Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE307. プリミティブな記録方法

2012年04月01日 | Kyoto city
 こういう画像にすると、レンズの歪曲収差がわかる。超広角レンズだから、当然歪曲収差はある。それにしてもなんという美しさを維持していることか。
 先日ニコンF4システムを知人に譲ったので、ケースの中は空白が目立つかと思ったら、まだFUJI645Wが2台、ニコンFとF3、もらい物のニコマートまである。それにライツが二台と、まだ減らし切れていない状態。最後はニコンF位にしたいと思う。
 あるWEB記事で、誰もいない島に、カメラ1台だけ持参するとしたら何を持参するか?、という質問がフォトグラファーの間にあった。一番多い答えはニコンF。私もそう思う。なにしろフィルムさえあれば、バッテリーは一切不要だ。その代わり露出もカンであるが。次いであげるとすればニコンF3、露出用の小さなボタン電池だけで2年は持つからだ。思うにこのあたりが撮影機材の完成形ではないかと思う。
 デジカメは、実は電気のあるところでしか使えない。電気のない島では、やはりフィルムカメラになる。デジカメ=都会のライフスタイルなのである。といってフィルムだって都会に持ち帰らなければ、現像できないからやはり不便だ。
 じゃ何がいいか。私ならばスケッチブックだ。電池も現像もいらない。最もプリミティブな記録方法だ。

七条,2012年2月19日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO250,露出補正-1/3,f2.1/60,モノトーン
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