ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

「ふるさと」

2011年05月03日 | メッセージ
写真は今日の西日本新聞のチャリティコンサートの記事です。

私一人の力は小さいけど、みんなの思いが集まれば
大きな力になるということを
教えていただきました。


夕方、リハーサル中に西市民センターにお邪魔して来ました。

被災地でリクエストの多い曲♪「ふるさと」

西陵高校管弦楽学部在校生と卒業生の奏でる
心地好いバイオリンやチェロなどの音色に合わせて
一年生が心を込めて歌っていました。

明日は、ママさんコーラスグループも参加してくれるそうです。

今は、瓦礫のあるさら地ばかりで

色のない風景が続き

この曲にある豊かな自然の風景に戻るには

相当な時間がかかるでしょう。

そう思って聴いていたら
涙が出てきました。

たくさんの失われた尊い命、家の跡の瓦礫の中

倒れた桜の枝からは、
桜が咲き、緑の葉が芽吹き
人々はたくましく生活していて

変わらないものも確かにある…

明日は、ふるさと再生の願いを込めて…

一緒に「ふるさと」を歌おう!
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西陵高校管弦楽部コンサート

2011年05月03日 | メッセージ
明日チャリティコンサートです。

写真は、昨日の朝日新聞の記事です。

西陵高校の生徒たちは、
昨日もコンサートへ向けての練習の後、
姪浜駅前でチラシ配りしたそうです。

また下記は、福岡市立西陵高校管弦楽部の先生からいただいたメールです。

許可をいただいたのでご紹介します。

何かできることをと思ってはいても、なかなか具体性を持ち得なかったところに、
米倉先生が高田高校吹奏楽部さんとのつながりを作ってくださいました。

先日送ってくださった米倉先生の文章(亡くなられた先生や同級生のことや校舎や楽器が使えない状況について)を生徒達に読ませましたところ、
皆とてもショックを受けている様子でした。

涙ぐんで読んでいる子達もいました。

実際の生徒さん達の声や詳しい窮状を知り、

今まで以上に、お役に立ちたいという気持ちが強くなってきた様子でした。

本番を間近に控え、新しく入ってきた1年生も、
先輩たちといっしょに、アンコールで歌う「ふるさと」の練習を一生懸命しています。

音楽がやれる、そのことのありがたみをあらためて感じながら、
楽しいコンサートにしたいと気持ちをひとつにしています。

あの津波が襲ってきた時、水泳部の生徒さん達を迎えにいかれたために避難が遅れ、
命を失われた女性の高校の先生がいらっしゃることをニュースで知りました。
自分の職業と同じこともあり、思わず涙し、
生徒を一番に考えて行動なさったそのお気持ちの尊さにうたれました。
最近になり、その先生は高田高校の先生でいらっしゃったことを知りました。
本当に微力ですが、その方が守ろうとなさった高校の生徒さんのために、
何かできるのであればこんなに嬉しいことはございません。

コンサートにたくさんの方がいらっしゃって、
楽しい気持ちと祈りの気持ちと、
一緒に高田高校の皆さんに届けられたらなあと思います。
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