土曜日は、町内最大の催事(笑)地蔵盆の会計の計算をしていた。領収書の仕分けから始まる辺りは、何やら確定申告の様相を呈していた。
さて握力撮影は、PEN E-P5の場合、機材任せのiAutoに自動設定される。従って原画像はカラーしかない。こんなオートモードを始めて使ったが、過不足なくそれでいて好き嫌いの発生のしようがない平凡な画像である。試みにphotoshopで調整し、少しメリハリのある画像となった。
新機種OM-D E-M1は、ブログラムや露出優先といった設定モードでも握力撮影ができるようになっている。ただしボディはE-P5より100gほど重い。たかが100gじゃないかと思われるが、それにはモーメント力がはたらくのです。
握力の部分には、機材の重さの力と、一脚+腕の長さ、とを乗したモーメント力が発生する。従ってモーメント力以上の握力が必要になる。だから撮影機材は、できるだけ軽い方がよい。つまり建築構造力学事始めの知識です。
こうしたアングルで撮影した写真を雑誌でよくみかける。視点が高いといっても被写体は自然に写る。フォトグラファー達は、スタッフをかかえ大きな脚立をもちこんで、或いは車の屋根といった具合に、グランドレベルの視界とは異なるアングルで撮影しているのだろう。写真には写らない大仕掛けが、たった1カットの撮影画像の背後にある。
研究していると不思議なのは、撮影機材はプロもアマも同じ機材である。だから当然結果は同じである。
だが違うアングルから撮影しようと思えば、大がかりな治具を組み立てたり、持ち込んだり、使いこなしたりする仕事が大いに発生する。そんな工学的仕事をするかどうか、つまりはこれから起こりうることを予測し計画的に準備するという仕事の有無がプロとアマの違いだろう。プロは、撮影以前の仕事に大半の時間を費やすわけだ。
そんなわけで、私はしごく装備軽量な握力撮影でええですが。
京都市・上弁天町
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG12mmF2.0,
ISO200,露出補正±0.f4,1/250,iAuto.
さて握力撮影は、PEN E-P5の場合、機材任せのiAutoに自動設定される。従って原画像はカラーしかない。こんなオートモードを始めて使ったが、過不足なくそれでいて好き嫌いの発生のしようがない平凡な画像である。試みにphotoshopで調整し、少しメリハリのある画像となった。
新機種OM-D E-M1は、ブログラムや露出優先といった設定モードでも握力撮影ができるようになっている。ただしボディはE-P5より100gほど重い。たかが100gじゃないかと思われるが、それにはモーメント力がはたらくのです。
握力の部分には、機材の重さの力と、一脚+腕の長さ、とを乗したモーメント力が発生する。従ってモーメント力以上の握力が必要になる。だから撮影機材は、できるだけ軽い方がよい。つまり建築構造力学事始めの知識です。
こうしたアングルで撮影した写真を雑誌でよくみかける。視点が高いといっても被写体は自然に写る。フォトグラファー達は、スタッフをかかえ大きな脚立をもちこんで、或いは車の屋根といった具合に、グランドレベルの視界とは異なるアングルで撮影しているのだろう。写真には写らない大仕掛けが、たった1カットの撮影画像の背後にある。
研究していると不思議なのは、撮影機材はプロもアマも同じ機材である。だから当然結果は同じである。
だが違うアングルから撮影しようと思えば、大がかりな治具を組み立てたり、持ち込んだり、使いこなしたりする仕事が大いに発生する。そんな工学的仕事をするかどうか、つまりはこれから起こりうることを予測し計画的に準備するという仕事の有無がプロとアマの違いだろう。プロは、撮影以前の仕事に大半の時間を費やすわけだ。
そんなわけで、私はしごく装備軽量な握力撮影でええですが。
京都市・上弁天町
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG12mmF2.0,
ISO200,露出補正±0.f4,1/250,iAuto.