ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

《笑ってこらえて》

2015年06月24日 | オススメです
《笑ってこらえて》
私の両親は、怒りを使うのが苦手で、笑ってこらえるタイプでした。

子どもは、両親をモデルにするものです。

日本人には、怒りを使うのが苦手な人がとても多いと思います。

《不当だ》《オカシイ》と、
怒りをハッキリ表現して、その後すぐに仲直りするシーン。
外国の映画を観て、ビックリすることがあります。
怒りの使い方、上手だなあ。

気が遠くなるほど、私は、怒りを使うことに抵抗があったことに
ようやく気がつきました。

怒りは、必要な感情。

理不尽なこと、不当な扱いを受けた時に、
腹を立てることで問題解決のパワーになります。

なのに、怒りを使うことにネガティヴなんです。


だから、我慢して笑ってしまったり、
笑ってこらえて、後で愚痴になったりしてしまいます。

怒りを抑えると、自分が悪いと思ったり、
自尊感情が低くなったり、
やる気がなくなったり、うつっぽくなってしまいます。

怒りを使うことに抵抗のある両親は、白い小さなウサギさんのイメージ。

そして、私は、これまで自分がまるで
《ヘビに睨まれたカエル》だと感じることがあったけど、
睨む相手に怒りを抑えるから怯えるのだと分かりました。

その上、攻撃と怒りがごっちゃになってしまっていました。

怒りは、攻撃と違い、
とても冷静な《イヤだ》《オカシイ》という感覚。

雨の熊本城 前 倉成先生のワークショップにて。


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