これも鉄ちゃん同伴の1日旅だった。早朝の室内が木製(木目では無く本物の木の壁)の湘南電車の旧型車両ででかけた。根府川まで来ると、ここからいまはない東京行きの多くのブルートレインが撮影できるわけだ。そうした根府川橋梁は鉄ちゃん達の間では有名な撮影スポットなのだが、そこは無視して新たな撮影ポイントを探した。今みるとよく行き当たりばったりで、こんな素晴らしいポイントにたどり着けたと思われる。多分国土地理院の1/25,000の地形図を持っていたことと馬力があったんだろうな。
画像は、ちゃんとブルートレインが北上しているのが写っているが、関心はいくつも海にせり出した海岸段丘の地形や、そこに点在する民家などを眺め回す面白さに移っていったのだろう。そのことが後にランドスケープに関心を持つ下地となっていった。それには少し長い時間が必要だったのだが。
そして次第に鉄道から関心が引いてゆき撮影も卒業し、そして高校3年生の秋のある日から学園紛争で校舎の一部がロックアウトされ、毎日がホームルームというわけのわからない日々が続き、そして卒業式の日まで授業らしいことは行われなかった。
そして最後に我々の同級生達がライブ演奏をして卒業式となった。だから蛍の光、仰げば尊し、もちろん君が代もなく、今の高校のしゃらくせえメロディー(ゆずとかユーミンとか、校長先生の趣味なんだろう)でもなかった。演奏されていたのはローリングストーンズだ。こまっちゃくれたセンチメンタリズムなんかおさらばだという精神だ。だから卒業式の記憶にある音楽はサティスファクションだった。だからNO!といえる根性が身についた。
さて話題は変わるが昨日は、CanonのEOS Phrofessionalで撮影済み画像を修正したまではよかったが・・・。全くCanonはなんでサードパーティーのくせにMacの心臓部にRAW画像を大量にストックするんだい。おかげてMac ProはHD容量限界になってしまうではないか。めんどくさいCanonの馬鹿ソフトだ!!。
だからピクチャーの項目全部消去・・・うん!?・・・・・、EOSの画像を消すつもりが、その思い切りのよさで2017年7月14日以降のストックした画像を全て消してしまった。タイムマシンの設定はなおざりにしていた。もうあーあっ!!・・という気分だが。しかし、よく考えるとMac ProのHDが軽くなったことはよいことだし、それに過去画像は不出来だから全部NO!!、それは未練がなくてよい、また撮ればいいじゃないか。だから不思議なことにサバサバした感じで気分一新みたいで結構精神的に楽になった。どうせデジカメで撮影した画像だし、それを全て捨てる爽快感があると思うな。
1969年神奈川県小田原市江浦
Canon6L,50mm/F1.4,ネオパンSS
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます