ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

あなたは悪くない

2020年08月15日 | いじめ
あなたは悪くない
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いじめられたあなたは、悪くない

2020年02月26日 | いじめ
こんにちは。ひまわり先生です。

今日は研修で東京に来ています。
免疫力を上げるために

感情処理すること

鼻呼吸

笑うこと

を大切にいています。

さて、今日は、いじめを受けた子ども

虐待を受けた子どもについて。

いじめを受けた子ども、
虐待を受けた子どもの側は、何も問題があるわけでは無いのです。

いじめは、いじめる側

虐待は、虐待する側の問題なのです。

いじめられた人

虐待を受けた人

の問題ではありません。


いじめを受けた人

虐待を受けた人

どうか、覚えておいてください。

あなたは悪くない。





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戦略的撤退

2020年01月09日 | いじめ
戦略的撤退のススメ


「逃げるが勝ち」という言葉があります。

私たちは、どこか「逃げてはいけない」と思っている所があります。

例えば、怖い時、人は戦うか、逃げるかの選択をします。

戦うのは、勝ち目がある時だけです。

だから、勝ち目がない時や戦う価値がない時は、逃げましょう。

堂々と引き下がる勇気が必要です。


戦略的撤退とは、
長い目でみて、勝つために、いったん逃げること。


いじめに遭って辛い時

いじめっ子の目の前に行かないこと。

長い目で見て勝つために…

例えば

1日、仕事を休む

1日、禁煙する

1日、断酒する

1日、スマホを置いてみる

1日、テレビから離れる

長い目で見て…

今日、堂々と引き下がる勇気を持つ。


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叶わない努力はあるが 無駄な努力はない

2019年12月01日 | いじめ
写真は、アナゴのお刺身。




昨日のうっとりするような雲海とは、うって変わって

今日2019/12/01の帰り

対馬空港から福岡空港へは条件付き運行。

つまり、対馬に引き返すかもしれないという条件付き。

揺れました!

怖かったので、伸びをしてみたりして。

遊園地のアトラクションに乗ったと思えばいいか。

無事に帰って参りました。

叶わない努力はあるが

無駄な努力はない

対馬で、2日間、心理カウンセリングの研修でした。

このBlogを始めた12年前に、初めて対馬の地を訪れました。

リアス式海岸に紅葉が綺麗な景色に感動したのを覚えています。


12年前の11月末のちょうどこの時期
子育て支援センター、対馬市立厳原中学校、対馬市立雞知小学校、保育園などに呼んでいただいたのが、
この地に通い続けるきっかけとなりました。

この人口3万人の島に
一緒に心理カウンセリングを学んで、心理支援をしてきて、
国家資格の公認心理師を取られた方もいます。

この10年以上、試験を受け続けています。

社会人になって、
30代で学び始めた

心理学の大学の単位試験。

大学院の入試と試験、病院実習など。

公認心理師試験。

臨床心理士試験。

仲間が居たから頑張ってこられました。



努力を続けることが、必ず結果につながるわけではない。

でも、努力を続けることは、無駄ではない。

叶わない努力はあるが

無駄な努力はない。
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いじめの対応

2019年11月04日 | いじめ
いじめの現状と対応についての続きです。


親や先生がすべきことは

いじめが起こる前に

いじめの相談を躊躇するような心理的障壁を取り除くこと

相談しやすい体制を作ること

相談すれば適切な解決に結びつくこと

をあらかじめ丁寧に説明しておくことが重要であることがわかります。

「いじめをしてはいけません」という漠然とした指導するのではなく、

むしろいじめが起こることを前提に

「もしこの教室でいじめがあった場合、学校側はどのように解決していくのか」

というフローを開示しておくことが重要です。
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いじめを誰に相談しているか?

2019年11月03日 | いじめ
「いじめで受けた心の傷」
「いじめへの大人の対応で受けた心の傷」が、

人生の後々まで続く深刻な悪影響を与えます。

また、いじめが心身面に後遺症をもたらすことが

多くの論文によって示唆されています。

腹痛、意欲・集中力の低下、
薬物等への依存、
自己効力感・自尊心・対人信頼の低下など様々な影響、
不安障害やうつ病になる確率や自殺率が高い
というデータがあります。

日本のいじめの現状としては、
いじめ報道をきっかけに認知件数が増えますが、

報道が収まると認知件数の増加もさほど増えなくなる
ということを繰り返してきました。

しかし、認知件数が実際のいじめの数の増減とリンクするものではないらしく、

学校現場では、学校内で必ずいじめがあることを認知することが重要です。

認知して初めていじめへの対応が始まるからです。

また、いじめの内容や質についても、ここ10年ほどで「LINEいじめ」などが増加しています。

先生やお父さん、お母さんもそれらに応じた適切な知識と対応が求められます。

それで、今日は、
いじめについて子どもが、誰に相談しているかについて書きます。


いじめを受けた際、子どもたちが周囲に相談しているのかを調べた結果があります。

小中学生の全体で

「親」が36.5%、

「友だちや先輩」が8.0%、

「学校の先生」が13.6%

でした。

また、「誰にも相談しなかった」割合は28.3%
と高いです。

その理由は、小学生は

「誰にも心配や迷惑をかけたくないから」

が最も多く、

中学生は

「相談すると余計にいじめられるから」

「相談しても何もしてくれないから」

が最も高いことがわかりました。

子どもたちは誰かに相談することで、具体的な解決に結びつくというイメージを持てていないのです。


その一方で、いじめを誰かに相談した人たちに相談の効果について尋ねると、

「いじめは少なくなった」

「いじめはなくなった」

と回答した人数は、7割近くに上ることもわかりました。

次回は、親や先生がすべきことについて書きます。
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いじめを受けたら相談して

2019年09月17日 | いじめ
いじめを受けた際に
子どもたちが周囲に相談しているのかを調べた結果がありました。

小中学生の全体で「親」が36.5%、
「友だちや先輩」が8.0%、
「学校の先生」が13.6%

また、「誰にも相談しなかった」割合は28.3%と高かったそうです。

その理由…

小学生は…
「誰にも心配や迷惑をかけたくないから」が最も多く

中学生…
「相談すると余計にいじめられるから」
「相談しても何もしてくれないから」
が最も高いことがわかりました。

子どもたちは、誰かに相談することで、
具体的な解決に結びつくというイメージを持てていないのです。

その一方で、いじめを誰かに相談した人たちに相談の効果について尋ねると、
「いじめは少なくなった」
「いじめはなくなった」
と回答した人数は、7割近くに上ることもわかりました。

つまり、いじめの相談を躊躇するような心理的障壁を取り除くこと、
相談しやすい体制を作ること、
相談すれば適切な解決に結びつくことをあらかじめ丁寧に説明しておくことが重要です。

学校の先生は、
「いじめをしてはいけません」
という漠然とした指導するのではなく、

いじめが起こることを前提に

「もしこの教室でいじめがあった場合、学校側はどのように解決していくのか」
というフローを開示しておくことが重要です。
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人と違うことをする勇気

2019年09月13日 | いじめ
少し前に足を痛めて、
用心しながらヨガを続けています。

ついつい、無理してしまうと、また痛くなったので
今は、特に無理しない練習をしています。

今日、ヨガの教室で、
他の人がやっていることを敢えてしないようにした時

急に子どもの頃の同級生の声が浮かびました。


「お前、サボっとったやろ」

そう、そう。

学校で、故障したり、具合が悪くても
それを労られるというより

クラスメイトから非難された体験が多くて
それが、怖かったんだなあ。

ヨガの先生は無理しないようにしましょうと言ってくれるのに

敢えて無理をせずに、
他の人と違うことをするのが難しい。

外国でヨガをすると
インストラクターと同じ動きをしているのは、日本人くらいで
外国の人は、結構自由に動くし、
好きな時に来て、
勝手に帰って行ったりするそうです。

いじめの問題も
この日本の集団主義関係があります。


個人主義的な一人一人の能力や特性を中心に考えるのではなく、

日本で個人は
集団と一体感を持ってその集団の目標やりがいに従って行動する。

もちろん、アメリカでも集団主義がないわけではないけれど、
それは罰などによる外側からの力による集団主義である。

日本では、周りの人たちに合わせて、
恥や恥ずかしさを大事にしながら内側から同調する。

この傾向を教育人類学者の恒吉僚子さんは、
「内在型の集団主義」と表現している。

このように、子ども相互の集団規制が働いて、
お互いがお互いを監視し合うような間接的コントロールが使われることが多くなり、

学校の一定の期間、
同じ顔ぶれが緊密な人間関係を作って
共通の体験を通じて

お互いに関する知識が言葉を返さなくても蓄積されていく。

そうした感情移入による意思伝達が
重要な機能をする役割になっている。

他の人と違うことをする勇気、
勇気要りますね。
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いじめの連鎖

2019年09月08日 | いじめ
法律で規定されているのは、
学校でのいじめ対策だけでなく、
保護者にもいじめをしないよう指導を行う責任もあります。

平成25年に施行されたいじめ対策推進法では
以下のようなことが規定されています。

第9条
「保護者は、子の教育について
第一義的責任を有するものであって、
その保護する児童等がいじめを行うことのないよう」指導を行うもの

第4条
「児童等は、いじめを行ってはならない」

第28条
学校が対処すべき
いじめによる「重大事態」とは、

「児童等の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認められるとき」

および「児童等が相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認められるとき」


*****

では、実際に親が指導を行うとは
口で言えばいいのでしょうか?

子どもは親に優しくされていると
人にも優しくするように育っていきます。

子どもは親からいじめられていると
人を歪みやすくなります。

お母さんがお父さんからいじめられていると
お母さんは子どもをいじめやすくなります。

お父さんは、会社でいじめられていると
家に帰ってお母さんや子どもをいじめやすくなります。

競争社会では、社会でお父さんがいじめられ

社会でいじめられたお父さんが
家でお母さんに当たり

お父さんから当たられたお母さんが子どもにあたり

あたられた子どもはクラスのあたりやすい子どもにあたります。

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いじめられているあなたは、悪くない

2019年08月31日 | いじめ
今日8/31は、夏休みの最後の日として、

新学期が始まる前に自殺を防ごうとテレビ、新聞などで、自殺予防を呼びかけています。

最新の調査で、全国の中学生10人にひとりが不登校予備軍だと言われています。

また、厚生労働省が昨年の1~11月の統計(1万9030人)をもとに分析したところ、年代別では50代が3225人で最も多く、

19歳以下の未成年は自殺者数が増加しています。

原因・動機(複数計上)について全体では「健康問題」が主因だったが、
19歳以下では「学校問題」が最多でした。

19歳以下の自殺者数は1990年代から横ばい傾向が続いています。

昨日も自殺した子どもさんの死といじめの関連がないとのニュース。

子どもが辛い思いをしている時に、寄り添ってくれる大人がいることを
どうやったら、知ってもらえるのかと
心が苦しくなります。

いじめられる方も悪いなんて、思わないでください。

いじめる方が悪いです。

いじめる方は、
何らかのストレスをあなたにあたっているのです。

言い返せない、弱い自分が悪いと思わないでください。

言い返せない性格が悪いんじゃない。

言い返せない性格の人にあたっているのです。

いじめられているあなたは、悪くない。


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人にあたってしまう心理

2019年08月26日 | いじめ
人にあたってしまうことありませんか。

例えば…
お父さんが、仕事のストレスをお母さんにあたってしまい

そのストレスをお母さんが子どもにあたってしまい、

そのストレスを子どもが学校で他の子どもにあたってしまうという連鎖が起きてしまうことがあります。

防衛機制では、【置き換え】と言います。


置き換えとは、
自分自身の中で受け入れられない思考・感情・欲求を
実際にそれを受けた対象にではなく、
別の対象に向けたり、ぶつけたりすることです。

いわゆる八つ当たりです。

例に挙げたように、学校での「いじめ」もこれにあたると言われます。


無意識に、置き換え、他の対象にあたることで、
もとの対象から受けた耐えがたい感情を解消しようとします。

他にも、受験のプレッシャーが強すぎて、つい親に八つ当たりする

両親が不仲で、子どもにあたるなど

思い当たることは、結構身近なあるものです。

イライラして、ついあたってしまう自分に気がついたら
元の対象は、誰なのか?

本当の自分の気持ちは、どんな気持ちなのか?

自分自身に問うてみてください。

また、子どもの問題行動も、頭ごなしに叱る前に

元の対象は誰か?

本当の気持ちは?

と、考えてみてください。

頭で考える思考、口から出る言葉が
あなたにとっても、相手にとっても
思いやりでいっぱいでありますように…。

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いじめ自殺で深く反省し、今後の防止のために学ぶ必要

2019年07月06日 | いじめ
2019/07/03
岐阜市内の公立中学に通う3年生の男子生徒が転落死したとみられる問題で、
 
男子生徒の担任は「クラスでのいじめ」が書かれたメモをシュレッダーにかけて
 
廃棄していた可能性が高いことが明らかになりました。
 
「担任が個人名が書かれた資料と言うことで、シュレッダーにかけて廃棄したと思われる。
 
他人には隠蔽の意図はなかったが、一体の重みを軽くとらえていた。
 
(メモの情報が)共有されていれば、防げた可能性が高いと思っている」(岐阜市教育委員会)
 
岐阜市教育委員会は、5日午後3時から会見を開き、
 
志望した大生徒の担任が、
「クラスでいじめ」が書かれたメモを他の生徒から受け取りながら
 
情報共有せず、
 
シュレッダーにかけて廃棄していた可能性が高いと説明しました。
 
この問題は3日朝、岐阜市のマンションの駐車場で
市内の公立中学に通う3年生の男子生徒が
だいたい骨と骨盤を折って倒れているのが見つかり、
生徒はその後、出血性ショックで死亡しました。
 
岐阜市教育委員会は3日の会見で、死亡した男子生徒が今年5月、
 
給食で同級生から嫌いな食べ物を押し付けられたことがあり、
 
その際他人の聞き取りに対して男性とは「いじめの認識は無い」と回答したとの説明しました。
 
その後の調査で、他人には今年5月末頃
 
「クラスでのいじめ行為」を書いたでもが生徒の同級生から提出されていたことがわかりました。
 
 
メモはルーズリーフ1枚で、死亡した生徒に対して他の生徒がひどい態度を取ったり、苦手な食べ物を入れて、好きな食べ物をとっていくなどの行為が書かれていたと言うことです。
 
教育委員会は5日の会見の中で、
 
担任がメモをもとに死亡した男子生徒やその他の生徒に指導を行い、
 
その後担任は指導が終わったと思い
 
メモをシュレッダーにかけた可能性が高いと説明しました。
***
 
担任の先生1人で対応してはいけないということなのでしょう。
 
反省として、1人の担任の先生だけのせいにして終りにせず、
 
先生が情報共有すること、
 
先生の協調、連携体制を整えることを
 
真剣に考える必要があるのではないでしょうか。
 
「学ぶ事は愛情である」と先日のブログに書きました。
 
こうしたいじめ自殺問題があるたびに
どうして、防げなかったのか⁈
私たち大人は、深く反省し、子どもの気持ちについて学ぶ必要があります。
 
悲惨な事件のたびに思い出すのは、大津中学2年生いじめ自殺事件です。
 
以下の本でも、私たちは、反省し、学ぶことができます。
 
「大津中二いじめ
自殺学校はなぜ目を背けたのか
共同通信大阪社会部 PHP新書」より抜粋
 
***
2011年10月11日。
 
全学時間帯の午前8時過ぎ、大津市の公立中学2年の健二(13)は、自宅マンション14階の手すりを乗り越えた。眼科に通い慣れた中学校の敷地が広がっていた。
 
廊下にスポーツバッグが置かれ、手すりにはおよそ10メートルにわたってテアトがあった。
 
落ちる場所を探していたのだろうか。
 
それともためらっていたのだろうか。
 
学校で言う神田にけしかけられていた「自殺の練習」。
 
加害者の1人は「いよいよ本番行ったか」と言い放った。
 
(中略)
 
アンケートには「先生はいじめに気づいていた」と指摘する声もあった。亡くなる6日前に健二が殴られた時、先生は仲裁に入っている。「お互いにやっていること。大丈夫」と答えたので「喧嘩」と判断したと言う。
 
暴行を受けても笑を浮かべる健二を見て、多くの同級生も深刻な状況は想像できなかったようだ。
 
「仲が良かったのか?悪かったのか?とても不思議な関係だった」と答えた生徒もいる。
 
父が説明を求めて何度も学校に足を運んだ。
 
「殴られて(本心から)ヘラヘラしてるやつ何かありますか。みんなと仲良くしたいから「いじめに遭っている」「助けて」なんて本当の事は言わない」
 
 
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