アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

FT-817用 マイクコンプレッサーの構想

2009年10月18日 22時18分09秒 | アマチュア無線
 FT-817にはスピーチプロセッサー、マイクコンプレッサーの機能がありません。SSBではQRPなのでダイナミックレンジなどを重視するより、平均変調をあげてトークパワーで押していかなければ相手にも聞き辛い電波になってしまいます。
 マイクゲインをあげてがなりたててしまうと過変調で歪が発生、汚い電波になりかねません。過大レベルを抑えつつ弱いレベルを引き上げる必要があります。
 それがコンプレッサー。
 コンプレッサーの機能は、弱い信号は増幅して引き上げ、強すぎる信号は増幅を抑えてトータルで大きなレベルに保つものです。さらに過大な信号は増幅をしない、あるいは抑えてしまいます。
 出力のコントロールはリグの入力レベルに合わせますが、入力の設定が重要です。過大な入力だと、本来小さな音まで最大レベルに近くなり、ザワザワした音になってしまいます。バックのファンの音だけでフルパワーが出かねません。これは良くありません。適度な入力にして、弱い音は普段の倍くらい、強い音はちょっと強い、こんな感じが素直な使い方だと思います。
 話がそれましたが、FT-817用に外付けのマイクコンプレッサーを作ろうと思います。短いLANケーブルを買ってきて切断、コンプレッサーを挿入し、マイク側のプラグには延長用のジャックを付けてみるつもり。
 電源はFT-817からいただきますので、これをマイクとリグの間に入れるとコンプレッサーが働き、取るとノーマルマイクになる。こんな感じです。
 ICはSSM2165-1Pというやつを使います。細かいコントロールは出来ないタイプです。外付け部品は、コンデンサー1、電界コンデンサー2、抵抗1、半固定抵抗1ですから簡単です。さてうまくいくでしょうか。出来上がったら報告します。
コメント (2)
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