ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

ダメじゃない

2018年07月31日 | カウンセリング
カウンセリングの先生のワークショップで、カウンセリングを受けました。

勝手にシェアします。

私は、良く、まだまだ、もっともっとと思ってしまう、
不全感についてカウンセリングを受けました。

講演をやっても、やっても、
勉強をやっても、やっても「私はダメ」だと思ってしまいます。

これは、いかん!

ある程度できれば、今の自分で、まあまあでいいと思えたら、楽なのに。

と、いうわけで、カウンセリングの契約は、まあまあでいいと思えるようになる。

たとえば今度の試験は、6割で合格だと聞いているからです。

まだまだと思った最近場面は、数日前の講演のあと。
昨日、試験勉強した時。

その時に感じる落ち込んだ感じ、私はダメだと思う感じは、小さい頃から。

ふっと浮かんだのは、5~6歳の頃、私の手を叩いて否定したピアノの先生。

怖い、固まる、頭が真っ白。

左肩が上がる。力が、無意識のうちに入ってしまう。

そういえば、ピアノの先生は、いつも左側に居た。

ピアノのレッスンの時、時々、力が入ってると、私の手を叩く。

怒りが苦手な私は、涙が出る。

けど、もう私は知っている。

この涙が、にせものの怒りの代理感情であることを。

「その教え方、おかしい」と私。

カウンセリングの先生は、言い方を変えてと私に。

「そんな教え方、イヤ」と。

なるほど、私は「イヤ」という感情を抑えてきた。

自分がなくなりかけてた。

「イヤ」を感じていい。

6年間、週に一度、何百回も否定されてきた。

イヤでいいと思ったら、身体が熱くなる。

まるで、温泉に浸かった後の様に。 イヤは、案外、心地いい!

「私はダメじゃない」

小さい頃の両親もイヤを抑えていたから、私もイヤと言えなかったんだと思いました。

勉強しなさいと言われれば、自分の部屋で勉強しているふりをして受け身の攻撃、受動攻撃をしていました。

だから、イヤを抑えている両親の空き椅子にも「イヤ」を感じた。
勉強させられるの、イヤ!

イヤでいい。

そう思ったら結構、自分の家の事じゃなく自分のしたいことやってるなと気がつきました。

自分の道が、目の前に開けている、

透明なチューブの様なしっかりとした私の道が見えました。
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自分を喜ばせることの大切さ

2018年07月30日 | こころ
交流分析でいう神話

①私は、あなたの代わりに考えてあげて、
あなたを気分よくできる

②あなたは、私の代わりに考えてくれて、
私の気分をよくできる

③私は、私のいうことで、あなたの気分を悪くできる

④あなたは、あなたの言うことで、
私の気分を悪くできる

私たちの思い込み、交流分析の神話と呼ばれるもの。

私たちの思考・感情・行動には、自分に責任があります。

人のせいにしたり、人が自分にしてくれることを望んでいるから
苦しくなります。

自分の考え、感情、行動に責任を持つことは、
子どもの頃には、つらいことかもしれません。

しかし、人は変えられないので、人に期待する方が、もっとつらいことです。

大切なのさ、自分に期待し、自分を喜ばせること。

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幸せの鍵 弱音を吐ける相手がいること

2018年07月27日 | こころ
昨日は、福岡県筑前町立夜須中学校の先生、お父さん、お母さん、お世話になりました。

暑い中、お集まりいただき、ありがとうございました。

子育ての悩みは、尽きないものですね。

子どものタイプに合わせた接し方も、また、ゆっくりお話したいです。

今日は、保育士さん、学校の先生方、博多駅前のカウンセリングルームでの勉強会にお集まりいただきありがとうございました。

こうして熱心に心の勉強をしてくださる先生方が、学校や保育所で、子どもたちの笑顔のための幸せの種を蒔いてくださることが
本当に本当に嬉しいです。

さて、あいあいさん、コメントありがとうございます!

***
中学生、高校生の自殺者が多いのは本当に目を背けてはいけないことだと思います。
私自身も他人事とは思えないことです。

小さい頃から不安が強かった私も、小学校はなんとか担任の先生に体調面なども相談しながら、自分なりに不安に対して対処していたと思います。しかし、中学校になって今まで2クラスだったのが6クラスになり、担任はいても、科目ごとに先生が違うなど、小学校との違いにただでさえ不安の強い私は対応が出来ずに大きな不安感に飲み込まれてしまいました。

ただ、生きているのでさえ苦しくてたまりませんでした。私の場合は、保健室が唯一安心できるところで、もし保健室の先生までも不安の対象になっていたらと思うとゾッとします。私の保健室の先生は熱心に力になってくれましたが、ただでさえ業務が忙しい中、そんな先生ばかりではないだろうと想像出来ます。
そして、カウンセリングに出会い、あれから倍以上の人生を生きてきましたが後半の15年の人生の生きやすさにただただ感謝です。

***

カウンセラーは、クライアントさんに教えてもらい、育ててもらいます。

人生の半分以上かかわらせてもらえる仕事って、有り難いと、つくづく思っています。

私が、あいあいさんから学んでいることの一つに
「弱音を吐く相手がいることの大切さ」です。

小学校の頃から、不安が大きいながらも、
いつも、誰かに、自分は不安だとSOSを発していたんですね。

日本で、うつ病は、女性に多く、自殺未遂も女性に多い。

しかし、自殺で亡くなってしまうのは、男性に多いというデータかあります。

これは、女性は、うつ病になりながら、鬱の辛さを誰かに聴いてもらうけど、

男性は、誰にも辛さを打ち明けることなく、突然自殺することも多いということ。

幸せの鍵
人に弱音を吐けること。

弱音を吐ける相手がいること。

家族として、一緒に暮らしていて
自分の弱音を吐けるでしょうか?

返って心配かけそうで、言えない人も多いのではないかと思います。

それなら、友だちに、先生に、カウンセラーに弱音を吐く。

私たちは、人の弱音を聴いてあげられる人になりましょう。

「それは、つらいね。」

「そうなんだ」

「苦しいね」

気の利いた言葉は、要りません。


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先生のための勉強会のご案内

2018年07月26日 | 勉強会

NPOこころサポート主催の先生たちのための勉強会を開催します。

2018年7月27日金曜日午後7時から9時まで

カウンセリングルーム福岡市博多区博多駅前4-7-1-303号です。

参加費は三千円。

子どものタイプの違いを理解すること、
先生と子どもの感じ方考え方反応行動の違いなどを学びます。

その上で、接し方を具体的にアドバイスします。

子どもたちの笑顔のために、先生たちを支援する活動です。

先生方、お忙しいと思いますがぜひお越しください。


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幸せの鍵 雑談をすること

2018年07月25日 | メッセージ
毎日暑いですね。
体調は壊されていませんか?

蝉もなけない暑さだそうです。

カンボジアの暑さを思い出します。

今日2018年7月25日は秋月方面、夜須中学校で講演します。
午後7時から9時までの予定です。

さて、家族についてです。

人生を共にしている感じがしない。

家族という形をとっていたとしても、それぞれが役割を果たしているだけで、
人生を共にしている感じがしない。

そんなのお家もありますね。

お互いがお互いに必要な話だけをする
そんな人間関係になっているかもしれません。

だから、大切なのは、家族の中で雑談をすること。

自分に必要のない話を聞くこと。

相手に必要のない話をすること。

自分の人生を分かち合うこと。

人生の話、人の話は、大切な贈り物、ギフトです。

人の話を共有出来ることで、出来ることがたくさんあります。

幸せになるために、雑談をしましょう。
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つらいのに生きてきたあなたの勇気をたたえます

2018年07月23日 | メッセージ

つらいのに生きてきた勇気について書きます。

仏教で、生きることは、苦しみだと言います。

「四苦八苦」(しくはっく)とは、仏教における苦の分類で

根本的な苦を「生・老・病・死」の四苦としています。


◯生
生きていること自体肉体的精神的苦痛が伴う。

◯老
老いていくこと。体力、気力など全てが衰退していき自由が利かなくなる。

◯病
様々な病気があり、痛みや苦しみに悩まされる。

◯死
死ぬことへの恐怖、その先の不安。


これらの根本的な四つの苦に加えて八苦とも言います。

◯愛別離苦(あいべつりく)
愛する者と別離すること

◯怨憎会苦(おんぞうえく)
怨み憎んでいる者に会うこと

◯求不得苦(ぐふとくく)
求める物が得られないこと

◯五蘊盛苦(ごうんじょうく)
五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと

の四つの苦を合わせて「八苦」と呼びます。


だから、生きていくことは、つらい。

それでも、生きていることには、勇気がいる。

つらいのにあなたが生きてこれたのは、
あなたが多大な勇気と努力を払ってきたからです。

はなさん、あなたが、生きてきた勇気を誇りに思います。

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対馬も暑いです

2018年07月21日 | こころの子育て
島の90パーセントは、山という対馬。透明度の高いエメラルドグリーンの海に囲まれています。
人口は3万人強で、韓国人観光客は10倍。
Googleの地図で見ると、韓国の方が日本本土より近いですね。
2007年に子育て支援センター、小学校の「命の授業」、保育園の子育て講演に呼んでいただいて以来通わせていただきました。

海からの風のおかげか、対馬は、福岡市内よりいくぶん涼しく感じますが、やはり暑いのは、暑いです。対馬で、心のお勉強を始めて約10年になりました。

写真は、海に鳥居のある豊玉姫伝説のある神社。この島は、魏志倭人伝に卑弥呼が統治していたという記述があるそうで、
この島は歴史があり、神秘的なパワースポットがたくさんあります。
長崎県対馬市豊玉町仁位和宮55

対馬の薬局に
ひまわり先生の幸せの貯金箱の本を置いていただいていると、伺ってました。対馬空港近くにあるパルというショッピングセンターの中にある酒井文海堂という薬局です。

写真は、旧中対馬病院近くの恵比寿神社の大きな大きな楠木、杉の木。

私は、少々夏バテ気味ですが、対馬の雄大な自然と親切な人々にいやされてます。

この夏の暑さは、命に関わる暑さ。

これほどの猛暑が続くことは、経験したことがありませんので、水分、塩分、ミネラルを摂って、なるべく外出を控えて、命を大事にしましょう。
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若者の自殺の増加

2018年07月21日 | メッセージ
厚生労働省及び警視庁の発表によると、日本国内の自殺者は減少してきています。

しかし、問題なのは、10代の自殺です。

先進国で、若者の自殺は、日本が吐出して高く、増加傾向にあります。

平成29年の10代の自殺者数は567人で、
平成28年より47人増えて9%の増加率となっています。
(厚生労働省HP内自殺の統計より)

平成29年版自殺対策白書によると、
15歳から19歳中学生から高校生大学生にかけて
圧倒的に自殺者の数が増え、若年層の死因第1位。

また、20代30代の死因も自殺が第1位で、40代以降は悪性新生物が第一位となります。

少子化、高齢化社会にあって
次世代を担う若者が、
絶望することなく、生きる希望を持てる世の中にしたいです。
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過保護の悪影響

2018年07月20日 | こころの子育て
福岡空港からわずか20分、対馬空港に到着しました。

病院で、薬を変えて欲しいとか、薬を減らしたいと訴えた時に
「いいから、言われた通りに飲みなさい。患者は、黙っておけ!」
と、もし言われたとしたら

それを「パターナリズム」(父権主義)といいます。

パターナリズムとは、
医療従事者が患者の利益や保護を優先に考えたうえで、
患者の自由意思や自己決定の排除に傾いた、医療的な観点からの過保護な関わりのことです。

最近は、患者自ら主体的に治療の選択に参加し、
その必要性を理解したうえで治療を継続する姿勢「アドヒアランス」
を高めることが重要視されるようになっています。

この医療現場の医師と患者の関係を
親子に当てはめて考えるとすれば、
父権主義的な抑えつけて育てられるのは、
子どもが小さい頃までです。

子どもが、ハッキリと自分の意思を持ち、自身で決定したがる年齢だと、親が認識した時には、
もう抑えつけるのは、止めてましょう。

子ども自身が主体的に考え、行動することを応援する様に
関わりを変えていく必要があります。

過保護なのは、子どもを思ってのことで、
とかく母性的な母親がついついしてしまいがちですが、
子どもの自律を阻むことになって、長い目で見ると良くありません。

また、アドヒアランスは、子どもを育てる上でヒントになる考え方だと思います。

自分は何のために、勉強するのか?

何のために、ルールがあり、守らなければいけないのか?

何のために、協力が必要なのか?

自分は何をしたいのか?

自分の長所は何か?

自分の長所を生かす仕事は、何か?

自分の意思を持ち、自分で決めて、主体的に行動することを応援する姿勢。

子どもに限らず、自分以外の他人に対しても、相手の意思や決定を尊重することを心掛けたいです。

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反抗期を喜ぶこと

2018年07月19日 | メッセージ
今日も体温を超える暑さになりそうです。皆さま、どうか、ご自愛ください。
私は、福岡空港に来ています。

空港のテレビで、相当 久しぶりにNHKの「みんなの体操」を観ました。

これまでの体操のお姉さんより 健康的にふっくらしていて、とてもいい感じです。

メディアが意識して、痩せすぎの人を使わないことは、大切なことです。

摂食障害の原因の1つ、痩せすぎている方がいいというサブカルチャー、
摂食障害の死亡率9パーセントというデータもあり、人を死に追いやる危険性があります。

さて、さて、ウサギさん、コメントありがとうございます。

***
娘は高校1年生、反抗期真っ只中です。
その反抗期も…私が原因?と思うこの頃を書きます。↓↓
高校へ行くようになり、行動範囲が広くなってから反抗が強くなりました。
姉は妹が帰ってくると、家の中の空気が悪くなる!と妹(高校1年)に言うこともあります(今思うのは私の機嫌が悪くなるという意味だとお思います)

他人の言うことは聞き入れても、私の言うことは耳を塞ぎ、理解しようとしてくれなかったり…都合の悪いことがあればそうなるのかなぁ。
あとは普段、とにかく機嫌の悪いことが多いです。今までとは違う娘に私も対応を変えるしかないんだなと思い、最近はできるだけガミガミ言うことをしないように心がけています。(心がけると言うより、そんなに言わなくてもいいやと流せるようになったのかもしれません)

先生の言う↓
「人に意見や気持ちは述べなくても、自分の意見や気持ちを持っていることが大事。」
他人に合わせてしまう私は自分の意見を述べないだけでなく、気持ちも押し殺していることが多い気もします。で、家に帰ってイライラしてたり…私の方が子供ですね。


日々変化する娘の態度や機嫌に振り回されていますが、愚痴を話してくれる時の方がいいと感じます。まだ私に心を開いてくれてるように思いました。心が閉ざされている時の娘はこっちの感情まで爆発してしまいそうです。
それに、私の機嫌が家族の機嫌も左右してる?と思いました。そして、先生にコメントしてからのことですが
なんだか、ここ数日…私の気持ちが穏やかだったんです。娘も嫌な話だけでなく、いい話もしてきました。
最近のママは怒っても機嫌がすぐ良くなるって言われてしまいました(^_^;)
こんな感じでこの数日の間に変化している私と娘です(*¨*)
***

ウサギさん、がんばっていらっしゃいますね。
ウサギさんの気づき、対応、変化に学ぶことが多いです。

これまで従順だった子どもの反抗期を迎えると、親は戸惑い、これまでのやり方を見直して
あれこれ言うのを減らしていきます。

ところが、ウサギさんの様に、自分を振り返らず
子どもの反抗が悪いことばかりに気を取られて
さらに、抑えつけてしまう場合もあります。

これは、子どもと自分が全く違う存在であることへの認識が希薄なため
過度に心配性で、転ばぬ先の杖を出してしまいすぎるため
自分と子どもの境界線がないため等の原因が考えられます。

子どもが、親から抑えつけに逢い、
自分を作るための感情である「嫌」という感情を抑え込んだ場合、
不平不満が多くなり、受け身で、引き伸ばしたり、人の言うことの反対をしたり、
または、人の言うことを聴いていなかったり…。

私たちは、このタイプのエネルギーを「受動攻撃型」とか、「反応型」とか、「おどけた反抗者」などと呼んでいます。


続く
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子どものモデルとなるために…まずは自分の意見や気持ちを大切に。

2018年07月15日 | メッセージ

ウサギさん、コメントありがとうございます!

お返事したいので、ここに転記させていただきます。

***
娘はコミュニケーションで悩んでいます。
クラスメイトとはうまくいっているのに、部活仲間とはうまくいかない。
それはライバル心からなのか?それとも、部活に対するプレッシャーからなのか…
色々悩むところなのだと思います。

以前はすごく人当たりがよく、みんなを和ませていた娘がどうやら、部活仲間にはすごく感じが悪いようで…
うまくコントロールできてないのでしょうね。

どちらかと言うと、意見は述べず人の話を聞くことが多い私の性格からすれば今、娘はどういう状況にいるのか、、、ちょっぴり想像がつきます。
なぜなら、私の言おうとしてることを全く聞く耳持たず、反対ばかり言うので。日々の様子を見ていると、そう感じます。それを母親以外の仲間にもしているのかもしれません。
心配し過ぎなのでしょうが、娘がちらっと話す悩み事にますます悩む母なのでした(^_^;)

***

ご本人にお会いしてお話ししないと、的確なお答えは、とうてい出来ませんが、
敢えて、ここで、出来る限りのお返事を書いてみます。相違点などがあれば、また、教えてください。

コメントを頂いたウサギさんは、どちらかと言うと、意見は述べず人の話を聞くことが多い性格とのこと。

娘さんは、ウサギさんの言おうとしてることを全く聞く耳持たず、反対ばかり言うというエピソード。

娘さんの年齢は、書かれていませんが、部活ということは、中学生?

この文面からすると、反抗期なのかなと、私は推測しました。
反抗期は、自分を作ろうとしている大切な時期です。

人とのコミュニケーションにおいて、
ウサギさんのように、どちらかと言うと、意見は述べず人の話を聞くことが多いというのは、
大切なことです。

しかし、このコメントからすると、お母さんであるウサギさんと娘さんの性格は、違っていて、
娘さんは、自分というものをしっかり持ち、自己主張するお子さんではないかと思いますが、いかがでしょうか?

それに加えて、クラスで上手く行って、部活で上手く行かないということであれば、
部活の中の人間関係や、大人からの過度なプレッシャーなど、色々な要因が考えられると思います。

まずは、娘さんの気持ちを聴いてあげるというのは、いかがでしょうか。

相手の気持ちに寄り添うのには、
その前に、ウサギさんご自身が、ご自分の気持ちを大事にすることを実践することをお勧めします。

人に意見や気持ちは述べなくても、自分の意見や気持ちを持っていることが大事。

もしも、誰かにそれを伝えたいと思った時は、
まず、聴いてくれそうな相手に、言ってみるのです。

自分の意見や気持ちを大切にしているお母さんの姿は、子どもの憧れの存在となります。

「お母さんみたいになりたい。」と、思ってくれるお母さんに成長していく。

お母さんは、子どもがいるから、成長できるのです。


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コミュニケーションのコツ①あたかも、相手の様に聴く

2018年07月14日 | こころ

コミュニケーションのコツを書いていきます。

コミュニケーションがうまくできないと、ご相談受けることが多いです。

夫婦、親子、職場の上司と部下、同僚、ママ友…

あらゆる人間関係の元となるのが、コミュニケーション。

コミュニケーションがうまくできると、

・人間関係が円滑になる

・信頼が生まれる

・相手の気持ちや欲求が分かり、相手に優しくできる

・不安が減り、安心が増える

・楽しくなる

・快適になる


そこで、コミュニケーションのコツですが、
人とコミュニケーションするのに、
上手く話せるようになることが大事だと思っている方も多いですが、

実は、上手く聴けるようになることが大切です。
→つづく
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幸せの鍵② 「嫌だ」と感じていいと理解し、「嫌だ」と感じる自分を許す

2018年07月11日 | こころ

幸せの鍵シリーズ第② 弾

今回は、「嫌だ」と感じることをいけないと思わないこと。

私たちは、小さい頃に、親からあれこれ言われた時に
従順に従ってきました。

もしくは、あれこれ言われないように、親の前でだけ「いい子」にしてきました。

もしくは、あれこれ言われるのが、嫌だから、
親を避けてきました。

避けるのも、遠く離れて住む人も少なくありません。

極端な場合、地球の裏側ほど遠くの外国まで回避した人もいます。

それほど、親の指示を、親の支配と感じる人もいれば、

支配されていることにすら、気づいていない人もいます。

例えば、親の望んだ職業を幼い頃から目指して
何の疑問も持たずに生きてきた人もいます。

心理学のアイデンティティの考え方で、言うと、「アイデンティティの早期完了」に当たります。

青年期に、「自分とは、いったいどういう人間か?」「このままでいいのか?」などと思い悩み、葛藤することなく、
親の望む方向に邁進した場合、

将来、何か上手くいかなくなった時に、危機が訪れる危険が多いにあります。

そこで、「嫌だ」と感じる感情が大切です。

「嫌」という感情は、自分を作るためにあります。

だから、「嫌」を抑えてしまうと、自分がなくなってしまうのです。

主体性、自主性のない
いつまでも受け身で、返って「イヤ、イヤ」ばかりいう協調性のない人間になってしまいがちです。

もともと、主体的に感じていた「嫌」を抑え過ぎたために
受動的で、反抗的な「イヤ、イヤ」が増えていくのです。

大人になっても、まるで、反抗期の様に
不平不満が多く、感謝の気持ちを感じにくい子どもの様な大人になってしまうのです。

肝要なのは、「嫌だ」と感じることが悪いと思わないこと。

「嫌だ」と思っていいんだと理解し、自分にその感情を許すこと。
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感情のガーデン

2018年07月10日 | こころ

もりもりマーチさん、コメントありがとうございます!

お返事を書くために、コメントを貼り付けさせてもらいます。

***
このようなネガティブな感情を抑えてしまうと、
実は、楽しいと言う感情まで抑えてしまうという
研究もあります。

↑  ↑
これですね。
ネガティブな感情を無意識に抑えて、思考で考える・・・。
から、いつの日からかワクワクや楽しい感情を感じてなかったのだと。

ネガティブな感情でも、意識的に感じて呼吸をしよう・・・。
感じることで、傷つきも減りますね。
***

私たちの心には、「感情のガーデン(庭)」があります。

そのガーデンには、色々とりどりの豊かな感情があります。

花だけではない、草もあるし、土もあるし、虫もいるし、小石も転がっている。

ガーデンは、どれかだけでは成り立たない。

でも、何故か?私たちは、庭の綺麗な花しか見ない。

親から特定の感情を受け入れてもらえなかったからかもしれない。

親が特定の感情を使ってなかったのかもしれない。

もし、豊かな感情を感じて、幸せを感じて生きて行きたいのであれば、ネガティブな感情も受け入れることが大事です。
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慈悲の瞑想 嫌いな人の幸せを祈る

2018年07月09日 | こころ
マインドフルネス

カウンセリングでも、瞑想を用いたものが、注目され、論文も出て、その効果が見直されています。

数年前に京都のヴィパッサナー瞑想を体験してきました。

仏教になる前に出来た瞑想法をする瞑想所で、世界中にあります。

11泊12日

うち9日間は、人と会話しないどころか、目も合わせてはいけません。

不思議なことに、私の肩凝りは消え、隣りに座っていた女性はギックリ腰が良くなったと言っていました。

タイのヴィパッサナーの瞑想所は、個室で、冷暖房完備、お食事もとても美味しいとタイ人の女性が教えてくれました。

さて、日常生活の中でほんの五分でも、

一人静かに目を閉じて

深く息をし、心を静かにしていく。

呼吸を意識していると、他のことを考えない。

ただ、ただ、深く息をする。

すると、心が穏やかで、優しい気持ちになります。


また、「慈悲の瞑想」というのがあります。

例えば、血のつながった家族でも、相性が合う、合わないがあります。

どんなに仲良くしたい人だとしても、傷つけられてしまうことがあります。

苦手な人、嫌いな人が居て当然です。

もし、私たちが「嫌いだ、いやだ」という気持ちを感じないようにしてしまうと、自分の心を守れません。

私たちは、人を変えることが出来ないので、
共感に興味を示してくれない人に共感すると傷つきます。

誠実でない人を信頼すると、傷つきます。

だから、その人とは距離をおいて、一人の時に祈るのです。

***
慈悲の瞑想

「私の嫌いな人々、

私を嫌っている人々も、

幸せでありますように。


私の嫌いな人々、

私を嫌っている人々の

悩み、苦しみがなくなりますように。


私の嫌いな人々、

私を嫌っている人々の

願いごとが叶いますように。


私の嫌いな人々、

私を嫌っている人々に

悟りの光が現れますように。」

***

苦手な人の幸せを願う。

苦手な人の悩み、苦しみがなくなることを願う。

苦手な人の願いごとが叶うことを願う。

苦手な人に悟りの光が現れることを願う。


慈悲の瞑想をすると、私の心が平穏になります。

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