ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

《心配を信頼に変える》

2016年02月29日 | カウンセリング
《心配を信頼に変える》


親の良くない空想を子どもに伝える。

それは、親が不安なのだ。

つまり、子どもが不安なのは、親の不安。


親の起こってない空想、良くない空想が
子どもの行動、チャレンジにストップをかけてしまう。

事実にだけ目を向け、子どもの潜在能力を信じると、心配が信頼に変わる。

しくじってなんぼ。

くじけたら、泣けばいい。

愚痴ればいい。


子どもが心配しているなら、こんな言葉かけはいかがですか?

「心配なんだね。
あなたは、今まで辛いことがあっても
ちゃんと乗り越えてきたんだよ。

お母さんもちゃんと見てきたから、大丈夫だよ。

でも、辛い時は、いくらでも愚痴っていいよ。辛いは、辛いって言っていいよ。

お母さんは、聴いてあげる他には、何もしてあげられない。

見守ることしかできない。」


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

睨む人が怖いのは「怒り」の抑圧

2016年02月25日 | こころの子育て

《睨む視線がこちらに向けられると、自分が悪いと思ってた》

カウンセリングのおかげで、睨む人が怖くなくなりました。

睨む人が悪いと思えず、睨まれる自分が悪いと思うようになった原因が、
カウンセリングを受けてわかりました。

私が2歳の頃、保育園の待機児で、6ヶ月くらいの間、朝8時から夕方5時までの9時間、近所のおばちゃんに預けられていました。

このおばちゃんは子どもが嫌いな人で、ちょっとでも動くと
「じっとしていなさい。」
と大きな声で脅し、睨んで私がいい子にするように操作していたのです。おばちゃんは、子どもに向けてはニコリとも笑わない人で、怒ったり、睨んだりして、眉間にシワが寄り、子どもを前にすると仁王立ちになっていました。

幸せを感じることの少ないような…不幸そうな人でした。

私はそのおばちゃんから睨まれるのが怖くて、いい子にしていてました。
おばちゃんは、かわいそうな人だから、迷惑かけないようにしないといけない、手を煩わせないように…私が我慢していれば、母が迎えにきてくれるまで。

私がじっとしていれば、ニコニコ笑っている優しいお母さんが来てくれる。

ある日おばちゃんは、私を待たせていたことを忘れてしまったことがあって、気がつけば、私は同じ場所でちょこんと3時間もじっと座っている子だったと、後日談で聞きました。

おばあちゃんが睨む、その視線が私に向けられているから
私が悪いんだと思っていました。

その場面に身を置くと、幼い私は感じないように、欲求を出さないようにしています。

そうしていると、世界が白く、気が遠くなりそうになります。

でも、嫌だと感じ、自由にはしゃぎたいと思うと、世界に色が付き、肩が痛く、胃が膨らみ、身体が温かくなって汗をうっすらかくほどです。

私の身体は、吐いたり、席したり、肩こりしたり、胃が膨らんだり…
色んな信号を私に送って怒りを教えてくれていたのです。

私の身体は賢かった!

「怒り」「いやっ」を感じて初めて思考も働き出すものですね。

今思えば、おばちゃんは子どもが嫌いで、私をじっとさせたかったから、大きな声で脅したり、睨んだりしていい子にさせようとしていたと、わかりました。

睨まれる私は、悪くない。

睨まれるのが、嫌で良い。

睨む人が、嫌いで良い。

そう再決断したら、ここ数日、睨む人が怖くなくなりました。

息を止める癖もこの辺りから来てたようです。

約一年前の11泊12日の瞑想所への出発の朝の息苦しさは、
きっと子どもの頃のおばちゃんの家に預けられる時の息苦しさ、閉塞感だったと思います。


また、瞑想に行ったら、閉鎖された空間でも、さらに心の自由を感じられるかもしれない。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抱っこ

2016年02月25日 | こころの子育て
《抱っこ》

《抱っこ(holding)》とは、身体的に抱えることでなく
抱っことは、精神的に支え、情緒的に包むこと


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《子育て四訓》

2016年02月23日 | こころの子育て
《子育て四訓》

乳児はしっかり肌を離すな

幼児は肌を離せ手を離すな

少年は手を離せ目を離すな

青年は目を離せ心を離すな


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《父親のスキンシップは社会性》

2016年02月22日 | こころの子育て
《父親のスキンシップは社会性》

母親のスキンシップは、優しい抱っこ、優しい触れ合い。

母親のスキンシップは、子どもの心の安定になる。

父親のスキンシップは、高い、高い、コチョコチョなどの刺激的なスキンシップ。

父親のスキンシップは、社会性が育つ。

父親のスキンシップが多い子どもの方が、自分の行動を抑制できる。

やたら、ギャーギャー泣いて泣き止まない子どもを抱き締めると、
泣き止む。


***
子どもの頃に抱きしめられた記憶は、

『抱きしめる、という会話』

子どもの頃に抱きしめられた記憶は、

ひとのこころの、奥のほうの、

大切な場所にずっと残っていく。


そうして、その記憶は、

優しさや思いやりの大切さを教えてくれたり、

ひとりぼっちじゃないんだって思わせてくれたり、

そこから先は行っちゃいけないよって止めてくれたり、

死んじゃいたいくらい切ないときに支えてくれたりする。


子どもをもっと抱きしめてあげてください。

ちっちゃなこころは、いつも手をのばしています。

公共広告機構の《抱きしめる、という会話》より




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《スキンシップは幸せの素》

2016年02月21日 | こころの子育て
《スキンシップは幸せの素》

著書「子供の「脳」は肌にある」(光文社新書)の山口 創先生によると、

未熟児へのマッサージ、いわゆるカンガルーケアをした赤ちゃんが
10歳になった時に調べてみると、
マッサージをしてない子どもと比べて

母親とのコミュニケーションが多く、
ストレスホルモンの分泌が少ないというデータがあるそうだ。

子どもが一歳までに身体的に沢山スキンシップをした子どもの方が自己像を大きく描き、自尊感情が高く
IQが若干高くなるという結果が出ているそうです。

抱っこされた赤ちゃんには、オキシトシン受容体が増え、授乳するお母さんにもオキシトシンが分泌される。

オキシトシンが分泌されると、愛情を感じる。
信頼するようになる。


赤ちゃんを育てて居ない人は、相手を思いながら、マッサージする、

相手を思いながら優しくするのでもオキシトシンが分泌するそうです。

オキシトシンは、ストレス耐性も高めるそうです。


優しい子ども、ストレスに強い子ども、頭の良い子どもに育てたかったら、

①まず、抱っこ。
スキンシップ。
ベビーマッサージ。
自然の中で身体を動かす。

②自然の中で五感を使う。
自然の中で感情、感動を感じる。
気持ちを受け容れる。

③知的好奇心を覚え、
もっと知りたいと思う→知れば面白い→もっと知りたいと思う
と、いう良い循環になり
体験した生きた知識が入るようになる。
一生、勉強も好きになる。

オキシトシンを分泌させる方法は、

⑴スキンシップ

⑵人に親切にする

⑶優しい言葉がけ

⑷感情を発散させる

⑸飲み会(女子会のような飲み会だそう)

相手に触れること、相手に優しくすることは、相手の存在を認める働きかけ。

心理学用語では、「ストローク」と言います。

「ストローク」は、「心の栄養」

発した方にも「心の栄養」になる。

パートナーにハグやマッサージをおねだりしてもいい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《感謝は、幸せの鍵 2》 健康に感謝、ご縁に感謝

2016年02月20日 | メッセージ
《健康に感謝、ご縁に感謝》

急遽、長崎県壱岐の島にやって来ました。

皆様の温かいご支援のおかげで
足のギブスも取れ、年齢相応でゆっくりではありますが、歩ける様になりました。

足の骨は七割方くっついているそうです。

ご心配をおかけしました。

「甘えることは、相手を活かすこと」
と教えてくださった長崎女子短大の浦川学長からの電話。

「家族の殆どがインフルエンザになってしまい、
万が一、自分もインフルエンザを発症したら、壱岐での講演会のピンチヒッターをお願いしたい」
とのこと、甘えてもらいました。

人に甘えるのは、苦手なのに、人から甘えられるのは心地いいもの。

私もスケジュールをあけて備えていましたが、
結局、浦川学長は、お元気で講演は無事でしたが、私も鞄持ちでご一緒させてもらうことにしました。

福岡市博多駅から車で10分ほどの所にある
博多港ベイサイドプレイスからジェットフォイルでほんの一時間。
壱岐は、博多から案外近いんです。

海も凪で船旅日和。
30年前から島おこしコンサートのお手伝いなどでお付き合いのある平山旅館さんには、長年お世話になってきました。

20代の独身の頃、
30代赤ちゃん連れで、
40代子育て講演の講師として、
そして、今回 50代…女将さんは、あの松岡修造さんをも「パワーに負けた」と言わしめた4男児の母。

壱岐で不登校の子どもの居場所作りをされてきた「ハートぷれいす」の篠崎さん、10年前のハートぷれいす立ち上げの講演の前からのお付き合い。

壱岐在住の里親さん、民ファミリーホームの民さん。
性格は、対照的だけど、子どもを笑顔にしたい想いは、同じで意気投合。

しかも、福岡在住の頃は、ご近所さん。

2人の違う視点から「米ちゃん、民ちゃんの子育て講演」を楽しくしたり、一緒にNPO活動したり。

壱岐に支援ホームを建てられてからは
初めての訪問になりました。
壱岐にご縁があるものだと、つくづく。

知人たちを訪ね、旧交を温め、幸せな夜を過ごしました。

長崎県雲仙市立西郷小学校で「ひまわり先生の命の授業」をさせてもらった時の教頭先生、
立川先生は、壱岐市立石田小学校に転勤されていて偶然にも再会しました。

浦川先生のご講演でも、
「子どもに愛を。子どもは、親だけでは育たない。
子どもの心の根っこを作るのが何よりも大事。その上に、初めて教育が出来る。
地域の人がみんなで子どもを育てよう」
という熱いメッセージ。

平山旅館の女将さんと松岡修造さんと浦川学長には、共通する元気満タンのパワーを感じました。

こうして、女性の先輩方が現役でご活躍されているのがとても嬉しく、誇りです。

懐かしい方々と元気で再会でき、楽しいひとときをご一緒できたことに感謝。

人とのご縁に感謝。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《感謝は幸せの鍵》

2016年02月19日 | こころ
《感謝は幸せの鍵》

写真は、長崎市ランタンフェスティバル2016年2月18日 長崎市湊公園にて。

◯人からしてもらえなかったことに目が行く人は

不平不満が溜まって、感謝の気持ちを感じにくいし、幸せじゃない。



◯人からしてもらったことに目が行く人は

感謝する気持ちを感じ、幸せを感じる。


そうか…

「~してもらえない」は、犠牲者で、辛い、悲しい、すねる、怒る。

下手すると、相手を恨んでしまう。

それは、自分が我慢しているからかもしれない。


恨むのも嫌だから…

我慢せずに相手にストレートに「~して欲しい」と、言おう。

言えたら、もはや犠牲者ではない。

でも、もし断られたら?

傷つく、悲しい。

傷ついても生きていける。

嫌われても生きていける。


ついつい我慢して、「~して欲しい」と言えない癖がついている人は

犠牲者になって相手を恨んでいる時に

自分の心に問うてみて。

「私は、この人にどうして欲しいんだろう?」

って。

「一緒に行動したい」

「甘えたい」

「私も仲間に入れて欲しい」

「褒めて欲しい」

「話を聴いて欲しい」

「話を聴きたい」

言ってダメだったら、

「腹立つな」「悲しいな」って自分の気持ちを受け入れて。

家族なら、好きな人なら、3回言っても諦めたくない…

4回言ってもダメだったら…

「傷つく」って、泣こう。

人に甘えるのは、赤ちゃんの時と違って

…案外難しい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフルエンザ対策には湿度

2016年02月17日 | メッセージ
インフルエンザが流行っています。

とにかく湿度を高く保つことが予防になるそうです。

実験装置にインフルエンザウイルスを浮遊させます。

温度21~24度、湿度50%に保ちます。

そして6時間後にウイルスの生存状況を確認。生存率は3~5%。

次に、温度を同じに保ったまま、湿度を20%に下げるとウイルスの生存率は60%に激増。

また、温度7~8度の低温にして、湿度を50%以上に設定。すると、6時間後のウイルス生存率は35~42%。

そこから同じ温度を保ったまま、湿度を22~25%に下げると、6時間後のウイルス生存率は63%に増えた。

さらに、温度を32度まであげ、湿度50%に設定すると、6時間後のウイルス生存率はゼロに。

この実験結果から、インフルエンザは20度前後か、それ以下の温度を好み、また湿度は20%前後を好むそうです。

湿度を高く保つように工夫したほうが、インフルエンザ対策には良いそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《人に優しくするために》

2016年02月16日 | メッセージ
《自分に頭を他人に心を使う》

人に寛容でありたい、と思いつつ、

ついつい自分に寛容で、

他人に厳しくなっている自分に気づく時があります。

言葉で言わなくても、表情や態度に出てしまう時もある。

たとえば、イライラ。

たとえば、急かす。

たとえば、返事をしない。

無意識にやっている時ほど、そのストレスは、大きい。

どうして、私はイライラしているのか?と考えてみる。

そうか、小さい頃、母がイライラしていたのと同じだ。

もう、私はイライラする必要はない。

だって、時間はたっぷりあるし、
もし、物事が予定通り進まなくても、死なない。

***
フランクリン・ルーズベルト元大統領の妻、
最も活動的なファーストレディであり、
人権活動家、
コラムニスト、
世界人権宣言の起草者など、
多岐にわたり活躍した
エレノア・ルーズベルト女史の名言です。

自分自身を扱う際には、頭を用いなさい。
ただし、他人を扱う際には、心を用いなさい。

エレノア・ルーズベルト


To handle yourself, use your head; to handle others, use your heart.

Eleanor Roosevelt 


***


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「お父さん」育てのススメ

2016年02月15日 | オススメです
お母さん!


「お父さんに言ったってしょうがない」

って、息子や娘にグチるのを止めて

「お父さん」を諦めるのを止めて

諦めずに、お父さんに気持ちを聴いてもらいましょう。

諦めずに、頼りましょう!

「気持ちを言っても、それなら、ああしろ、こうしろって、指図やアドバイスする。」

そうですよね。

指図やアドバイスされるのは、イヤだから、言わなくなる。

「気持ちだけ聴いて。アドバイスや指図は、要らないから。
頼りにしてるの。」

ご機嫌の時に、チャレンジしてみませんか?

諦めずに、何度も。

昨日、ご紹介した映画の主人公の様に

妻が亡くなって初めて妻の有り難みが分かるんじゃあ遅く過ぎますから。

娘にフィアンセが出来て初めて、娘に目を向けるでは、遅過ぎますから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生きる意味を考える~映画「アバウト シュミット」~

2016年02月14日 | オススメです

【映画 アバウト・シュミット】
第60回ゴールデン・グローブ男優賞(ドラマ)ジャック・ニコルソン、脚本賞受賞
その他多数受賞&ノミネート作品を見ました。

人生の意味について、幸福について
アメリカの歴史と共に考えさせられました。


【アバウト・シュミット】

『ジュラシック・パークⅢ』のアレクサンダー・ペイン監督によるヒューマン・コメディ。

66歳で定年退職した男の姿を、ユーモラスに描き出す。主演は『恋愛小説家』などの名優ジャック・ニコルソン。


舞台は、アメリカ・ネブラスカ州オハマ。
映画の後半では、アメリカ開拓の歴史を辿る道のりを主人公が大型キャンピングカーで巡ります。

長年勤めた保険会社を66歳になって定年退職した男の人(ジャック・ニコルソン)が主人公。

俳優ジャック・ニコルソンの最高傑作ではないかと、私は思います。

退職した翌日の朝目覚めるも、仕事のない生活に馴染めず、自分の存在価値に疑問を抱く。

テレビで観たコマーシャルをきっかけに、アフリカで苦しい生活を送る6歳の少年ンドゥグの養父になります。

小切手を送付するとともに、自らの境遇を綴るなどをした手紙を書くようになります。

ところが、ある日主人公が出先から帰ってみると、妻が突然、帰らぬ人となってしまう。

葬儀のために一人娘と、婚約者が帰って来て、
悲しみの中を妻を見送りながら、
失って初めてわかる有り難味をかみ締めるのだが…。

ラストシーンで彼が、なぜ泣いたのか?

観る側に考えさせる映画となっていて、
深い映画だと思いました。

この映画、人生の意味について考えてみたい方にオススメします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いじめてごめんなさい

2016年02月10日 | メッセージ
《追悼》
ここに痛ましい傷を負いながら、笑っている男の子の写真があります。この笑いは、楽しいから笑っているのではなく、可哀想に怖いからだと、思う。
もう一枚の写真の彼のキラキラした笑顔とは違う。
いじめによって尊い命が奪われてしまったとは…。1年前の2015年2月
報道によると、川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年の上村遼太さんの遺体が見つかった事件で、
上村さんが年上のグループから脅されているなどと周囲に漏らしていたことが分かった。

上村さんは20日、川崎市川崎区の多摩川河川敷で首などを刺され、裸で遺体となって見つかった。
上村さんは昨年11月に年上のグループと関わるようになり、万引きをするよう強要されていた。
先月にはグループからの誘いを断った際に目の下が変色するほど殴られていたといい、携帯の無料通話アプリ「LINE(ライン)」で友人に送ったメッセージには、知り合いに殺されるかもしれないと書かれていたという。

こうしたいじめを見逃してしまい、
痛ましい出来事を私たちは、繰り返しては、いけません。
大人は、何ができるのでしょうか?

dropさん
コメントありがとうございます。
コメントを読ませていただき、
いじめられた子どもの気持ちを理解し
大人がまず、反省することが大事だと思いました。

私が、いじめを止めるように訴える風花さんの記事を取り上げたりしているのは、
私にも自分自身の反省があるからです。

カウンセリングを学び、
いじめを受けた人の心の傷がどれ程、深くて
その傷が癒えることなく長く続き
その人の自信や所属感、親密さ、楽しさ、幸せな人生、命をも奪うことに繫がるのかということを知りました。

実は、私の小学校高学年の頃に、
クラスのみんなから 敬遠される男の子がいて
皆が遠巻きにして、明らかにその子と距離を置いて
その子と話したり、接触するのを嫌がるという時期がありました。

この男の子は、何も悪くないです。

それなのに、こんなことされて、心が痛みます。

可哀想と思いながらも
とうとう私はその子をかばうことも、
優しくすることもできず、
結局何も出来ずに傍観者でい続けました。

そのことが悔やまれてなりません。

今思えば、孤独なその子からすれば
私もはやしたてる者と同じ
意地悪な子どもの一人だったでしょう。

そのことが、罪悪感として
ずっと、ずっと私の心の奥にありました。

いじめは加害者、被害者だけでなく、
はやしたてる者
傍観者
いじめに気づかない大人がいて
成立するものです。

あの時の男の子に心から言いたいです。

「かばうことも、話しかけることも
何もしなくてごめんなさい。」

私は、彼への償いとして
いじめられた側の気持ちを伝えたり、
その時、大人がどう対応すればいいかを伝えていきます。

dropさんの想いをコメントにせっかく書いてくださったので、ここにも改めて転記します。

***
自分の思春期を思い出します。
体つきにも大人へ変わろうとしていく中、控えめな少数の友人としか関わりのなかった自分が、どちらかというと下級生達の憧れるような大きなグループと関わるようになっていった時期があった。
自分じゃ気づいてなかったが、いい気になっていた。周りに誇示するような、言動も生意気だった。友達にも。

すると、段々立場が逆転していき、自分のコトバで傷ついていた友人が廊下を歩く度に、「馬鹿!早く死ね!」  

…そんな日が続いて段々怖じ気づいて、クラスでも誰とも話せない時期があった。それをおもしろがる子もいた。休み時間がとても嫌で空いた教室にこっそり忍び込んだりしていた。

帰っても、家事や夫婦喧嘩ばかりで、自分の話し所ではない。唯一、白いスケッチブックに真っ黒なペンで悪魔のようななぐり書きをしていた。今思えば、そうやって発散していたんだろう。
未熟ながら必死だったんだろうと思う。

今は 多分、その子にばったり出会っても、きっと声かけたりできるだろう。
あの時、「ごめん。」って。
***
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《自分をもう少し尊敬出来たらいいと思う》

2016年02月07日 | メッセージ
《自分をもう少し尊敬出来たらいいと思う》

この言葉は、自尊感情がどれくらい高いか、低いかを調べる質問のひとつ。

人は、何故、自分をもう少し尊敬出来たら良いと思うのでしょうか?

人に尊敬されたいし、
自分自身をもう少し尊敬することが出来たら
尊敬してあげたい。

これは、元々私たちは、人からも自分からも
尊敬される存在、価値のある人間だからです。

だから、尊敬されないと悲しいし、傷つく。
だから、自分のこと、本当は、尊敬したいと思っているのだと思います。

自分のことが大事だから、
これまでの人生がこれで良かったのか、後悔したり

これからの人生をどう生きていくのか、不安になったりするのも自然なことです。

私たちは、よりよく生きたいと願っているのです。

よりよく生きるとは、自分の良さを活かすこと。

自分が喜ぶことをすること。

そのためには、自分の生き方に責任を持つことが大事です。

私の親があんな風だったから、

私の配偶者がこんなだから、

私の子どもがこうだから、

私は、生まれつき才能がないから


言い訳は、いくらでも見つかる。

自分に与えられた才能を活かして
幸せになることが
私たちに与えられた責任だと思う。


起業家のジム・ローンの言葉を紹介します。

***
あなたは自分自身の責任を引き受けないといけません。

あなたは環境や季節、風向きを変えることができないが、あなた自身を変えることはできる。

つまり、それこそがあなたが管理すべきことなのです。


Jim Rohn

“You must take personal responsibility.

You cannot change the circumstances, the seasons, or the wind, but you can change yourself.
That is something you have charge of.”
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生の危機になすべきこと

2016年02月04日 | メッセージ
「これからの人生」について深く悩む事はありませんか?

私はむしろ「これからの人生」について悩んでいる事は、
うつ病を予防したり、充実した人生を送るために とても大切なことだと思っています。

ユングは、中年期を「人生の正午」と呼びました。

ユング自身も悩んみ苦しんだというエピソードがありますし、
私自身も、仕事を続けるのか、
これから何をしたいのか
大いに悩みました。

「人生の正午」は、40歳から50歳位は良いこの時期をユングは「転換期」であると捉え、
「危機の時期」でもあると指摘しています。

太陽の陽が上昇して行く午前中は、少年期~青年期で、人生は「これから」という時期です。

やがて、日が真上まで昇り
日没に向けて陽が暮れていく午後を
ユングは、人の中年期~老人期になぞらえたのです。

「人生の正午」について、ユングは、以下の様に語っています。

***

太陽は予測しなかった正午の絶頂に達する。

予測しなかったと言うのは、その1度限りの個人的存在にとって、

その南中点を前もって知ることができないからである。

正午12時に下降が始まる。

しかもこの下降は、午前すべての価値と理想の転倒である。

太陽は、矛盾に陥る。

***

また、アメリカの心理学者 レヴィンソンは
この時期になすべき課題として
以下のようなことを挙げています。

◯若い時代を控えて再評価すること

◯それまでの人生で不満が残る部分を修正すること

◯新しい可能性を試してみること

◯人生の正午に入るにあたって、生じてきた問題を見つめること
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする