Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE215. 美の饗宴

2011年12月06日 | Kyoto city
 美の饗宴とでもいいたい風景である。これが京都の紅葉である。夜間拝観の醍醐味といってもよい。何気なく立ち寄ったのであるが、昔に比べれば今年の天龍寺塔頭宝厳院ははるかに見所が多い。詩仙堂や清水寺なども綺麗な頃に違いないが、夜間拝観は4日で終わりである。唯一この宝厳院だけが、18日迄夜間拝観を行っている。
 仕事で、下呂温泉、名古屋と出歩き続けだったので、このとき手元にあった機材は、PEN E-PL1にパンケーキレンズという地味なスペック。だがむしろそれは正解であったわけで、パンケーキレンズの17mmは、準広角レンズで結構万能的に写せた。やはりいつも持ち歩ける小型軽量ということが、優れもの機材の条件だ。思いがけなく良い風景に遭遇しても、機材が手元になければなんの意味もあらしまへんで。
 夜間拝観のときのPENの設定をメモしておこう。i-Fnish、スポット測光、光源は電球、の3点である。
 i-Finishは、万事彩度が高く描写される。実際以上に綺麗に写るが、ここは個人の興味次第。スポット測光は、背景が真っ暗なので、そこまで測光するとオーバー気味になるから、当然紅葉の明るい部分の露出だけを測光すればよい。これは結構重要なポイントである。それに照明器具の種類にもよるが、白熱灯のスポット光源をライトアップでは多用しているので、機材は電球の設定でよいだろう。
 ところで夜間拝観は、寒いので身体には、ご用心と言いたい。撮影に没頭していると寒さを忘れてしまうが、翌日寒さに加え、仕事でたまった疲労でもあれば、私の場合は3週間ほど休日出勤が続いたので、一気に身体が全く動かなくなる風邪&疲労困ぱい状態がふきだす。私もこれで一日仕事を休んだ。
 夜半から咳が出てきた。少しずつ症状があらわれるなんて、一体なんだろうか。直ったつもりでいたが、まだ直ってないのかなぁー。

天龍寺塔頭宝厳院,2011年12月4
OLYMPUS PEN E-PL1,M ZUIKO17mm,f2.8.
ISO1600,露出補正0,f2.8,1/40,i-Finish
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする