☆エイリアン(1979年 イギリス、アメリカ 117分)
原題 Alien
監督 リドリー・スコット
出演 トム・スケリット、ヴェロニカ・カートライト、ハリー・ディーン・スタントン、ジョン・ハート
☆西暦2122年、宇宙貨物船ノストロモ号
いまさらこの作品についてはなんにも書くことがないんだけど、シガニー・ウィーバーのタイトルは2番手だったんだね。ほんとをいうと、もう少し後かとおもってた。だって主人公って感じでもなかったし、だったら誰が主人公なんだっていえば、ハンス・ルドルフ・ギーガーのデザインしたエイリアン以外の何物でもないんだもん。
それはともかく、ウォルター・ヒルがプロデューサーだったってのは知らなかった。凄いな。当時、どんな感じでこの映画の製作が決まったんだろうね。リドリー・スコットっていう名前を知ったのはこの映画だったっておもうんだけど、ぼくの中で燦然と輝くようになったのはたぶんこの後『ブレード・ランナー』を観てからだったような気がする。
けど、実際のところ、リドリー・スコットはこのシリーズをどうしたかったんだろう?
たしかに、なんとかぎりぎり『プロメテウス』はリンクできてるものの、やっぱり過去へ遡るしか物語に参加することができなくなってるんだろうか。それとも、過去へ遡ることのできるのは、リドリー・スコットにしかできないことだからなんだろうか?このまま過去への旅を続けて、次回作も過去へ遡るんだろうか?
にしても惑星の様子を比較するとちょいと違うような気もするけどね。
(以下、2022年7月7日)
ところで、女子乗組員ヴェロニカ・カートライトを殺す最後のカットは凄いな。触手に見えるけど、陰茎なんだね。ズボンの上から挿入しちゃうんだあ。種を植える本能は凄いね。基本、エイリアンは女は殺さない。生殖しなければあかんからやね…とはいえないか、寄生するわけだからなあ。