10巻ぐらいから、ようやく筆者の文体にも慣れ、「ローマ人の物語」の読むペースが段々できてきた。歴史書のような、物語のような、評論のような文章にどうもなじめなかったのだが、一旦慣れると、結構進む。
本巻は、シーザーの遺志を継いだアウグストゥスの初期の政策を解説。読んでいてエキサイティングなものではないが、深謀深慮で、実績を次々と積み上げていく手腕は、日本でいえば、さしずめ徳川家康を思い起こさせる。
本巻は、シーザーの遺志を継いだアウグストゥスの初期の政策を解説。読んでいてエキサイティングなものではないが、深謀深慮で、実績を次々と積み上げていく手腕は、日本でいえば、さしずめ徳川家康を思い起こさせる。