ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

《注目は愛情ではない》

2015年07月31日 | カウンセリング
《注目は愛情ではない》

「その服いいね」
「髪、切った?」
「大丈夫?」

人に喜んでもらいたいと思っている人は、
逆に人に気にかけてもらいたいと思っています。

注目されること
気にかけられること

それが、愛情だと思ってしまって
注目されたり、
気にかけられないと
「寂しい」
と感じた時に

「私は、愛されてない」
とか
「私は、必要とされない」
などと考えてしまいます。

感情と事実がくっついてしまっているのが
未解決の課題です。

「寂しい」と感じたからといって
「愛されてない。必要とされない」とは、
関係ありません。
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スマホに子守りをさせないで

2015年07月30日 | こころ

赤ちゃんを見るのは大変だけど、
スマホやテレビに子守りをさせないで、
お母さん、お父さんが直接触れ合うことは、
子どもが将来
自分や他者、社会に対して信頼し、
人間関係を上手くやり、
社会で活躍できるようになるための第一歩です。


赤ちゃんにスマホを扱わせることは、愛着形成の妨げにもなり、
目が合わない
発語が遅くなる
急に奇声を発する

本をスワイプする赤ちゃんも増えていますが、私たち、大人が思っている以上に
赤ちゃんにとってメディアの影響は、心に大きなダメージがあるようです。


子どもを持つママ(子どもの平均年齢:4歳)へのアンケート
調査期間 2014年1月23日~2014年2月6日(インターネットアンケート)

Q.子どもがスマートフォンを使用することはありますか?

【調査結果】
■1歳児の74%、2歳児の85%がスマートフォンを使用
 「子どもがスマートフォンを使用することがある」と回答した割合は全体の85%。

0歳児では24%、

1歳児で74%へと急増、

2歳児以降は90%近辺を推移しています。

子どもが1-2歳の時期が、スマートフォンを子どもが使用するようになるティッピングポイントとなっています。

使用頻度をみると、

「ほぼ毎日」29%、
「週に2,3回程度」23%となり、
過半数の子ども達が日常的にスマートフォンを利用しています。
 
連続使用時間は、
「数分」の回答割合が多く、
多くの親たちが節度をもって使用させていることが伺えますが、
1時間以上連続して使用することもしばしばあるようです。
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映画「インサイド・ヘッド」

2015年07月24日 | オススメです

講演会でお話ししている感情の大切さ。
自分の感情を大切にすること。
人の感情も理解し、共感すること。


ヨロコビ
カナシミ
ビビリ
ムカムカ
イカリ

映画「インサイド・ヘッド」
オススメです。

人の心や性格について描かれていて
「頭の中」というタイトルからは、ピンと来なかったけど、頭の中の5つの感情たち――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミのお話。
人は、生まれてからどんな感情が発達し、

それらの感情経験により、
人の性格ができ
ミスコミュニケーションがどうやって起こっているのか
人が幸せになるには、どんな感情が大切で
子どもにどう接することが、その子の幸せにつながるか

などと、自分や他人の感情理解と共感について描かれている脳科学や発達心理学、心理療法的な中身が含まれていて
私には、大変面白ろく、ジーンときました。

親子でも、
一人でも
感情の大切さを感じて、楽しむ良いチャンスだと思います。
ヨロコビ、JOYちゃんを観てたら
なぜか「鉄腕アトム」を思い出しました。表情というか、キャラが似てるのかなあ~

英語の原題は、「INSIDE OUT」

これは、「裏返し」という意味になり、日本の「頭の中」とはかなり違いますね。

作品の意味合いを考えると、原題の方がしっくりくるのかな。

5年かけて製作されたそう。

世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念した作品。

『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー賞を受賞したドクター監督は、
一緒に来日した家族やカルメン共同監督とともに、
スタジオジブリを訪問し、宮崎駿監督と対面したのだとか。

「とても作品を気に入ってくださり、感激しました。
特に宮崎監督は、主人公の女の子がお気に入りだと言い、
モデルになった私の娘を見ながら『なるほどね』という表情だった」(ドクター監督)














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救世主症候群 《メサイア・コンプレックス》?

2015年07月22日 | こころ
救世主症候群
ある看護師さんが、その言葉を教えてくれました。

「看護師は、救世主症候群が多いんです。」だそう。

それって、心理学で言う
《救済者のゲーム》
《メサイア・コンプレックス》?

メサイア・コンプレックスとは、
無意識のうちに「自分が救われたい」という気持ちから、
人の役に立ちたいと思っている救世主願望のこと。

メサイア・コンプレックスを持っている本人は、善意のつもりでやっているけど、
周りは、迷惑していることが多いのです。

理想が高く熱意はあるのに、
目の前の現実に目が行き届かないのが特徴です。

メサイア・コンプレックスを抱えている人は、
心の底にある不満や劣等感の反動で
過度な理想主義に走り
頑張り過ぎる傾向があります。

だけど、現実は、理想通りに運ぶことはありません。

こうして、頑張りが結実しないという状態が続くと、
突然やる気を失い、
まるで別人のように仕事を放り出してしまったりします。

人の役に立とうという熱意は、尊いもの。

だけど、その思いが
「感謝されたい」
とか
「自信をつけたい」
というよう動機から生まれたものだと
自己中心的なもの。

周りの状況に流されやすく、とても不安定なものになってしまうのです。

つまり、強い劣等感は、過度な理想主義に追い立ててしまうことになりかねません。
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過干渉と過保護の違い

2015年07月16日 | こころの子育て
過干渉とは
=保護者が対象者を一人の主体的な人間として認めず、
その子供の意思や思考、自我の発達や自主性などを否定して、
操り人形のごとく親の意のままにコントロールしようとすること。

過保護とは
=子供の意思が尊重されすぎ過剰に欲求を満たそうとしたり、
被保護者自身に責任のある状況下で責任を肩代わりし過ぎてしまうこと

昨日は、雲仙市保育協会の保育士さん、園長先生たちを対象に
吾妻町ふれあい会館で講演でした。

皆さん、とても熱心に聴いてくださって、先生方を通して
子どもたちが、どうか幸せになりますようにと願ってお話しさせてもらいました。
講演前の時間を利用して、
愛野展望台に寄りました。

橘湾の碧い海を眼下に、爽やかな風に癒され
名物じゃがちゃんに舌鼓をうち
第二の故郷で、懐かしい人びととの
楽しい会話。

また、亡き両親の想い出話もしてもらい感謝の気持ちを感じ、心から幸せでした。
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あなたは、悪くない

2015年07月13日 | カウンセリング
ある夏休みの終わりに、図書館を出た所で

後方から、お母さんの罵声と謝る男の子の声。

振り向くと小学校高学年くらいの男の子が、頭をバシーンと叩かれ、
立ち尽くし、うつむきました。
彼の手には、何冊もの本。

捨て台詞を残して、カツカツと駐車場の方へ歩き去るお母さん。

状況から、夏休みの宿題のための本を借りに来ていたよう。

私は、人前でこれ程、激しく爆発するのだから、日常的に家では、もっとひどく叩かれたり、罵倒されたりしていると推測しました。

周りの大人たちも、立ち止まり、周りの空気は、凍りました。

私は咄嗟に、その男の子に近づき、
「痛かったろう」
と、頭を撫でました。

男の子:「痛くない」

私:「そうか。でも、あなたは、悪くないからね。」

男の子:「は?」

私:「あなたが、叩かれたのは、あなたが悪いんじゃないからね。」

男の子:「は?」

私:「覚えておいて。あなたが、叩かれたのは、あなたが悪いんじゃないよ。
お母さんのイライラをぶつけてるだけ。」

男の子:「無言」

黙ったまま、男の子は、母親を追いかけるように、駐車場の方へ早足で立ち去りました。

何も出来なかったと思って、その時のことをずっと覚えています…


今日、映画を観て思い出しました。

映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』あの時、咄嗟に私が男の子に言った言葉。

この映画の一場面に出てきてました。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』( - たびだち、Good Will Hunting)は、1997年公開のアメリカ映画。

天才的な頭脳を持ちながら幼い頃に負ったトラウマから逃れられない一人の青年と、
最愛の妻に先立たれ失意に喘ぐ心理学の教授との心の交流と旅立ちを描いたヒューマンドラマ。

今は亡きロビンウィリアムズが傷ついた治療者を見事に演じる。

当時は無名の俳優でだったマット・デイモンがベン・アフレックと2年の歳月を費やし執筆した脚本と完成度の高さに注目が集まり、

アカデミー賞やゴールデングローブ賞 脚本賞を受賞するなど高い評価を受けました。


WILL「What is that?」
(何それ?)

SEAN「This is your file.I have to send it back to the judge for evaluation.」
(君に関するファイルだ。審判に送らないといけないんだ。)

(中略)

SEAN「It’s not your fault.」
(君は悪くないんだ。)

WILL「I know.」
(あぁ、わかってるよ。)

SEAN「No, no, you don’t. It’s not your fault.」
(いや、君はわかってない。いいか、君は悪くないんだ。)

WILL「I know.」
(わかってるさ。)

SEAN「It’s not your fault.」
(君は悪くない。)

WILL「All right.」
(わ、わかったよ。)

SEAN「It’s not your fault. It’s not your fault.」
(君は悪くない。君は悪くないんだ。)

WILL「Don’t fuck with me.」
(もういいから。やめてくれよ。)

SEAN「It’s not your fault.」
(君は悪いんじゃないんだ。)

WILL「Don’t fuck with me allright? Don’t fuck with me,Sean, not you.」
(もう止めてくれよ!わかったから、頼むよ。わかったから!)

SEAN「It’s not your fault… It’s not your fault…」
(君は悪くないだ。君は悪くない。)

WILL「Oh God…. Oh God, I’m so sorry…」
(あ~!!!あ~!ごめん、ごめんなさい。。。)
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自分を知ること

2015年07月12日 | こころ
「あなたは、何で~なの?」
「だいたい、何なんですか!」

・クレーマー

・文句言う人

・不平不満ばかり言う人

その言葉の多くは、小さい頃の親に言いたかったことだと言われます。

そう思うと、人にひどいことを言われても、少し楽ではないでしょうか。

何で、分かってるのに止められないのか?

気それは、づいてないから。

自分でも、

・ついつい人にひどく言ってしまう

・ついつい子どもにひどく言ってしまう

・自分についつい否定的な言葉を言ってしまう

そんな時、冷静に客観的に考えてみましょう。

子どもの頃、親に言いたかったことか

子どもの頃、親から言われたことかもしれません。


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《真実をありのままに見る、知る、理解すること》

2015年07月10日 | こころ
《真実をありのままに見る、知る、理解すること》

見かけにとらわれることなく、

真実をありのままに見ること

知ること

理解すること

これが智慧です。


ありのままに見れないのは、おそらく子どもの頃にかけた色眼鏡のせい。


例えば、優しくニコニコ近寄ってくる人には、裏があると疑う。

例えば、真顔の人がいると、怖くて何か自分が悪いことをしてしまったと考えてしまう。

例えば、人と関わるとわずらわしいと思う。

例えば、自分が優位に立つことが、愛されることと思う。

例えば、したくない、面倒臭いから、しなくていいと思う。

例えば、しなければいけないことは、するのが当たり前だから、
仕事をしてさえいれば、子どもや奥さんの話を聞いてるようで覚えてないのが当たり前だと思う。

子どもの頃に取り入れたインナーメッセージを追い出し
その時感じた不快感情を処理することで
色眼鏡を外せます。

ものごとをありのままに見ることは、大変難しいこと。

それが出来ると、自分を苦しめる執着がなくなると思います。

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心のケア 予防という考え方

2015年07月08日 | オススメです
《心のケア 予防という考え方》

山口県周南市にある海風診療所に勉強に行って来ました。予防医学について沼田光生先生にご講義いただきました。

今回は、理学療法士さん、歯医者さん、看護師さん、心理カウンセラー、主婦など
様々な立場、職業の人たちを誘って行きました。

何度聴いても、クライアントさんや自分、家族のためにもなる大切なお話しです。

アメリカなどでは、病院にかかるのに何百万円もかかったりするので、
簡単に病院にかかれないので、病気になってからでは大変なので、
病気にならないようにと予防医学が進んでいるそうです。

沼田先生は、オーソモレキュラー医学、分子整合栄養医学を診療所でされています。

私の知っている言葉で表現すると、いわゆる「未病」の段階で健康に戻して行こうという考え方です。

予防医学なので、気軽に遊びに行ける診療所を目指し、ガラス張りのお洒落な三階建ての建物です。

新幹線の徳山駅から徒歩10分くらい、市役所の近くにあります。

興味深い話が沢山。

人類700万年の歴史は、飢餓との戦いで、血糖値が低い時に分泌されるホルモンは、5種類もあるのに、
血糖値が高くなった時に分泌されるホルモンは、インスリンしかない。

だから、同じ内容の食事をするのに、ご飯から食べると血糖値が乱高下して、イライラしたり、攻撃的になるが、
野菜やお肉などを先に食べてから、ご飯を食べる方が血糖値が上がりにくいそうです。

そして、コレステロールは、食べ物から形成されるの外因性は、3割。

体内形成の内因性は、7割だそうです。

ナイアシン欠乏により、幻覚が見えてしまうこともあるそうです。

また、氷を食べてばかりいる、いわゆる《氷食症》は、鉄欠乏だそうです。

沼田先生がこうしたお話しをしてくださるのは、
病気になってしまって手遅れにならないように病気を予防して、みんなが健康で、幸せになって欲しいから。

先生が予防医学で大切にしておられるのは、

ニコニコ、テクテク、カムカム


ニコニコ…ストレスを軽減し

テクテク…筋肉量を増やし血流を良くし

カムカム…腸内環境を整える


海風診療所の三階では、私たちの仲間の心理カウンセラーがカウンセリングをしています。

沼田先生は、お一人お一人を大切に予防医療と終末医療に取り組んでおられます。

先生曰く、ニコニコ、テクテク、カムカム
この順番で大事だそうです。

心のケアを大事にしましょう。


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苦労性

2015年07月06日 | カウンセリング
「私は、こんなに無理をしているのに」
と、思うことはありませんか?

苦労性。

実は、誰も頼んでもいないのに、我慢して自分で勝手にかわいそうな人になっていることがあります。

私たちは、この様に、無意識のうちに心理ゲームをしています。

心理ゲームは、家族や親しい人、職場の人、近所の人たちとします。


《ついついしてしまう心理いゲーム》

ゲームというと楽しいイメージです。

しかし、心理学でいう《心理ゲーム》は、楽しくないゲームのことを言います。

苦労性の人が、犠牲者の立場になり
辛い気持ちをたびたび感じているとしたら、
その人は、無意識に心理ゲームをしているのかもしれません。

ゲームをする人の言葉の裏にある隠されたメッセージを相手は受け取り、
長い時間を費やし、
どちらも最後は、不快な感情を味わって終わるやり取りです。



苦労性のゲーム(こんなに無理をしてるのに)

自分を駆り立て、無理を重ね、疲労困憊するゲームです。

仕事中毒の人などに見られます。

幼児の頃から親からの要求水準が高く、
何をやってもこれでいいという様な満足が得られない人だと言われています。


うつ病・偏頭痛・筋痛症・胃潰瘍などになりやすいので注意が必要だと言われています。

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瞑想

2015年07月02日 | オススメです
《心の観察》

豊かな人生の技法ー
瞑想とは、心の観察になります。

心穏やかにゆったりとなります。

頭の中も静かになります。

長時間あれば、からだも軽くなります。

京都に瞑想を修行に行って以来、
ほんの5分でも時間を見つけては、瞑想しています。

以下、本からの引用です。
出典
ウィリアム・ハート著
「ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想」春秋社


からだの感覚を観察することによって心の観察ができることになる。

真理の正体を見きわめるには、感覚の観察を欠くことができない。

この世界で出会うものはすべて、わたしたちのからだのなかに感覚を引き起こす、

感覚は心とからだの交差点である。

呼吸に意識を置く瞑想をするときは、もっぱら自然な呼吸を観察し、呼吸をコントロールしたり操作したりしない。

ヴィパッサナーの瞑想でも自然な身体の感覚を観察する。

頭から足先まで足先から頭まで左の手足から右の手足へと、順序よく体に意識を巡らせて行く。

その時、特別な感覚を追いかけたり、避けたりしてはいけない。

ただひたすら体の感覚を冷静に観察し、どのような感覚が現れようと、それに意識を置く。

感覚は、じつに千差万別である。

熱感、冷感、重さ、軽さ、かゆみ、動悸、収縮、拡張、圧迫、痛み、しびれ、拍動、波動、などなど。

この瞑想は何か変わった感覚を探し求めるのではない。

普通の体の感覚を淡々と観察していくのである。


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