Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ドローイング951.小説:小樽の翠861.実行サイン

2025年01月04日 | field work

昨日の話の続き・・・
芽依「旦那が夜寝られないというのでうちの耳鼻科にきたんだ。不規則生活で忙しいディレクターだから無呼吸症候群よね。そんで一泊入院検査じゃん。そしたら1時間に40回も無呼吸があって重傷。私が担当で検査機器をつけたりするじゃん。そんな私の胸なんかを触ったり、私のお尻を撫でたりと結構手癖が悪かったんだ。それはよくある話だから私ほっといたの。朝になって検査機器をはずそうとしたら看護服の隙間から私のお乳をのぞくのよ。悪ガキだなあーって思ったもん。」
晃子「そんな手癖の悪いのとどうして親しくなったん?」。
芽依「だから『私を奥さんにしてくれるの?』といったん!!」。
晃子「男の意識の隙間をついたんだ」。
芽依「そうよ、だって旦那はまわりを見渡しながら体裁が悪いから思わずスルスルっていたもん。言ったら最後、アタシの勝ちね!(*^▽^*)」。
翠「男の人って思わず体裁で言っちゃうことがあるよねぇー」。
芽依「いったんスルスルと言わせたから、私、耳鼻科の看護師だもん。強力な武器があるのよ!」。
晃子「あっ!、C-PAPで通院だ!!」。
芽依「それだけじゃないの。リハビリがあるの。減量と姿勢の矯正と腹式呼吸ね。だって検査の後は1年ぐらい減量やCパップの結果を聞きに毎月通院するじゃん。それにあわせてリハビリがあるの。腹式呼吸は肺ですうのではなくお尻に力をいれて呼吸しなさいとね。それで患者さんの手を私の肛門に当てたりして実演するわけ。これがとどめだったね!。だから旦那は『女の肛門がしまる感触が忘れられない』とこぼして喜んで通院するじゃん」
晃子「肛門をピットしめる感覚を勉強させるんだぁーーー。」
芽依「C-PAPのデータは先生のところにWiFiで飛んでいるから、毎月通院よね。それが1年も続けば親しくなるチャンスが沢山できるじゃん。だから私が詰め寄ったらもう決まりね。それで奥さんからもぎ取っちゃったん。一丁上がり!!!」。
晃子「うーーん、耳鼻科の役得!!!」。
翠「女にセクハラすると、もぎ取り実行のサインなんだ」。
芽依「そうよ。男の人はそう思っていなくても、耳鼻科の私には決定的な武器があるもん。仕掛けちゃえば陥落するもんね。詰め寄ったらもう女の勝ちよ。だって男の人って精子が余っているから余力があるんじゃかなあー」。
晃子「でも50歳だから精子の量は少なくなるよねぇー」。
芽依「だから旦那が射精したあと、私がペニスの根元から絞り上げて残渣も子宮に入れるの。いつかは子供ができるかなって思って」。
翠「女は本能的に生殖動物だもんね!」。
芽依「お互いに時間は不規則だけど、旦那も奥さんと離婚してから夫婦は何が大切かを悟ったみたいだから、今は優しいよ」。
晃子「セクハラは、奥さんからもぎ取り開始のサイン!!!」。
芽依「そうよ。若いカップルが飲み屋で女の子の腿なんか触ったりするじゃん。それって旦那ゲットの実行サインだもん。女は待ってましただよーーー。そういう男の人って大概スケベで小心だから直ぐに落ちるのよねぇー(*^▽^*)」。
・・・
正月の小樽の空もまだ暗い。
今日は縛れる予報だ。
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