大学の帰りに木枯らしが吹く肌寒さを痛感した。今年は確かに秋が短い、いや秋はなかったといった方がよい。冬間近である。
やはり冬が来る前に、佐渡の宿根木へゆきたい。もちろん雪が降った景色もよいという人はいるが、それは都会人の感覚である。雪の降る寒いときに出歩く地元の人はいない。それ位に日本海の気候が厳しいのだろう。
もちろん写真は、絵になると思うよ。そういう冬の北海道の集落を撮影しているフォトグラファーがいた。名前が思い出せないので「積丹 写真家」とキーワードを入れてgoogleで引いたがトップに出てくる写真家は全部違う。いつもそうなのだが、キーワードが悪いとgoogleというのは通俗的な軽い情報しかひっかからない。
そこでアサヒカメラのバックナンバーから見つけた。それが瀬野明男さんだった。アサヒカメラ2008年2月のトップの写真がそれである。この人の北海道の集落を撮影した写真は、冬の厳しさが漂い大変リアリティがある。私は冬の北海道を撮ったらこのフォトグラファーが一番だと思う。
因みに機材は、OLYMPUSの21mmと28mmのレンズがついたOM-1であり、そして今はないコダクローム特有の色調が見られるのである。
さて来年OM-D5が登場するようだ。ホンマかいな。コダクローム調などというアートモードが欲しいよね。
金沢市西茶屋街,2012年9月28日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG14-150mm.F4.0-5.6,
ISO200,焦点距離22mm,露出補正-1,f9,1/250,リーニュクレール