まあ、京都の祭だから人の多さを見て帰るぐらいだろうという気楽な気分で4人で出かけた鞍馬の火祭り。前評判通り観客の列は、一方通行でがっちり規制されており逆走できない。そして人の列は遅々として進まない。
お巡りさんの数も半端ではない。同行の編集者曰く、祭の主催者が、「人が多すぎて祭ができないできない」、という苦情があるようだ。それでお巡りさんも増やされるという話だ。だからお巡りさんに文句ゆってもしゃあないわけで、むしろ彼らに同情したいぐらいだ。
人々の長蛇の列も、駅前に来るとあまりの人出の多さとなんだかよくわからんといって、そこであきらめて帰る人も出てくる。実はこの駅前を通り越してからから山門、そして街の奥へとゆくと、人々の列は大分緩和されるのである。そして撮影ポイントを見つけたら空地でたき火などにあたりながら、時間をつぶすと山門の夜ハイライトに遭遇できる場合もあるのだろう。
昔私も、生徒を引率して博物館見学に出かけたことがある。そうすると入り口周辺がドット混むのである。だから、私は展示の最後の方から見て行くのである。鞍馬の火祭りは、そんな状況と似ている。鞍馬の駅を降りた直後から街を半周するあたりが、一番混むのである。
私たちは、次の飲み会を目指して、早々に退散した一本待ちぐらいで電車に乗れ、精華大学をめざした。そこから車で15分ほどで市内に戻れた。でっ編集者の友達も加わり、5人で大いに語らい多いに食べ且つ飲み会、そして二次会だった。
鞍馬の火祭りでは、ビジターの1割ぐらいは外国人だろう。人出を恐れずにやってくるタフな連中達だ。
それからこのブログのPENシリーズも調度500回。一つのシリーズでは最長となった。
鞍馬,2012年10月22日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG14-150mm.F4.0-5.6,
ISO25600,焦点距離45mm,露出補正-1,f6.51,1/15