その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

Strike "RUN" (地下鉄スト日のランニング通勤)

2010-09-09 21:37:02 | ロンドン日記 (日常)
 月・火のストライキのネタを未だ引きずって恐縮ですが、7日のストライキ当日は思い切って会社まで走ってみました。私の住まいはロンドンの北西部で、会社はロンドンのシティの外れなのですが、距離的には10キロちょっとなので、1時間もあれば着く計算になります。ということで、7:25分0出発。ちょっとロード・フォトをご紹介。

 週末のランニングでもシバシバ訪れるRegent's Park。朝日に反射する緑や紅葉し始めた木々が綺麗でした。こんなに気持ちいいんなら、ストでなくても州に1日は走って通勤するのもいいかもと思うぐらいです。




 殆どの駅は閉鎖中です。ゲートの前には係りのおじさんがご案内役。



 同じようなランニング通勤仲間をたくさん見かけました。


 自転車で通勤している人もとっても多かった。


 バスは増発して走っているのですが、それでも満員でなかなか乗れません。昨年のストの時にこのイライラを経験したのも、この日走った理由の一つです。


 大英博物館前通過。7:55頃。


 やっぱり、バスに乗車するのを待つ多くの人が。


 セントポール寺院前では、バトル・オブ・ブリテン(第二次世界大戦におけるドイツ空軍とイギリス空軍の戦いのうち、ドイツによるイギリス本土上陸作戦の前哨戦としてイギリスの制空権の獲得のために行われた一連の航空戦)の70周年の記念イベントが。この日(9月7日)は、丁度、ロンドン大空襲があった日。それを記念して、当時の戦闘機がセント・ポール寺院前(このあたりは空襲でひどい被害を受けたエリア。たまたまセントポール寺院は全焼を免れた)で展示。







 モニュメント(ロンドン大火災の犠牲者追悼塔)通過。


 シティに向かう通勤ラッシュ。


 何の列でしょうか?


 地下鉄が止まっているので、ボートで通勤する人たちの列です。カナリー・ワーフ(ロンドンの新都心のようなところ)に通う人たちのようです。


 朝日に照らされるタワーブリッジはランニングの疲れを忘れさせてくれます。


 所要時間70分。写真取ったり、Cityは人が山のように居て、掻き分けて走るので、ずいぶん時間がかかってしまいましたが、超快適ランでした。

 報道によると、結局、この日のストでは組合側は全く何も勝ち取れず、第2、第3のストを予定しているとのこと。また、走ってみたいです。
コメント
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