その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ロンドン 再会

2010-09-08 22:49:32 | ロンドン日記 (日常)
 昨夜は楽しい夜だった。昨年、ザルツブルグ音楽祭で「フィガロの結婚」でたまたま隣り合わせた法善寺さん(模様はこちら→)と、1年ぶりに再会。昨年、街のレストランで音楽談義を交わした後、互いのブログを通じての交流が続いていたが、今年も欧州縦横無尽の音楽旅行中の法善寺さんはProms見学もかねて、ロンドンに立ち寄ってくれたのである。

 私のほうでチケット入手のお手伝いをしたのだが、フランス国立交響楽団のドッビシー「牧神の午後への前奏曲」、「海」、ストラビンスキー「春の祭典」を楽しんでもらえたようである。サウスケンジントンのパブで、閉店の追い出しを喰らう00:15まで、エールとスコッチを酒に、食べ物はポテトチップスだけで、音楽、英国文化等のあっちこっちの話題で楽しんだ。

 よりによって、ロンドン訪問がTubeのスト日に当たると言う不運なスケジュールの中であったが、ロンドンのことは随分と気に入ってくれたようで嬉しい。一期一会と言うしかない出会いであるのだが、そんなきっかけでおいしい酒が飲めるのは、人生の楽しさの妙としか言いようが無い。

 ロンドンは2日弱の滞在で、今日には早速パリに向かっている。今後の無事な旅行を祈りたい。

 ※法善寺さんの旅行記を含むブログはこちらから→
コメント (4)
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