Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

最近のドローイング44. 冬の名残のある時間

2013年03月17日 | drawing
 先日、実家の93歳のお袋が亡くなった神楽坂界隈の画像をみると、どうしてもセンチメンタルな気分になる。いつまでもあの時の時間がとまっていればよかったのにと思うが、世の中の理は諸行無常である。物事が常であることはない。そんなわけで、時間を止める写真というのもどこか残酷な感があり、ドローイング・シリーズに切り替えて気分転換。
 気候が暖かくなったといえるのも、東京の話だけであって、京都は朝晩寒い日が続いている。京都駅に行くと、薄着の東京人がふるえている光景に出会う。古都は、盆地特有の気候の故か、まだまだ朝晩は寒い。私は、厚いコートが手放せない。
 寒いといいながら、テレビでカーリング女子の世界大会をみていた。この競技は悲壮感が全くなく、淡々と行われているところが面白い。それにアップで映される美形を鑑賞できるという副産物もあり、なかなか眼が離せない。日本人のお姐さん達、綺麗だよね。本当に、ため息が出る。
 端境期の冬の名残のある時間を、適宜すごしている。いや、やり過ごしているといった方がよいのかもしれない。

OLYMPUS OM-D E-M5, LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8, ISO800,露出補正+1,f11,1/80
コメント
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