、一時間ばかり仮眠をとる。 10時半に家を出てパディントン駅へ向かう。11時過ぎのパディントンは人気もすっかり引き、寂しい雰囲気だった。
(人気のないプラットフォーム)
(パディントン~ペンザンスを8時間かけて走ります)
個室は、畳一畳半ぐらいで思ったより広い。日本の出張で良く泊まったビジネスホテルよりちょっと狭いぐらい。カプセルホテルよりずっといい。ベッドが上下2つ入るようになっているが、今回は一人で使っていいらしい。テレビ(Video)がついている。ボトルの水と洗面セットまでついている。ただ寝るだけで、明日の朝8時には着いているのだが、とてもワクワクする。
他の乗客は、もう個室に入ってしまっているのか、車両の中はとっても静か。夏休みだし学生の旅行者らでうるさいのではという心配は杞憂だったようだ。
11時45分定刻通り発車。いよいよ8時間の鉄道の旅の始まり。車掌さんがすぐ検札に来る。
「今まで乗ったことがある?」
「いや、はじめて。楽しみにしていたので、とっても嬉しい」
「そうか、それはいい。今日はとっても混んでいて、ワシは忙しいよ。まあ、そんなに難しことは何もないから初めてでも大丈夫だろう。トイレはこの車両の後ろだから。朝は7時ごろに朝食持って来るよ。紅茶とコーヒーどっちがいい。何かあったら、この車両の一番前の部屋にいるから何時でも呼んでくれ。ほんじゃ、お休み」
「ありがとう、おやすみ」
というような会話を交わした。
横になって本を読み始めるが、振動が心地よくすぐ眠くなって寝てしまった。途中駅から乗って来る客と乗務員の会話が漏れてくるのが寝ながら気になる程度で、快適。
・・・・熟睡・・・・・
丁度、5時ごろ目が覚める。列車は時間調整のためか、全く知らない駅で長く止まっていた。ロンドンはもう明るくなる時間だが、西に来たせいかまだ真っ暗なので、もう一度寝る。でも結局6時頃に起きる。Saltashという駅。カーテンを開けると明るくなっていた。曇り空なのが残念だが、車窓から見える風景は見慣れたイングランドの平べったい景色よりも凹凸のある違ったものだった。
7時に予定通り朝食が出る。クロワッサンとコーヒーだけだが、これで十分。
列車の中を多少散策。最尾車両なので過ぎ去る景色を見れるのが嬉しい。
(停車駅がわかります)
(単線部分もあります)
20分遅れで8時20分にターミナル駅ペンザンス(Penzans)に到着。カモメがなき、のどかなターミナル。
(やっと、到着)
(「ようこそ、Penzansへ」)
(駅前の駐車場から。湾の向こうにセント・マイケル・マウントが見えます)
旅行の目的の半分は達成してしまったが、行動開始!!!
(注)本旅行の準備に際しては、守屋さんのブログとYummyさんのブログを大いに参考にさせていただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。
今回の趣旨は、ブリテン島の最西南に行ってみたかったというのと、イギリスの寝台列車に乗ってみたいという2つ。日本では、寝台列車は人生このかた4回しかない。高校の修学旅行で青森~東京まで、大学時代に弟と東京~長崎の往路と別府~東京への復路で乗ったし、大学生の卒業旅行で中国の昆明~成都まで乗った。いずれもとっても良い思い出になっている。
会社は定時で速攻帰り。週末の定例家事の洗濯、掃除をさっさとすませ、一時間ばかり仮眠をとる。 10時半に家を出てパディントン駅へ向かう。11時過ぎのパディントンは人気もすっかり引き、寂しい雰囲気だった。
(人気のないプラットフォーム)
(パディントン~ペンザンスを8時間かけて走ります)
個室は、畳一畳半ぐらいで思ったより広い。日本の出張で良く泊まったビジネスホテルよりちょっと狭いぐらい。カプセルホテルよりずっといい。ベッドが上下2つ入るようになっているが、今回は一人で使っていいらしい。テレビ(Video)がついている。ボトルの水と洗面セットまでついている。ただ寝るだけで、明日の朝8時には着いているのだが、とてもワクワクする。
他の乗客は、もう個室に入ってしまっているのか、車両の中はとっても静か。夏休みだし学生の旅行者らでうるさいのではという心配は杞憂だったようだ。
11時45分定刻通り発車。いよいよ8時間の鉄道の旅の始まり。車掌さんがすぐ検札に来る。
「今まで乗ったことがある?」
「いや、はじめて。楽しみにしていたので、とっても嬉しい」
「そうか、それはいい。今日はとっても混んでいて、ワシは忙しいよ。まあ、そんなに難しことは何もないから初めてでも大丈夫だろう。トイレはこの車両の後ろだから。朝は7時ごろに朝食持って来るよ。紅茶とコーヒーどっちがいい。何かあったら、この車両の一番前の部屋にいるから何時でも呼んでくれ。ほんじゃ、お休み」
「ありがとう、おやすみ」
というような会話を交わした。
横になって本を読み始めるが、振動が心地よくすぐ眠くなって寝てしまった。途中駅から乗って来る客と乗務員の会話が漏れてくるのが寝ながら気になる程度で、快適。
・・・・熟睡・・・・・
丁度、5時ごろ目が覚める。列車は時間調整のためか、全く知らない駅で長く止まっていた。ロンドンはもう明るくなる時間だが、西に来たせいかまだ真っ暗なので、もう一度寝る。でも結局6時頃に起きる。Saltashという駅。カーテンを開けると明るくなっていた。曇り空なのが残念だが、車窓から見える風景は見慣れたイングランドの平べったい景色よりも凹凸のある違ったものだった。
7時に予定通り朝食が出る。クロワッサンとコーヒーだけだが、これで十分。
列車の中を多少散策。最尾車両なので過ぎ去る景色を見れるのが嬉しい。
(停車駅がわかります)
(単線部分もあります)
20分遅れで8時20分にターミナル駅ペンザンス(Penzans)に到着。カモメがなき、のどかなターミナル。
(やっと、到着)
(「ようこそ、Penzansへ」)
(駅前の駐車場から。湾の向こうにセント・マイケル・マウントが見えます)
旅行の目的の半分は達成してしまったが、行動開始!!!
(注)本旅行の準備に際しては、守屋さんのブログとYummyさんのブログを大いに参考にさせていただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。