Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE589. 路地の街・神楽坂

2013年03月04日 | Tokyo city
 週末は、母のお見舞いで、朝二番の新幹線(朝一番は混んでいるからね)で東京へ出かけていた。午後、夏目坂(夏目漱石が近くに住んでいた)の途中にある昔から行きつけのカイロプラクティックに出かけ身体をほぐしてもらった。随分体中がこっていた。どうりで仕事をする意欲も減退していたわけだ。帰りしなに神楽坂を抜けて、実家に戻った。
 近年の路地の街神楽坂は、テレビの舞台になり、大いに東京人の話題となり、ビルも増え、やたらに新しいお店が一気に数多く進出し、ビジータも増え随分街自体が変わった。
 そうやってビジターが増えるたびに、実は路地にも今風のお店が進出し、昔の静かなたたずまいは失われて行くというのは大変皮肉である。それでも、まだ路地の街・神楽坂の風情は残っている。それにしても神楽坂は、高級から安いところまで含めて、何故か焼き肉屋がおおいのよね。鮒中があるからかな。
 さて実家のお店で時間をつぶし、夕方これまたビジターがまず行かない路地の居酒屋・三州屋で、幼なじみと厚いマグロの刺身や焼き魚などで酒宴だった。
 幼なじみは、いつも線量計を持ち歩いている。福島原発後は、東京人もある程度の被爆をしたと彼は言っていた。「静岡位迄放射能は飛んだな。のりちゃんは京都にいてよかったよね」、私も、まあそうなんだろうと思っていた。
 東京神楽坂・・・路地、大勢のビジター、カップル、高いの安いのの焼き肉屋、放射能がばらまかれ、次はなんだ、地上げ屋にヤクザか・・・・まったく、騒々しいところが東京なんだな。

新宿区神楽坂,2013年3月2日
OLYMPUS PEN E-PM2,M ZUIKO DG 12mm/F2.0
ISO500,露出補正−1/3,f8,1/80.
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