ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

笑う

2012年06月05日 | メッセージ
生きがい療法を推奨している医師伊丹仁朗先生は
がんを退治する「キラー細胞の秘密」という著書の中で癌をやっつけるナチュラルキラー細胞について書いています。

人間の体では、毎日3000個のがん細胞が発生している。
しかし、体には50億個のがん細胞をやっつけるキラー細胞がいるので、人はがんにならずにすんでいる。
どころが、何らかの原因でキラー細胞が少なくなったり元気がなくなると、その隙にがん細胞が増殖し暴れ出す。
勢いが弱るのは精神的なショックを受けた時。
そのショックからすぐ立ち直れればいいのですが、半年も一年も続くとナチュラルキラー細胞の活力が落ちてがんがでてくる危険性が高まる。

NK細胞は、脳下垂体や自律神経中枢から放出されるホルモンや、神経伝達物質を受け取るレセプターを持っていることが最近分かった。

私たちが笑えば、脳から愉快情報を伝える物質が出てNK細胞に伝える。
憂鬱になれば憂鬱物質が脳から出て瞬時に全身のNK細胞に伝わる。
だから、脳からの情報によって、Nk細胞は強くなったり弱くなったりしている。

このNK細胞を強くする方法がいろいろと研究されている。

笑顔の効果が研究されている。
いわゆる「にこにこ療法」。
作り笑いでも本当に笑ったのでも同じ効果があることが、大学生のボランティア6名を使って実証された。

二時間、鏡を見ながら表情だけの笑顔をつくるよう指示し、その前後でキラー細胞の活性を測定した。
四人は確実に活性が上昇し、二人は正常範囲内で低下。
この結果から作り笑いでもキラー細胞が活性化することが分かった。
大脳基底核という神経細胞の集団が脳内にあり、微笑むとここの細胞が刺激され、
ここから快感物質と言われるドーパミンが盛んに分泌されることが分ってた。

それで笑うとNK細胞が元気になる。
笑いや笑顔は体中のNK細胞を活性化する。
お笑いを見た後も、NK細胞が増えていたというデータもある。

だから、ニコニコしていること.笑えうことは健康に良い。
特にがんの予防や再発防止になると言われている。

落ち込んでいる方
病気と闘っている方
こんなときに「にこにこできるわけない!」という方もいらっしゃるでしょう。

くよくよ考えると、ますます具合が悪くなるだけ。
病気を予防したり、病気を治すためにも楽しいことも考えてみませんか?

今、出来る事を一日一日やってみましょう。

笑うこと、忘れないで。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-06-05 15:55:14
この(アザラシ?)映像を携帯の待受画面に頂きました〓

お陰様で携帯を開ける度に笑顔になります
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Unknown (ひまわり先生)
2012-06-18 22:56:38
最近、あんまり笑ってないなあ~


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