虫干しの必要はないが、いつものデジタル機材で梅雨の合間の散歩。
この超広角ズームレンズレンズは、建築撮影用として使っている。フルサイズ換算だと15-27mmになり、超広角レンズの割には歪曲収差が少なく明るさもF4どまりで申し分ない。
海外のフィールド、直近のポルトガルの旅では、EOS1Ds+EF28-300mmの画角の不足を補う機材としてもってゆくはずだった。だが手荷物制限8kgの前においてゆく羽目になった。だからポルトガルでは、仕事で、とりわけ学術論文用の建築撮影ができなかった。まあ今後ポルトガルのテーマで学術論文を書くとか、デザインをすることはないだろうとする安直な気分が先行していたし・・・。
小さく軽いα6600には、水準器がついているから、このレンズの10mmという画角を用いて建築立面を真っ正面から撮影できる。それを横にズレながら撮影してゆけば、街並みの記録になり、そうした連続する画像から立面の図面化やCG化が可能な資料として役立つわけである。
そうした点でも超広角レンズは、建築撮影には必須といえそうだ。それにメイン機材にトラブルがあったときの予備機材にもなる。
こんなレンズを虫干し代わりに持ち出すと露出ブラケットを使いながら3枚連写で撮影してゆく。明らかにフイルム機材とは違う使い方である。
こんな機材を使って伏見の街を歩いていたら面白い風景に遭遇した。面白いというのは、もちろん伏見の酒蔵ではない。
クロッキー教室前の時間があるときに街の徘徊だ。ひとしきり夕方の街を撮影して、裸婦のデッサンへ向かう。
来るとき電車の中で彼女たちを観察しながら裸婦ボディをイメージ・デッサンをしていたから、今日は準備バッチリ。
おおっ、今日のモデルさんは美ボディだ・・・。
それにしても、この時間はお腹がすくんだよね。
(6月16日の頃)
京都市伏見区
SONY α6600、E10-18mm/F4.0 OSS
1)ISO500,焦点距離10mm,露出補正0,f/9,1/30
2)ISO200,焦点距離14mm,露出補正0,f/9,1/30
3)ISO1600,焦点距離14mm,露出補正-0.3,f/9,1/30
4)ISO125,焦点距離18mm,露出補正-0.3,f/9,1/30
5)ISO100,焦点距離18mm,露出補正0,f/9,1/100
6)ISO320,焦点距離10mm,露出補正-0.7,f/5.6,1/30
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