木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

日展

2013-01-12 22:59:53 | 木工
木代先生に日展の招待券をいただき、昼から行ってきました。

その前に、今年で京都芸大を退官される山中晴夫さんの退任記念展へ。

会場は、芸大ギャラリー@KCUA。



会場には、「都会の華」シリーズや、「モンローベンチ」など、懐かしい作品も展示されていました。
「都会の華」は1992年京都府工美展が「京都工芸ビエンナーレ」と名称を変更した最初の年に大賞に輝いた作品です。
この年、私もタモの箱を出品し入選したのでよく覚えています。その時の大賞の作品は京都府の買い上げになったと記憶しています。
「こもれび」や「山に座る」など私では思いつかないユニークな発想に基づく作品はとても勉強になり、大いに楽しむ事ができました。
会期は14日まで。山中さんの教え子の皆さんの作品展も同時に開催されています。


日展の会場は、京都市美術館。

とにかく作品の数が多いので、重点的に回ることにしました。
まずは、彫刻の展示場へ。木代先生の作品にはいつも先生らしい優しさが根底に流れていて心打たれます。
彫刻はこどもの頃から好きで、とくに高村光太郎の作品が好きでした。
時間があればやってみたいのですが、できそうにありませんね。
彫刻のあとは工芸の展示場へ。
漆芸や陶芸の作品はなかなか見応えがありましたが、今回は木の作品が見られなかったのが残念です。
次に日本画の展示場へ行ったのですが、閉館予告のアナウンスが・・・。
一つ一つの作品をゆっくり味わう時間はありませんでしたが、心地よい時間を過ごすことができました。


会場の外へ出ると、12月よりちょっと日が長くなっているのを感じました。
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