ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

親の義務感が強いと、子どもに厳しくなる

2015年02月07日 | こころの子育て
《親の義務感が強いと、子どもに厳しくなる》

子どもの頃、親が厳しく

それがイヤで、

自分が親になったら、子どもに優しくしようと思う。

たいていの親は、自分なりの理想の親像を抱く。

例えば、忙しくても手を止めて子どもの話を聴いてあげよう。

例えば、子どもと一緒に片付けをしてあげよう。

例えば、子どもと一緒にお菓子作りをしてあげよう。

例えば、子どもができなかったことを責めるのではなく、できたところ褒めてあげよう。


ところが、いざ自分が親になってみると
親としての義務を強く感じる。

特に、一番初めの子ども。つまり、長男、長女。

ちゃんとご飯を食べさせなければならない。

ちゃんと勉強させなければならない。

ちゃんとしつけなければならない。


そうすると、親に余裕がなくなってくる。

だんだん自分の描いた理想の家とはかけ離れてくる。

義務感が強いのは、子どもへの愛情があるからです。


親になって、責任を感じ、
義務感が強くなり
ついつい子どもに口やかましくなる。

子どもに関わる大人の数が少なければ少ないほど、
責任感は大きくなり
不安感も大きくなり
義務感も大きくなるように思う。

親自身のコンプレックスが強ければ強いほど、子どもに厳しく言ってしまう。


子どもがちゃんと自立できるだろうか?

子どもがいい大学に入れるだろうか?

子どもがちゃんと会社に就職できるだろうか?

そんな親の不安が義務感を強くする。


親になって覚えておかなければいけないことは1つ…

子どもは親の思う通りにはならないということを。





コメント (4)
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