☆心と体と(Testről és lélekről)
イルディコー・エニェディっていう監督にはまるでなじみがない。でも、えらくちからのある映像だった。
だけど、屠殺と肉処理と血の場面をえんえんと撮ることはないだろうに、ともおもった。牛が屠殺されるんだけど、どうしても鹿の夢が描かれる分、屠殺の対象が鹿におもえ、さらにこの主人公のふたりにおもえてくる。このままだと、左手の動かない財務部長ゲーザ・モルチャーと孤独で自閉症ぎみの食肉品質検査官アレクサンドラ・ボルベーイの未来は屍になるしかないのだが、どうする?みたいな。挿入される雌雄の鹿がふたりの共通した夢だってことで、余計にああやっぱりそうだったんだあって気になる。
それにしても、アレクサンドラ・ボルベーイの洗濯物干し、なんて便利な収納できるんだ。
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