ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

子どもの眼差し

2013年01月21日 | 命の授業
朝から九州女子大学に行って来ました。
大学生は、カウンセリングの勉強を
仕事や子育てに活かしたいと言ってくれて
良かったなと思いました。




午後は、福岡県春日市立春日小学校で
「命の授業」をさせていただきました。

小学校四年生は、10歳で、ちょうど二分の一成人式。
手に手に赤ちゃんの時の可愛らしい写真と、
生まれた時の身長、体重をお母さん、お父さんに教えてもらってました。
たった二千グラムしかなかった女の子とも、
四千グラムあった男の子も、
今では、立派な体格の四年生に育ってました。

そして、45分の授業を熱心に聴き入って居る眼差しに
こちらの心が洗われるようでした。




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命の授業

2013年01月19日 | 命の授業

昨日は、山口県下関市立誠意小学校に伺い、
子どもたちとお母さん、お父さん、先生がたに
「命の授業」をさせていただきました。

私たちは、生きてきた中で、色んな経験を通して、
つい、「自分は、ダメだ」と思ったり、
「自分は、どうせ出来ない」と思いがちです。

経験によって行動が変容することを「学習」といいます。

つまり、小学生の時点で既に、かなり多くの子どもたちが、
ネガティブな学習をしてしまっているというわけです。

一度学習したことは、再学習出来るので、カウンセリングでは、
そう学習してしまった場面に戻り、
その時抑えていた気持ちを吐き出してもらい、
再び学習し直します。


私たちは、生まれつき、出来ないとは、思ってないし、
ダメだとも思っていません。

無限の可能性を秘めた素晴らしい存在です。

だから、子どもにも自分にも
「やってごらん。やればできるよ。」と、勇気づけてあげて欲しいです。

今日は、雪での交通規制も解け、
車で宮崎県えびの市に移動してきました。
福岡市から高速道路で、2時間半くらい。
美しい景色を眺めながら、心地良い音楽を聴きながら、運転します。
ご心配おかけしましたが、大切な人とのお別れは、
こんな一人の時間に十分味わいます。


車の運転は、大好きです。
翼が生えたように自由を感じます。
小さい頃から、良い子にしてたからでしょう。
また、私は、出来ないと思い込んで小さい頃から自信がなかったので、

ハンドルをきって、自由に進む方向を決め、
アクセルを踏んで、進みたいだけ、進み、
誰にも縛られずに行きたい所に自由に行けるというのが、
開放感、達成感にも繋がるのかな?
たまには、誰にも遠慮気兼ねない
一人の時間と空間を楽しみたいというのもあります。




えびの市にある温泉宿 十兵衛の宿に到着。



明日朝からえびの市文化センターで講演します。

旅館受付においてあるたぬきに見とれてました。
可愛い…本物らしいです。




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箱庭

2013年01月11日 | カウンセリング
今日は、これから対馬に飛びます。



写真は、長崎空港のステンドグラス。



さて、箱庭療法って、聞いたことありますか?

遊戯療法の一つで、サンドプレイ。

少し遊んでみました。

毎回、全然違う作品が出来上がります。

箱庭療法は、なんだか、フラワーセラピーに似ている感じがします。

抑えた気持ち、無意識を出す心地よさ、
何かスッキリします。



真っ白い砂をかき分けると、
海の青色が出てきます。

今日は、3つの島に分かれ、印象としては

まるで、最近お別れした大切な友人を見送っているかのようでした。

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カウンセラー講座

2013年01月11日 | カウンセリング
今日は、快晴!長崎に移動中。
海苔養殖の有明海。



精神科クリニックの後、老人保健施設でカウンセリング講座です。


カウンセリングを見たことありますか?

カウンセリングを受けたり、見たり、学んだりすることで、
人や自分の気持ちが分かり、
人にも自分にも優しくなれる。

また、人の悩みにどう答えて良いか分かる。

周りの人を笑顔に出来る、かも?

そして、自分を笑顔に出来る、かも?たぶん、きっと。


カウンセラー養成基礎講座を二月から開きます。

一月に三回、カウンセリングルームにて体験講座をします。

15日、22日.29日いずれも火曜日午後2時30分から4時まで
場所は、カウンセリグルーム
福岡市博多区博多駅前4丁目7~1山宗ビル303号です。

参加費は、五百円です。

一度、体験してみませんか?


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すごい人

2013年01月10日 | よもやまばなし
<iPS細胞>拒絶反応なし…
日本のグループが結果を発表した。
というニュースが流れた。

研究グループのリーダーは、なんと、高校の同級生。
同級生とは言え、私からは遠い存在の優秀クラスの人。

「マウスから作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)を、
同じ遺伝情報を持つマウスに移植すると拒絶反応が起きた」
とする米カリフォルニア大の報告(11年)に関連し、
日本のグループが、「同様の実験をしても、拒絶反応はほとんど起きない」という異なる結果を発表した。

10日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に論文が掲載される。

米グループの報告は、未分化iPS細胞の移植で、
再生医療で想定されるiPS細胞を分化して作った組織移植とは異なる。

それでも、「患者自身のiPS細胞は移植しても拒絶反応が起きない」
との定説を疑問視した論文が
ネイチャーに掲載されたため、注目されてきた。

今回の発表は、放射線医学総合研究所(千葉市)の荒木良子室長と
鶴見大(横浜市)のグループ。

米グループと同じく、マウスの体細胞で作った未分化のiPS細胞を別のマウスに移植し、
拒絶反応が起きれば移植部位に寄ってくるリンパ球の数を調べた。
すると、無視できるほど微量だった。

一方、この未分化のiPS細胞から成体マウスを作製。
そこから採取した皮膚の移植では、
約10カ月間はまったく拒絶反応がないことも確かめた。

荒木室長は
「完全に分化した組織で拒絶反応が起きる可能性は、数年、数十年後に何か起きるかもしれないというほど低い。
未分化iPS細胞が残らないようにする技術開発が重要」
と話している。毎日新聞より

女性で、研究チームの室長かあ…かっこいいなあ!

こんなニュースに励まされる…
よし、カウンセリングがんばる!


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心理ゲーム

2013年01月04日 | カウンセリング
マザーテレサは、こう言いました。

「愛の反対は憎しみではなく無関心です」

確かに、カウンセリングをしていると、
憎しみの裏には、深い悲しみが隠れているのを目の当たりにします。
愛してるから、憎しみとなって現れているのかも。
過剰な憎しみなら、心理学では、反動形成と言い、愛情の裏返し、
つまり、憎しみは、愛情が抑え込まれ、外に違う形で現れているのだと見ます。

一方、自分は、どうせ誰からも愛されないと思う、
愛情を感じないなどの
その人の一生を通じて、不安定になってしまうような
大きな大きな問題の原因は、
親のネグレクトなどの無関心、
愛情はあるが入院や病気などで物理的に子どもを見れなかった、
そして、母性的愛情不足です。



寂しい時、かまって欲しい時に
人は、ゲームをしたくなります。
ゲームとは、心理ゲームのこと。

TA交流分析でいう「心理ゲーム」とは、
お互いが嫌な思いを味わって終わるやりとりのことです。

くりかえし人間関係をこじらせたり、
非建設的な結果を招いたりする
行動パターンのことを指します。

なぜゲームと呼ぶかと言うと、
このような行動パターンの裏には必ず、
おかしなルールと隠された目的が
潜んでいるからです。

「新しい交流分析の実際」 
杉田峰康著より引用 

だからもし、ある人との人間関係で、
くりかえし、
不快な気分を味わう時は
ゲームに巻き込まれているのかもしれません。
気付いたら、このままこのやりとりが続いたら、どうなるかを
徹底的に考えます。
気付きさえすれば、途中で止めることも可能ですし、
また同じゲームに巻き込まれなくて済むかもしれません。

ゲームは、家庭・学校・職場・友人、日常のあらゆる人間関係で演じられます。

夫婦、恋人、会社の上司と部下の間で、
同僚と、
親しい仲間との会話で

ゲームは、自分では気付かずに
無意識にしてしまうものです。

自分がゲームを相手に仕掛けることもあるし、
相手から仕掛けられることもあります。

不快な気分を味わった時に気がつきます。
代表的な二つのゲームをご紹介します。

キック・ミーのゲーム
(私を嫌ってくれ)……
挑発的な言動をして、
相手の拒絶や嫌悪や怒りを無意識に誘発するゲーム。

『私はOKでない・他者はOKである(自己否定・他者肯定)』
の基本的な構えを確認しようとしている。

自分に対する自信や肯定感が低いために
『自分が拒絶されて処罰されるべき人間』
であることを自己証明するかのように、
他者に対して挑発的な発言をしたり、
他者から否定されるような行動を取ったりしてしまう。


仲間割れのゲーム……
複数の他人に矛盾した情報を与えたり、
仲違いするような悪口を伝達すること。

それらの他人を対立させ喧嘩させようとするゲーム。

自分以外の複数の他者の間に仲間割れ(喧嘩・対立・嫌悪)を引き起こすことで、
『自己肯定・他者否定』の基本的な構えを確認しようとしている。

他人同士の仲が悪くなるような情報や悪口を吹き込んだり、
誰かの悪口を言っている人の嫌悪感を煽り立てるような告げ口をしたりするのが『仲間割れ』のゲーム。

このゲームを仕掛ける人は他人が醜く争い合う姿を見て

『人間関係や友情には大した価値がない』
という自らのネガティブな信念を補強しようとしている。
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育てる

2013年01月04日 | メッセージ
今年の私の目標に「育てる」があります。

年末年始の片付けで発見した
棚の奥の本や書き溜めたノートなど読み返して、読みふけっていました。

それで、思いだいたのが、伊藤忠商事の元社長 丹羽 宇一郎(にわ ういちろう)さんの人材育成に対する考え方。


丹羽さんは、大学卒業後、伊藤忠商事入社し生え抜きで代表取締役社長に就任。
多額の負債を抱えていた伊藤忠商事の業績を2001年(平成13年)3月期決算では
過去最高の705億円の黒字を計上するまでに回復させた。

社長就任中には、同社の関連会社である
ファミリーマートや吉野家の弁当を自ら購入し昼食を済ませ、
出勤には、運転手つきの自動車などを使用せず、
社員の目線に立つために電車を使用していた。

社長時代に丹羽さんは、エリートを育てることを強調していた。

「エリートを育てる」とは、特別扱いするという意味でなく
「自己判断できる人間を育てる」という意味だそう。
「自己判断できる人間」とは、
自らの問題に立ち向かい、
自分の頭で考えて自己決断・自己決定の出来る人間のこと。

人材育成も、子育ても、自分育ても
ここかな~。
カウンセリングは、自己実現に向けての
「自己判断できる人間」を育ててると思えば
ある意味人材育成なのかも。



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年頭所感

2013年01月01日 | メッセージ
新年を迎え、いかがお過ごしでしょうか。
昨年は、沢山の皆様に大変お世話になりました。
おかげさまで、無事新しい年を迎えることが出来ました。

さて、新たな一年の初めにあたり、
感じていることを書きたいと思います。

私個人的には、昨年はかけがえのない人たちを失ったり、
大切な人の病気などで随分落ち込みました。
生きていれば、本当に辛いことがあるものです。

それと、同時に健康で日々を送れる
「何でもない日常」の有難さを痛感し、
残された人生を悔いのないようにしたいと
強く思うようになりました。

今年の私は、「ありがとう」の気持ちを沢山感じ、
言葉にして行こうと思っています。

さて、皆さんは、自分が何歳まで生きると思いますか?
60歳。
70歳。
80歳。
90歳。
100歳。
答えは、人によって様々です。

無意識に親のどちらかが亡くなった年齢を
思い浮かべた方もいらっしゃっるでしょう。
また、短い寿命を思い浮かべる方によく聴いてみると
「私は病弱だから、長くは生きられない。」
「小さい頃から、漠然と早く死ぬと思っていた。」
など、という「思い込み」であることも多いです。

中には、占い師さんに
「あなたは、○○歳で死ぬ」と言われた○○歳に近くなるにつれ、
その言葉を頻繁に思い出すようになり
不安でたまらないからと、
恐怖におののいてカウンセリングにいらっしゃる方もおられます。

こうした「思い込み」があなたの寿命を決めてしまうかも知れないのです。

これは、以前Blogに書いた「人生脚本」つまり
「無意識の人生計画」の中に
自分の寿命までも書かれているということなのです。
これは、心理学のTA交流分析の考え方です。

ご安心ください。
人生脚本は、書き換えることが可能です。
何故なら、思い込みだからです。
ただ、頭で分かっていても、なかなか変われないのは、
思い込んだ時に怖い思いや悲しい思いなど、
ある気持ちを感じて取り入れたからです。
だから、私たちは、その気持ちを感じ直し、消化してからだと
思い込んだ間違った考え方を訂正することがやり易くなります。

思い込みを書き換えることが出来るのは、もちろん自分だけ。
カウンセラーは、専門の心理学的知識と技術を使い、
クライアントさんの脚本を書き換えるお手伝いをしています。

幸せに健康に、成功して長く生きて行けると思えるのも大切なこと。

でも、もし、今、仮に残りの人生が
あと10年だと分かったとしたら?
何をしたいですか?

あと20年だとしたら?

極端に短くて、あと一年、
いや、あと一週間だとしたら?

今年一年、大切な一日一日を何をして、
誰と過ごしましょうか?
何を成し遂げたいですか?
何を経験したいですか?

これからは、
今年は、自分に正直に
自分らしく楽しく生きて行きましょう…。

どうか、幸せな一年になりますように…。

写真は、長崎駅前から見上げた稲佐山。

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