道路に線路と架線があったので、街の中を大陸横断鉄道のアムトラックでも来るのかと思っていた。日本では道路の上を新幹線がノロノロと走り抜けるような案配で、海外では街の中を長距離列車が通り抜けたりする光景は、しばしばある。線路の幅や車体断面の規格が同一であれば、線路がある限り列車はどこでも走ってゆくことができる。古い記憶だが日本でも山形新幹線には踏切があり、民家をすり抜けといった光景を見た記憶がある。
それにしても鉄道後進国アメリカで路面電車に遭遇するとは思わなかった。アメリカ最古の都市ボストンは、当時の開拓者・移民者達の母国であるヨーロッパへの、ねちねちとした憧憬性が感じられる街である。路面電車とクラシックな建築をみているとヨーロッパの風情が漂うのだが、あの大雑把な架線をみるとやはりアメリカかとも思う。
この写真を撮影していた右側あたりには、たしか 小澤征爾が指揮していたボストンフィルの常設劇場があったとおもわれる。この地区の対岸に渡るとMITがあり、少し西へ行くとハーバード大学がある。古風な佇まいと文化と大学街という点では、京都と似ている。
さて今日からしばらく雑用が続くので、ブログは来週の火曜日以降に登場しよう。日本はいずこの社会も年度末は、イレギュラーな雑用に忙殺される。これが三月まで続き、少し休めるかと思ったらすぐに4月になり、授業の準備に追われる。夏休み、冬休み、春休みは、学生の休みであって、教員の休みではない。だが授業がないので、この時期でなければできない集中的な仕事をするのにはいいのだが、共同作業は難しい。というのも周りの同業者もイレギュラーな雑用に追われ、お互い日程の都合がつかないことがままある。3月になり、学業を忘れバイトに奔走しつつ、うららかな春を謳歌できるのは学生だけかもしれない。
撮影時期:90年代半ば
OLYMPUS XA-4,F3.5/ZUIKO28mm
エクタクローム.
CanoScan.
それにしても鉄道後進国アメリカで路面電車に遭遇するとは思わなかった。アメリカ最古の都市ボストンは、当時の開拓者・移民者達の母国であるヨーロッパへの、ねちねちとした憧憬性が感じられる街である。路面電車とクラシックな建築をみているとヨーロッパの風情が漂うのだが、あの大雑把な架線をみるとやはりアメリカかとも思う。
この写真を撮影していた右側あたりには、たしか 小澤征爾が指揮していたボストンフィルの常設劇場があったとおもわれる。この地区の対岸に渡るとMITがあり、少し西へ行くとハーバード大学がある。古風な佇まいと文化と大学街という点では、京都と似ている。
さて今日からしばらく雑用が続くので、ブログは来週の火曜日以降に登場しよう。日本はいずこの社会も年度末は、イレギュラーな雑用に忙殺される。これが三月まで続き、少し休めるかと思ったらすぐに4月になり、授業の準備に追われる。夏休み、冬休み、春休みは、学生の休みであって、教員の休みではない。だが授業がないので、この時期でなければできない集中的な仕事をするのにはいいのだが、共同作業は難しい。というのも周りの同業者もイレギュラーな雑用に追われ、お互い日程の都合がつかないことがままある。3月になり、学業を忘れバイトに奔走しつつ、うららかな春を謳歌できるのは学生だけかもしれない。
撮影時期:90年代半ば
OLYMPUS XA-4,F3.5/ZUIKO28mm
エクタクローム.
CanoScan.