あて台を新調することにし、幅40cmのミズメの盤を手押しで平面を出した後、鉋で削りました。
これが今年の初削り。
良く乾いているとは言え、厚みが53mm、白太を含む板目なので狂いも出そうですが、しばらく様子を見ながら使ってみることにしました。
今までのあて台は、作業台を作った時に、あり合わせの材で、とりあえずの間に合わせに作ったもの。そのまま使い続けていました。
問題はあて止め。今までは普通に蟻で両側に入れていました。
ところがその方法だと、高さを変えるためにその都度入れ替えねばならず、また表面を削り直す度にあて止めを作りかえねばなりませんでした。
何か良い方法はないかと考えていたところ、前田純一さんのブログで良い方法をされているのを拝見し、勝手に拝借させていただくことにしました。
そのために、まずはあてどめを差し込む穴をあけます。
角鑿盤が使えないので、ドリルで下穴をあけ、のみで掘りました。
墨に合わせて正確に仕上げます。
当て止めには樫の木を使いました。
手で摘んで上下できるくらいの固さに調整しています。
これに、ネジで固定できるような仕掛けをつけます。