ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

安心感

2015年01月29日 | こころの子育て
《「基本的信頼感」=安心感は心の根っこ》

福岡市立脇山保育所での心の子育て講演を前に
給食試食会に参加させてもらいました。
お父さんとお母さんに囲まれて嬉しそうに
している女の子。

パパのお膝に乗って、給食を美味しそうに頬張ってました。

安心感。

基本的信頼感。

ここが安全基地になり、外の世界へ出撃できる。

傷ついたら、この安全基地に戻り、歓迎され、安らぎと安心感を与えられ、体と心にも栄養を与えられるという確信がある。

給食がとっても美味しくて、これがまさにバランスのとれた「体の栄養」

そして、抱っこ、頭を撫でる、認める、褒めるなどが安心感の素になる「心の栄養」

体と心の栄養があって、安心感になる。


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真のプライド=無条件に自分を認めること

2015年01月27日 | メッセージ
《真のプライド=無条件に自分を認めること》

・威張ってる人

・自慢話ばかりする人

・他人を認めない人

・人をけなしたり、落として、自分を優位にしたい人

・負けたくない人

これは、真のプライドではない。

自分に自信がないから、そうしているのだ。


子どもは、親に無条件で認めてもらいたいもの。

例えば、
・くだらない話に耳を傾けでくれる。

・失敗しても、頑張ったねとプロセスを褒めてくれる

真のプライドは、無条件で認めてもらうこと。

もし、親からそう思ってもらってなかったら、認めてもらおうとするのを止めて、

自分が自分自身を生きているだけで、自分は価値があると思うこと。

自分の価値を他人に委ねるのは、止めよう。

自分の価値は自分で認めよう。

今まで、良く頑張ってきた…と。

アメリカのフェミニスト活動家
グロリア・スタイネムさんは、
『ほんとうの自分を求めて―自尊心と愛の革命―』の中で、
「自尊心」には、
「核心的自尊心」と
「状況的な自尊心」があるという。


一般的に私たちが思っている自尊心は、「状況的な自尊心」

「子どもをほめて育てよう」
「何かができれば、それが自信につながる」
というのも「状況的自尊心」のことを言っている。

何かができたから、能力があるから
ということで育まれるのは、核心的自尊心にはならない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちゃんと悩んだり迷ったりする=葛藤保持力

2015年01月24日 | こころの子育て

文化庁長官などを務めカウンセリングを広めた
河合隼雄さん『こころの子育て』より

子育てを本気でやってたら、いろいろ問題が起きてくるし
悩んだり迷ったりすることはよくあると思います。

だから悩みや迷いがあるのは問題なのではなくて、
問題があるのにちゃんと悩んだり迷ったりしないことが問題なんです。

迷いを持ちこたえる力は大事です。

ぼくはそれを「葛藤保持力」と言ってるんです。

みんなそれが苦しくて嫌だから、
葛藤することをせずに、すぐどちらかにしてしまうんです。

「悪いのは私ではない」とか「母親が悪い」とか、決めてしまえば簡単でしょう。

それを決めてしまわずに、
「母親が悪いかもしれない、悪くないかもしれない。

どっちだろう」とずっと考えていく。

すっごいエネルギーのいる仕事です。

子育てなんかも、「ダメッ」ととめたらいいのか、
もう少し見てた方がいいのか、
葛藤そのものだからねえ。

いろいろな葛藤を持ちながら、
ぐっと耐えてそれを持ち続ける。

それが「おとな」なのだ、
というのがぼくの定義なんですよ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二次被害

2015年01月22日 | カウンセリング
 《手記を読んで》

強姦され、心にも身体にも傷を追いながら、
勇気を持って起訴した女性の手記を読んで。


裁判に至るまで、裁判中、裁判後にも
この女性は、二次被害、つまり、心の傷にさらに傷を受けているのを読んで
腹が立ってしかたがありません。

この女性の勇気をたたえ、これ以降、このような被害が続かなくて済んで良かったと思います。

そして、被告側弁護士は、脅していると思いますし、これは、心理的攻撃、モラルハラスメントに当たると思います。

傷にさらに塩を塗っているような行為を許してはいけません。

また、抵抗できなかったのかという尋問も、
命の危険さえ感じる女性が、
抵抗できなかったのは当たり前で、
これもハラスメントに当たるのではないでしょうか?
こうした尋問も
今後、一切止めて欲しいです。

性行為は合意のもとでなければ、
配偶者間でもドメスティックバイオレンスDVにあたります。

合意してないのだから、当然、
身体的暴力、精神的暴力、性的暴力、ハラスメント。

怖くて命の危険さえ感じ
抵抗できない女性の気持ちを
理解できないのなら…

弁護士も、裁判関係者も
被害者心理を勉強した上で、被害者の気持ちが理解できる人だけにして欲しいです。

新聞記事、ニュースで
容疑者やその弁護士の氏名が伏せて報道されるのにも疑問を感じます。

*********************

宮崎市のマッサージ店で女性客らに暴行したなどとして強姦罪などに問われた男(44)の弁護士が、
被害女性側に盗撮ビデオの処分を条件に告訴取り下げを求めた問題で、
被害女性が21日、公表した手記の全文は以下の通り。

    ◇

 新聞に載って、インターネットでそれに対する「これは脅しだ」という意見や「この女の子は脅しに負けずによく頑張った!」「この被害者の勇気で新たな被害者を出さずにすんだ」というような意見を見て、泣きそうになりました。頑張って法廷に立った甲斐がありました。

 警察の方からは、マッサージ店から私のビデオは押収されなかったので、撮影していなかったのだろうと説明され、安心していましたので、被告人がビデオを撮影していて、それが今弁護人の手元にあるということを知らされた時は、自分の人生が終わったような恐怖を覚えました。法廷で証言をした後にビデオの存在を知らされている他の被害者の方も同じようなつらい気持ちだと思います。

 その後、弁護人から提案された示談の内容は、とても私に選択肢を与えられていると思えるものではなく、伝えられた私としては、脅されたような恐怖でいっぱいでした。私に返して当然の盗撮したビデオを処分することが私のメリットであるかのような説明も納得できるものではありませんでしたし、お金で解決するものではありませんが、0円という提案も私を被害者としてすら認めないというように感じられました。

 起訴された後、法廷で証言をしなければならなくなり、そのビデオに写されているのが自分なのかを確認しなければなりませんでしたが、自分がレイプされている映像を見て、家に帰りつくと猛烈な頭痛に襲われました。捜査機関の方がビデオを見た上で起訴しているわけですが、法廷で述べたとおり、映像は、当時自分の頭で思っていたほどは強くはなかったですが、抵抗している様子は映っていましたし、言葉でも何度も拒否していましたので、これのどこが無罪の証拠なのか、弁護人はそういえば私が告訴を取り下げると思っていたのではないかと今は思います。その日は、しつこいくらい夢に出てきてまともに眠れず、次の日は仕事を休んでしまいました。

 法律で決められていることだと説明を受けてはいますが、ビデオを見れば分かるのに、法廷で証言し、弁護人から繰り返し「抵抗できたのではないか」という趣旨の尋問を受けなければならないというのは、被害女性にとってこれほど屈辱的なことはないと思いました。

 言いたいことを全て言えなかったので後悔の残る法廷ではありましたが、ただ、法廷に出た事で少し落ち着きました。

 法廷を出た後、肩の荷がおりたようなスッキリとした気持ちになり、少しだけ前の自分を取り戻せたような感覚になりましたが、寝る前に凄く嫌な映像の数々がフラッシュバックしてきて苦しみました。

 証言が終われば、裁判が終われば、自分を完全に取り戻せるのではないかと思っていましたが、心はそんな簡単に戻るものではないと改めて実感しました。心もそうですが、事件を機に変わってしまった私の生活もなかなか元には戻りません。

 被告人には、当然厳罰を求めますが、早く罪を認めて反省をしてほしいと思いますし、一刻も早く盗撮したビデオと全てのデータを私や他の被害者の方に返してほしいです。

 また、抵抗しないのではなくて、できなかったのだということ、アダルトビデオのような激しい抵抗は、女性の安全が保障されていて、身の危険を感じない状況であるからこそできることなのだと実際に体験して思いました。この事件がそういう世界のことではないのだということを理解していただきたいと思います。

 1年前、被害直後に頑張って警察に行ったことや、取調や裁判のために費やしてきた時間が無駄になり、あの日警察に行かなければ良かったと思うことのないように願っています。

《2015年01月21日 毎日新聞記事より》
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講演日程です

2015年01月20日 | 講演です
子育ての相談相手の条件

「子育ての経験があること」

「親の気持ちを理解してくれること」

この二つの条件が、専門的な知識よりも多く望まれていました。
(厚生労働省の調査 2003)


22日は、九州女子大の今期最後の講義と試験日です。学生さんは、最後の試験でドキドキしてるかな?快速列車で博多駅から一時間
折尾にも毎週、良く通いました。


今後の講演、講座、ワークショップの予定です。

参加できるかは、各主催者、学校やカルチャーセンターに
直接お問い合わせください。

《講演》
○2015年1月20日火曜日
午後12時30分~2時05分
福岡市立内野小学校
「ひまわり先生の心の子育て実践法」

○2015年1月24日土曜日
午後1時~2時30分
福岡市立脇山保育所
「ひまわり先生の心の子育て実践法」

○2015年1月27日火曜日
午後3時30分~5時
福岡市立月隈小学校
「ひまわり先生の心の子育て実践法」

○2015年1月28日水曜日
午前10時~12時
福岡市立原西小学校
「ひまわり先生の心の子育て実践法」

《講座》
○2015年2月3日火曜日
午前10時~12時
朝日カルチャーセンター 博多駅前
「子どものタイプに合わせたコミュニケーション法」

○2015年2月27日金曜日
午後7時30分~9時
佐賀市アバンセ
「カウンセラー養成基礎講座」

○2015年3月3日火曜日
午前10時~12時
朝日カルチャーセンター 博多駅前
「子どものタイプに合わせたコミュニケーション法」


《ワークショップ》
福岡市博多区博多駅前四丁目
カウンセリングルーム にて
午前10時~午後6時

○2015年1月25日日曜日 キャンセル待ち

○2015年2月11日祝日 キャンセル待ち

○2015年2月28日土曜日 空席あり


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「あなた」のためは「誰」のため?

2015年01月17日 | こころの子育て
「あなた」のためと言っているのは、「誰」のためでしょうか?

《成長出来ない子どもの親は自分の価値を認めていないのかもしれない》

「あなたのためよ」

「あなたの幸せのため」

親が子どもにそう言って育てることがあります。

こう言う親は、自分がないのかもしれません。

そう言われて育った子どもは、負担になります。

子どもの側からすると、恩着せがましいのです。

親が恩着せがましいのは、おそらく親自身が
自分の価値を認めていないから。

親自身がその親から認めてもらえなかったと感じているから、
自分の子どもに自分の価値を認めてもらいたいと思っているのかもしれません。

子どもがなかなか大人になれずに子どもに成長して欲しい時、

子どもに「あなたのため」と、
あれこれ言ったり、仕事を辞めたり、引っ越ししたりすると
さらに子どもにプレッシャーをかけて
大人にしようとすると、
それがさらに負担になってしまい悪循環になるようです。

子どもがなかなか成長しない時は、ベクトルを自分に向けることも考えましょう。

親が自分自身と向き合い、
自分自身の価値を認めることが先決なのかもしれません。

つまり、「あなた」のためと親が言ってるのは、「誰」のためでしょうか?!

子育ては、自分育てとよく言ったものです。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

継続は力なり

2015年01月15日 | こころの子育て
《継続して然る後に種広がりて
大輪の花 咲き満ちる》

コメントにもりもりマーチさんからいただいた句。

心のことが広まり、沢山の幸せの花が咲きますように…。

まずは、自分が努力する。

継続は力なり。

********************

さて、長崎市で、長崎県保育園協会 女性部会の研修に呼んでいただきました。


県内の保育園の保育園長、保育士さん
約120人が集って、子どものタイプに合わせたコミュニケーション法の研修です。

自分は、どんなタイプなのかを知る。

職場の上司、同僚、部下は?

保育園の子どもたち?

自分と人の感じ方、考え方の違いを知り
自分にも
人にも優しくなれる勉強です。

保育園の先生たちが、子どもの性格を理解して
たとえ、反発したとしても
子どもは愛情と承認を求めているのに
答えてあげることは
何よりも素晴らしいことですね。

人を育てることは、社会を育てること。

継続は力なり。


こうした研修も広まりますように。


写真は、五島のお土産、石田城もなか。
つぶつぶのあんと薄めのもなか、素朴で混じりっけのない伝統の美味しさ。オススメです!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ああ、人生修業に終わりなし

2015年01月12日 | メッセージ
《ああ、人生修業に終わりなし》

カウンセリングを受けていても

勉強していても

人に教えていても

まだまだだと思う。



「学びて然る後に足らざるを知り
(まなびてしかる のちにたらざるをしり)

教えて然る後に苦しむを知る
(おしえてしかる のちにくるしむをしる)」

  「礼記」より


深く深く学び続けることによって、

初めて 自分の知識や経験がいかに足りないかを知る。


人に教えてはじめて、

教える者として 初めて 自分の未熟さと努力の必要性を痛感させられる。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ああしなさい、こうしなさいと操作する人

2015年01月10日 | カウンセリング
「ああしなさい」

「こうしなさい」

と、言ってしまう。

叩いてしまう。

子どもに。

夫に。

妻に。

部下に。

同僚に。


これは、自覚がなくても、相手を操作しようとしています。

冷静に叱ったり、さとせたら自分も楽なのに、
どうして、相手を操作しようとするのでしょうか?


自分の心の中を覗くと良く分かります。



…あなたの心の中は、どんな気持ちなのでしょうか?

あなたの心には…おそらく葛藤があるのでしょう。

それを見つめ直すことが、解決の鍵です。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「自己犠牲」と「優しさ」は違うもの

2015年01月08日 | こころ
《「自己犠牲」と「優しさ」は違うもの》

自己犠牲が強すぎると、いつか破綻します。

「もう、我慢ならん」と精神的に苦しくなるか、

我慢した気持ちが身体に出て、何らかの症状になってしまうかもしれません。


もし、母親の自己犠牲が強すぎると、それを見ている子どもも自己犠牲的になってしまうことも多いです。

「自己犠牲」と「優しさ」は、違うものです。

むしろ、自分に優しくした方が人にも優しく出来る。

*********************
この連鎖を断つべし!
*********************


自己犠牲的な人が自己犠牲をやめても

優しくない人にはならないでしょう。



自己犠牲的な人が自己犠牲をやめても

自己中心的な人にはならないでしょう。


だから、安心して、自己犠牲をやめましょう。



新渡戸稲造著
「武士道」を読むと

武士の妻も献身的だったことが伺えます。

日本の美しい精神でもあり、
辛い部分でもあると思いました。

《2015年1月8日 ひまわり先生 記》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初詣 大吉~

2015年01月04日 | 行ってきました
大吉~

初詣でひいたおみくじ。

2015年 幸先いい❗️

運勢「~~~優しき心を大切に育てよ」

はい、そのように心します。

*********************

さて、物に溢れる時代に手作りの物、他にない物がまた見直されている。

カウンセリングを学ぶ仲間にも手作り作家さんたちがおられて
年末の懇親会で、お人形が欲しいだの、パステル画を描いてだので盛り上がりました。

値段は、材料費で良いという謙虚な人ばかり。

ダメよ、ダメ、ダメ!

自分の価値を低くしてしまうことを「ディスカウント 値引き」と言います。

値段は、価値を正当に評価して決めましょう。

「価値を正当に評価する」ことを英語で《appreciate 》と言います。

《 appreciate の意味》

1.(価値を)正当に評価する, 理解する

2. …を高く評価する

3. …を感謝する, ありがたく思う

《 appreciate の語源》

[語源] ap(=ad)+price = 値をつける


このアプリシエイトという単語には、

その相手に感謝し、尊敬する気持ちが入っているのだと
アメリカ人のカウンセラーに教えてもらった。

サンキューというより、アプリシエイトという方が感謝の気持ちは強く表現されるそう。

《例えば》

ご親切にありがとう
I appreciate your kindness.






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年 明けましておめでとうおめでとうございます

2015年01月02日 | ラブレター
新年明けましておめでとうございます。
昨年中は、お世話になりました。

今年は、ボチボチ行こうかなと思います。

ついつい自分を否定してしまう人、

胸に「只今、成長中」のプラカードさげたつもりで

今年は、少しでも自分を褒めて、自分に優しくしましょうね!

今年もよろしくお願いいたします。
写真は博多駅構内にあるポスターと門松。
2015年 正月 《ひまわり先生 記》
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする