★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ブルースを弾く

2024年01月11日 13時13分49秒 | 徒然(つれづれ)
 趣味のギターで弾き語るのは、主に昔のブルースだ。
 もちろん、歌謡曲のなんとかブルースではなく、戦前、戦後のアメリカの黒人ブルースだ。

 そのルーツは黒人奴隷の歌に遡る。
 アコギで弾き語りできるし、複雑なコードもない。
 アレンジの仕方で、下手は下手なりに、渋くかっこいい演奏にもなる。
 
 ブルースに使用されるコードは、例えばEのブルースならE7、A7、B7のスリーコードだ。
 ブルース進行といわれる、その3つのコードを一定の順に並べた、代表的なコード進行がある。
 ほとんどの曲がそれを踏襲、またはちょっとアレンジしたものだ。

 また、音階に、ブルーノートと言われる3度と5度と7度の半音下げた音を加えるのが特徴だ。
 それによって、キーは長調だが、曲は物悲しい短調っぽく聴こえるのだ。
 日本の歌謡曲のなんとかブルースは、キー自体が短調で、本場のブルースとは別物だ。

 ジミヘンにせよ、クラプトンにせよ、キースにせよ、有名なギタリストはすべて、黒人ブルースをその土台にしている。
 ビートルズやストーンズだってそうだ。

 もっといえば、現在のロックシーンは、黒人ブルースがなかったなら、存在しなかったと言っても過言ではない。
 そんな、ロックのルーツである黒人ブルースを、私がコピーするのは必然だろう。
 
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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デジタルとアナログ

2024年01月11日 09時59分36秒 | 徒然(つれづれ)
 デジタルとアナログは、およそ対極に位置する概念だろう。

 大まかには、デジタルとは、連続するデータを段階的に切り取り、数値や記号で表したもの、アナログとは、連続的に変化するデータを、目に見える量で表したものと定義されている。
 デジタルは情報の複製や再現性に優れ、アナログはニュアンスや感覚の伝達、秘匿性に優れている。
 ある意味、正確と曖昧と言えるかもしれない。

 上記の説明では、あまりピンと来ないし、デジタルの代表のコンピュータを持ち出すとよけいにややこしくなる。
 例としてわかりやすいのが、時間のデジタル表示とアナログ表示の比較だ。

 デジタル表示は、秒、または分単位で、その瞬間の時刻を表示し、アナログ表示は、過去から現在、未来へと流れる時間を表示している。
 デジタル表示では12時までにあと何分というのは、一応、頭の中での計算が必要だが、アナログ表示では目で見て感覚的にわかる。
 
 昔のカウントダウンはアナログ表示だったが、今はデジタル表示だ。
 タイムリミットの切迫感は、秒単位のデジタル表示のほうが、アナログ表示よりも大きいからだろう。
 
  IT化の現代においては、パソコンやスマホの時刻はすべてデジタル表示だ。
 しかし、そんな世の中でも、腕時計だけは圧倒的にアナログ表示が多い。

 なんでだろうな。

 たぶん、時間というのは、ある意味、ロマンチックなもので、デジタルにはそれがないからだろう。
 時間に限らず、デジタル的なものはリアリスティック、アナログ的なものはロマンチックと言えるかもしれない。
 

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都会と田舎

2024年01月11日 08時52分14秒 | 徒然(つれづれ)
 大阪に住んで40年近くになる。
 出身地はSAGA佐賀の田舎で、高校卒業までそこで育った。
 ドがつくほどの田舎、日本有数の大都会、その両極端の地に、住んでいたし、住んでいるのだ。

 どちらがいいかといえば、迷わず大阪と答える。
 ド田舎が嫌で、都会に出て来た、その心境は今も変わらない。
 都会の人間が、リタイアしたら田舎に住みたいなどとホザくが、2、3年もすれば、その不便さや刺激のなさに、音を上げるのがオチだ。

 多感な高校時代には、テレビやラジオ、あるいは週刊誌から新しい情報は入ってくるものの、その情報に登場するモノがなかった。

 VANやJUNも売っていなかったし、マクドやケンタもなかった。
 あるのは山と海と、田んぼと畑だ。
 ロードショーは半年遅れ、新譜のレコードは1ヵ月待ち、グヤトーンのエレクギターを買うのに、隣町までバスで1時間。

 そんなド田舎での高校生活は、フラストレーションが溜まりにたまり、早く卒業して都会の大学に行きたい、という思いは募るばかり。
 こんなところで朽ち果てるために、生まれて来たのではない、都会に出て最先端の情報や風俗に触れ、あわよくば、一旗揚げたいものだ、という思いに駆られていた。

 一旗揚げることはできなかったが、都会の絵の具に染まりまくり、大阪の地に馴染みまくって、すでにこの地を終の棲家と決めている。

 徒歩圏内にコンビニ御三家、牛丼御三家、なか卯に王将、マクドにケンタ、ミスドにモス、ガストにロイホ、サイゼにビッグボーイ、かつやに松のや、リンガーハットにスシロー、ダイエーにライフ、阪急オアシス・・・この利便性だけでも、都会に住む甲斐があるというものだ。
 今でも私の郷里には、前述した店はほぼない。

 そんなところに住みたいだろうか。
 故郷は遠きにありて思うもの、でいいのだ。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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