ラジオホールの近くを歩いていたら、こんな風景に遭遇した。何やら戦闘的だと思っていたら、よくみると車のボディに張り付いているのは、全部カメラである。ポラロイドカメラとかコンパクトカメラとか・・・90年代だから、まだデジタルカメラが登場する以前のフィルム時代の安いカメラである。大量生産・大量消費社会に対する皮肉とか、いろいろ理由付けのしやすいパフォーマンスだった。NYのテレビ局が脇で取材をしていた。
この満身カメラのワゴンもいずれ、丸ごと捨てられるのだろうと思われた。ところで、これらのカメラで撮影された大量の記録フィルムやプリントは、どうなったと思う。その多くは捨てられていますね。よく写真好きの亡き親父が撮影した大量のネガとプリントが、出てきたんだけど・・・・という話を聞いたことがある。結果は、第三者が中をみても面白くないし、よくわからないから、丸ごと捨ててしまった。という話であった。
世の中の多くの写真は、そこに撮された人間と撮した人間にしか意味はない場合が多数だ。だから、それを第三者が見たところで、確かにつまらない。では残る写真とはどんなものか・・・・記録性がある、時代が撮されている、二度と見ることができなくなった風景等が撮されている、スキャンダラスだ・・・・そんな理由とか本にするといった必要性がないと、写真は、後に残らないのだろう。いまはデジタルだから、消すのも簡単だ。
もっと言えば、人の世も生まれては消えの繰り返しだ。凡人の一生など、どこにも記録されないから、写真と大差がない。などと、いろんなことを考えさせてくれる風景だ。
MINOLTA CLE. ROKKOR F2/40mm .
エクタクローム.
CanoScan.
この満身カメラのワゴンもいずれ、丸ごと捨てられるのだろうと思われた。ところで、これらのカメラで撮影された大量の記録フィルムやプリントは、どうなったと思う。その多くは捨てられていますね。よく写真好きの亡き親父が撮影した大量のネガとプリントが、出てきたんだけど・・・・という話を聞いたことがある。結果は、第三者が中をみても面白くないし、よくわからないから、丸ごと捨ててしまった。という話であった。
世の中の多くの写真は、そこに撮された人間と撮した人間にしか意味はない場合が多数だ。だから、それを第三者が見たところで、確かにつまらない。では残る写真とはどんなものか・・・・記録性がある、時代が撮されている、二度と見ることができなくなった風景等が撮されている、スキャンダラスだ・・・・そんな理由とか本にするといった必要性がないと、写真は、後に残らないのだろう。いまはデジタルだから、消すのも簡単だ。
もっと言えば、人の世も生まれては消えの繰り返しだ。凡人の一生など、どこにも記録されないから、写真と大差がない。などと、いろんなことを考えさせてくれる風景だ。
MINOLTA CLE. ROKKOR F2/40mm .
エクタクローム.
CanoScan.