その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

初秋のサリー州を走る

2010-09-14 23:04:45 | ロードレース参戦 (in 欧州、日本)
 来月のアムステルダムマラソン出走に向け、遅まきながら本格準備開始です。この日は久しぶりのハーフマラソン出場で距離慣らし。

 朝から素晴らしい天気に恵まれました。朝、家を出るときは雲ひとつない晴天です。初秋と書きましたが、この日はむしろ夏の名残りと言う方が相応しいお日柄でした。

 この日の会場はサリー州のドーキングという町にあるワイン農場からの出発。地球温暖化のあおりを受けてイギリスでもワインの生産が盛んになりつつあります。


(ワイン農園)


(ぶどうも熟れごろ)


 スタート前。ハーフマラソンの他に5キロのFUN RUNもあるので、面白コスチュームのチームもいます。

(パンサーズ?)


 コースは、9割が草地、土、砂利道の殆どクロスカントリーでした。舗装の道は1割もないぐらい。デコボコで走りにくいことこの上ないですが、それはそれで微妙な体のバランスをとったり、足裏でデコボコを確かめるように走るのは、アスファルトの上をただ走るのとは違った面白さがあります。

(スタート直前)


(草地の上)


(土道)


(山道)


 ただ、閉口したのは、さすがワイン農園の丘ぞいを走るだけあって、コース半分までは微妙な上り坂がずーっと続きました。心臓に悪い。しかし、丘の最上部を駆け抜ける際の気持ちの良い風景は、何物にも代えがたいものでした。






 ワイン農場での大会と言うこともあって、給水所ではワインの支給もありました。でも、流石に、それはパス。ワイン何か飲んだら、もう走れない。

 タイムは手元の時計で1時間57分11秒。まあ、こんなもんでしょ。

(ゴール間近)


 参加賞はTシャツとメダルです。ちょっと、Tシャツはおじさんには色が派手すぎ・・・


 余談ですが、本当にイギリスのロードレースの距離掲示板はいい加減です。普通の自分の走りなら、1マイルは大体8分30秒目安。それが6マイル地点から7マイル地点の1マイルは5分15秒(このタイムならオリンピックを真剣に考える)、7マイルから8マイル目までの1マイルのラップは11秒26秒。同じ1マイルでこの差はあり得んでしょう。マイルの掲示板が間違っているとしか思えない。

 加えて、今回も列車の予定にない運休で、途中駅からは代替バスで振り替え輸送。これで当日の予定外の列車の運休は2回連続。今回は時間に余裕をみて家を出たから良いものの、きっとこのお陰で間に合わなかった人もいるに違いない。ホント、この国の中の移動は時間が読めない。

 2010年9月12日
コメント (2)
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