愛着とは
幼い頃の養育者との間に形成される継続的な絆のことです。
この絆は、その後の対人関係(親密さ)の持ち方を左右し
不安やストレスのレベルにも影響します。
だいたい1歳半くらいで原型が作られ、10代後半までに一つのスタイルとして確立されます。
愛着には、二つの側面があります。
①生きるための愛着(健康な発達を促進する)
②心を安定させるための愛着(情緒を安定させ安心感を与える)
『スポック博士の育児書』は、それの真逆を書いた本で、戦後の日本でも飛ぶように売れたそうです。
Wikipediaによると
アメリカの小児科医ベンジャミン・スポックが1946年にに刊行した育児書で、
42か国語に翻訳され世界中で5000万冊販売され、
1946年以降では聖書の次に売れたとも言われる。
以下、主な内容です。
- 両親の役割
- 医者のかかり方
- 人工栄養とビタミンと水
- 食事も食事の時間も変えていく
- 毎日の赤ちゃんの世話
- 添い寝は自立を妨げる
- 予防接種
- 乳児について
- 排泄のしつけ
「個人の自立を促すため、泣いても抱っこせず泣かせなさい」
「母乳と抱っこに頼りすぎると大人になってから自立が難しくなる」
これによりスキンシップ不足なり、愛着障害なりやすくサイレントベビーが増えたと言われている。
加えて思春期に問題を起こしたり、母親になり育児放棄をするなどの要因が疑われている。
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以上、Wikipediaから引用しました。