とても雰囲気の良い講座を終え、
熊本から帰り、福岡県筑紫郡那珂川町の
蛍の名所に行きました。
長閑な山あいのちょうど川の中洲になっている
中ノ島公園という所で、
人が多くて蛍もビックリしてそうです。
あの小さな光で求愛する蛍には、
人間が持ち込むカメラや携帯電話のフラッシュは眩しいんじゃないかな~、
ってハラハラしました。
さて、私たち人間の話。
先日書いた神戸少年殺人事件の
酒鬼薔薇と名乗った当時14歳の犯人の話。
年子で生まれた弟の世話で忙しい母親に
ただかまってもらいたい一心で
無意識に弟をいじめていたのではないかと思う。
犯人は、自分が悪いが、僕は、母親に週に2~3回殴られ、母親は、自分が嫌いだと感じたと供述している。
人は、自分の存在や価値を認める刺激が不足すると
マイナスの刺激を求めようとする。
刺激が全くないと
「透明な存在」みたいに感じ、
自分の存在を確かめようとして
最悪、死にたくなるか、
人を殺そうとするか
彼の場合、警察への挑戦状にまで発展してしまったのではないか。
その人の存在や価値を認める刺激=
「ストローク」と言う。
プラスのストロークが不足すると、
人は、マイナスのストロークを求める。
怒られてでも、かまってもらおうとする。
だから、気をつけて!
親の前で妹や弟をいじめるお兄ちゃん、お姉ちゃんが居たら、
その時は、あまりひどく叱らず
お兄ちゃん、お姉ちゃんを
一人きりでかまう時間を作り、抱きしめ、
「あなたが一番好き。生まれて来てくれてありがとう。」
と伝えてあげてください。
問題行動も心のサインだと
頭ごなしに怒るより、
その相手のサインをキャッチして!