バスの最前列のシートに座り、前面からアイスバーンの雪道や日本海や集落を撮すのには、ディスタゴン25mmのレンズは調度よい画角だし、冬空や積もった雪を入れながら民家を撮影するのにも便利だ。ならばフィルムにしようか。トライX400を詰めたニコンF3HP+MD4だな。
ニコンF3は、寒くてもバッテリーがあがる心配もなく申し分ない。Zeissのディスタゴンとプラナーを持ってゆこう。トライX400は10本。さてフィルムだけでは撮りつくせないところもあるからデジタル機材を予備に加えよう。互換性重視ならニコンDf+AF28-300mmだけど重さが4.2kg。気分や撮影状況が変わったときにはよいが、実際持つと私の体力では重いと感じる。
ならばSONYのα6600+E18-135mmだと3.4kg、さらにα6000+12-70mmZEISSなら2.9kgだがバッテリーの持ちが悪い。ならばα6600+12-70mmZeissにすると3.3kgで少し軽くなる。ここまでくると手持ち荷物だけだからpeachのチケットもシンプルピーチで往復4000円は安くなる。
京都駅発5:50、関空発9:35、JR千歳発12:06で小樽着13:22。荷物を預けなければ小樽には13:14着だ。午後は小樽の街。翌日は積丹半島の美国泊まりだ。平日なら美国行きの北海道中央バスも本数があるから行動の選択肢が増えそうだ。
冬の積丹半島。小樽までは昨年出かけているから少しだけ空気はわかる。
緊急事態宣言解除前が感染者も少なく移動前なので人が少ない。ここだな旅の時期は。いや、寒いからやめとくか、雪国へでかけるときは、いつもそんな決断がいる。
などとシミュレーションしつつ、酷寒の気候に耐え、撮影意欲がないというときに簡単操作ができるデジタル機材の逃げ道が必要だな。やはり小樽で使用した実籍があるニコン・システムとか・・。あとは飛行機の手荷物持込制限7kgの重量との戦いとか、Peachをやめて他のAirluneにすればよいかとか・・・。 さて機材は互換性を優先するか、重量を優先するかで迷うな。
旅の本を読むと、考え方を一つに絞れなんて書かれてある。てやんでぇー、嘘ばっか。というのも一つに絞ったら、雪でホテルに閉じ込められたときに退屈至極なんだね。ほどよいバランスが必要なんだな。だからスケッチの道具も入れてゆくか・・・。となると重たいDfはパスしよう。どうもニコンは重さがたたり、活躍の機会を失うことが多い。
そんな風に空想旅行のイメージは膨らんでゆく。
京都市
ニコンF3HP+MD4、Carl Zeiss Planar50nn/F1.4、Distagon[25mm/F2.8、トライ-X(+2増感)
現像:写真弘社
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