Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

フィールドワーク654. これならSONYレンズで十分

2022年07月15日 | Photographic Equipment

 

 ライツのレンズは昔から高かったし、今のライカレンズでも1本100万円と軽自動車でも買うのかとする価格だ。手元のLEITZ SUMMICRON35mmWETZLAR8枚玉(1958年製)の価格を調べたらOH済み45〜60万円とあった。私はニューヨークのウッドン・カメラから9万ぐらいで中古を調達した。ブログ画像に使えるまでに修正できるかが評価のポイントだ。

 ライツレンズの解説書やWEBサイトをみると、このレンズはライカマニア達垂涎の名鏡玉と書かれてあるが、はたしてそんな価値があるのか。

 私の使用でいえば、ゴーストは盛大に発生し(7枚目中央街灯左下の緑色は完璧なゴースト)、カラーフィルムが登場する以前の眠たいコントラストに辟易させられ、適正露出で撮影すると画像が眠くなり、光の状態で綺麗に撮れる時と撮れない時がある気まぐれなレンズだ。こんなものが垂涎のレンズとは言いがたく、マニア達の鑑識眼のなさを痛感する。つまり私はこのレンズの価値は皆無と結論づけている。

 そこで強引にSONYのカラープログラムを使えば、ようやく見られる画像になる場合もあるが、あえて使う理由はない。つまりSONYの3万円のホディとPhotoshopがあるからこそ、ブログ画像で使えるようになる。従ってとても垂涎の名鏡玉とはいえない。

 これならSONYレンズで十分。唯一評価できるのはモノクロ画像は綺麗であり、背景は盛大にボケてくれて、線はすこぶる細い。だからモノクロームだけでしか使えないレンズだと言うのが私の認識である。

京都市 宮川町・産寧坂・安井金刀比羅宮・祇園

SONYα6000、LEITZ SUMMICRON35mm/F2.0

1)ISO640,露出補正0,f/8,1/60

2)ISO100,露出補正-0.7,f/2.0,1/25

3)ISO250,露出補正-0.3,f/8,1/60

4)ISO2500,露出補正-0.7,f/8,1/60

5)ISO100,露出補正-2,f/2.0,1/125

6)ISO3200,露出補正-1.3,f/2.0,1/125

7)ISO320,露出補正0,f/2.0,1/320

8)ISO3200,露出補正0,f/2.0,1/30

撮影機材:iPhon13pro

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