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送っていただきました。
ありがとうございます。
「こどもたち生まれてきてくれてありがとう」の詩を
拙著「ひまわり先生の幸せの貯金箱」から抜粋して載せていただきました。
この詩は、千葉市の「子どもと笑顔で過ごすための子育て講座」でも採用していただいています。
さて、
また、青森県でいじめで自殺した子どもさんの実名が公表されました。
どうして、こう青森県でいじめで自殺が相次いでいるのか
親から学校に相談された際に「いじめ」という言葉がなかったからという理由で
対応が遅れたというのは、
相談を受けた側にも当事者意識が足りないのではないかと思います。
ご相談されたお母さん、お父さんの当事者意識とは、相当かけ離れているように思います。
せっかく、生まれ、育んだ命。
生きていれば、前に進むことが出来る。
親が学校に相談した時に「いじめ」ということばが使われているかどうかではなく
学級で、嫌な思いやつらいと訴えて相談されて来られたのなら
対処してもらいたいです。
以下
昨日29日の報道から転記します。
***
いじめ自殺 届かなかったSOS、「繰り返さぬため」 亡き娘の実名公表
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TBS系(JNN) 11/29(火) 18:06配信
いじめにあった子どもたちが学校へSOSを発したのに、それが生かされなかったケースが相次いでいます。
青森で、おととし自殺した17歳の少女。両親は、自分たちのような悲しみを繰り返してほしくないと、実名での公表に踏み切りました。
娘がいなくなって2年以上が経ちました。今でも娘を思い出さない日はありません。カレンダーはあの日のまま。
「台所にいたりすると、『お母さん、きょう何?」って、部屋から出てくる音とか、娘の声とか・・・。本当に会いたくてたまりませんね。毎日毎日、会いたい会いたいって思っているんですけど」(大森七海さんの母親)
大森七海さんは、おととし7月、青森の海に身を投げ、自ら命を絶ちました。17歳という若さでした。七海さんの父親は、娘に近づけると思い、何度も海を訪れています。
「助けてあげられなかったのが悔いてならない」(大森七海さんの父親)
七海さんは、同級生から無料通信アプリ「LINE」などで、いじめを受けていました。七海さんが残したノートには、「LINE」で自分に向けて投げかけられた言葉がつづられていました。
「存在自体がうざい」「ひがい者ぶんないで」
異変に気づいた母親は、七海さんが自殺する半年以上前から養護教諭と担任に複数回にわたって嫌がらせをされていると訴えました。しかし、七海さんが自殺した後、学校側は面談の中で、「いじめ」という言葉がなかったことから、「いじめは認識できなかった」と両親に説明しています。
「そんなわけないでしょ、あんなに言ってたのに。家族が訴えているのに、いじめととらずに。でも本当にそうなのかなって。本当は分かっているんじゃないか」(大森七海さんの母親)
今年、同じ青森県では、いじめが疑われる子どもの自殺が相次ぎました。
8月、東北町の中学1年の男子生徒が、いじめを示唆するメモを残し、自宅で自殺しました。
また、そのおよそ1週間後には、青森市の中学2年生・葛西りまさんが、いじめを受けていたことを記した遺書を残し、自ら命を絶ちました。
七海さんのケースと同様に葛西さんも、事前にりまさんが受けていた、いじめについて、母親が学校の担任に何度も相談をしていたといいます。
「(去年)9月ごろからは何かされる度、担任に伝えていました。1回や2回ではありません。それこそ何十回もです。当時の担任はこちらが『いじめ』という言葉を使わなかったため、相談内容をいじめと認識しなかったと言います」(葛西りまさんの父親)
学校に届いていた子どもたちのSOS。
なぜ救うことができなかったのでしょうか。
当時、両親は、娘の名前と写真は伏せて取材に応じていました。
「14歳かな」
亡くなって2年以上が経ち、両親は七海さんの名前と写真の公表に踏み切りました。
いじめによって、辛い思いをする子どもたち、家族が、これ以上出ないでほしいという思いからです。
「やはり繰り返されるんだな。自分たちの教訓が生かされていない。現場にいる教員たちに、それが行き届いていないということなんでしょうね」(大森七海さんの父親)
「(学校は)何件起きれば危機感をもつのかなって。誰にでもあり得るというか、それは親だったり、子どももそうですけど、先生だったり、いろんな人に気付いてほしい」(大森七海さんの母親)