ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

【「依存」と「甘え」の違い】

2017年10月18日 | こころ
一人じゃない。

みんな、支え合っています。

頼りましょう。

弱音を吐きましょう。

支援を受けましょう。

そうすることで、希望の光が見えてきます。

【「依存」と「甘え」の違い】

依存するのと、甘え過ぎるのは、違う。

日本は、昔から村、共同体に依存して、田植えをしたり、冠婚葬祭を行ったりしてきた。

今日は、隣の田んぼ、明日は、うちの田んぼというように、田植えを協力しないと、食べていけないから。

協力しないと、村八分にした。

生き抜く知恵だった。

遺伝子レベルでも、日本人は、世界で一番不安が大きいことが分かっている。

セロトニントランスポーター遺伝子。

だからか、べったり育児をしてきた。川の字で寝て、小学校に入るくらいまで、お乳をあげたり。

親は、子どもに過保護になりやすく、父性が足りないから、共同体で、子どもを育てた。

一人では、不安が大きいから、人に頼り、有難く甘えてきた。

共同体に頼り合い、甘え合えるから、安心だった。

戦後、西洋から自立、自立という文化が入り、
敗戦国の日本の子育ては、ガラッと変わり、
共同体に依存せず、個人主義でやっていくこと、
自立することを目標としてきた。

日本人には合わないのではないか。

日本人らしく、共同体に依存しながら、自律していく。

共同体に依存しながら、自分で、考え、感じ、自分のしたいことをして、自分を実現していく。

戦後、復興し、先進国に追いつき、バブルもはじけ、成熟した社会になった今だから
日本人らしく生き、幸せになることを考えていきたい。

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