Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE321. 雑話4題

2012年04月15日 | Kyoto city
光芒を撮すライカ・エルマリートと言えるかどうかはわからないが、何やら光が映っている。それに二階まで届く脚立のような斜めの部材はなんだろうかと、それを確認することもなく通りすぎた。こうした路地の風景は、東京と比べるとは京都には圧倒的に多い。
 Macのmobile meが6月末までなので、このブログも引っ越しをしなければならないので、ブログ熱も下がる。もはや、ブログの時代ではないのだろうけど、もう5年近く書いている。個人的に何のためのブログ?、という動機が個人的には不明なのだが、あえていえば論文書きの文章を書く練習だろうか。
 子供の頃は、文章を書くのが嫌いだった。つまり書けないといったほうがよかった。それが今は論文など書いているのだから、そうした自分の変化にはあきれる。最も論文は、情報と解析のストーリーだから、文章が書ける、書けない以前の世界なのかも知れない。
 さて日曜日は大学に出かけて論文の作業でもするか。そうなると昨日に引き続き出勤となり、出勤日超過なのでどこかで代休を取らざるを得ないのだが、そうした調整が面倒な話だ。というのも、今年の3月から帳簿への押印が義務づけられたので、勤務日数は多くもなく、少なくもなく、割り振り日数通りこなせというわけだが、そりゃ物書きにとっては不可能な話よ。
 今日は、話バラバラでまとまりがなく、雑話4題といったところだろうか。

三条,2012年4月12日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO-ELEMARIT45mm,f2.8
ISO200,露出補正-1/3,f4.5,1/320モノトーン
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PEN LIFE320. ライカとズイコー

2012年04月14日 | Kyoto city

 昨日は、LEICA DG MACRO45mmの画像をアップさせた。今日はM ZUIKO DG12mmで撮影した画像をアップさせた。この二つのレンズの性格がどう違うか。
 その答えは明白であり、LEICAはグレーの中間トーンをよくだそうと粘る。暗いところまでグレートーンで粘ろうとしている。そしてあまりシャープさが前面には出ない、つまり緻密な描写である。マクロレンズだからかも知れない。
 これに対してM ZUIKOは比較的コントラストの高い描写であり、割り切りよく暗いところはストンとブラックになり、画面もすこぶるシャープである。昔のニッコールレンズに近いのだろうか。
 絵としての見栄えは当然M ZUIKOの方が勝る。しかしじっと見ていて味わい深いのがLEICAである 。つまりこれらのレンズの性格は正反対といってもよい。そうしたデジタル時代においても、レンズの性格の違いを楽しめるというのは、大変楽しみな仕様でもある。
 デジタルペンは軽いから二台持ち歩いても苦にならないのだが、広角レンズと望遠レンズの視界を使い分けるのって結構面倒くさいのですね。広角になれたら1日広角レンズの目線ですごすと言う方が楽なのですね。だからM ZUIKOのレンズにE-PM1という最軽量なシステムが、いまの気分には合っていそうだ。
 そんなスタイルというのは、もう随分前になるが、ニコンFに28mmのレンズ1本だけ持って旅をしたときの気分を思い起こさせてくれます。

三条,2012年4月13日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f6.3.1/640モノトーン

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PEN LIFE329. 暮れなずむ街

2012年04月13日 | Kyoto city
 まとめ書き四日分である。まとめ書きをしていて思ったが、一日ごとの画像にキャプションを付ければ、 これはWEB上の展覧会だと思った。じゃ展覧会のタイトルは、「暮れなずむ街」。ユーミンの歌詞あたりから引いたのだけど、 ちと古かったか。
 M ZUIKO DIGITAL12mmのレンズは、モノトーンでも空気が写るかのような描写だ。暮れなずむ街には、よく似合いそうだ。デジタル・ペンシリーズには、特に優れた名レンズと呼べる可能性が高いのが、ペンシステムの中でこれ1本というのが少し寂しいが。こういうレンズに満足すると、ズームレンズには興味がなくなる。特に標準ズームレンズの14-42mmなどこれまでに1度も使ったことがなく、卓上に置かれている。
 このレンズは、絞り込んでコントラスト高く撮影した方が綺麗である。グレートーンばかりになると、そのあたりはLEICA DG MACRO ELEMARITの方が綺麗だ。性格の違うレンズによるシステムというのは、案外面白い。
 だからこの12mmのレンズでもっと暮れなずむ街を撮りたいと思うわけさ。

三条川端通り,2012年4月13日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f8.1/500モノトーン
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PEN LIFE328. 念珠

2012年04月13日 | Kyoto city
 東大路通りと二条通りの交差点の角地のすみきり部分にに、こんな風景が出現する。南無妙法蓮華経と言う文字が読めるから日蓮宗のお寺である。googleで調べると本山妙傳寺とある。
 それにしてもこの宗派は闘争的だと思う。仏教はなまくらではあかん。衆生救済のために法力を飛ばせと言わんばかりである。だから日蓮聖人であろうか?、この銅像が街を、南無!!とにらんでいる。さらには銅像の足下には、ライトアップの設備が設けてあるから、夜はこの銅像が街中にくっきりと浮かび上がるわけだ。おおっ、すごっ!!、そて南無・・・!!。
 私の家の近くに仏具屋が多く、近所付き合いの関係から最近葬式が多いので、念珠を調達した。宗派によって念珠の形状が異なり、特に珠の配列や房の数が異なってくる。例えば浄土真宗は二つの房が左右対象についており、日蓮宗は2、3の房で対象ではないなどなど・・・。
 念珠店の主いわく「宗派はどちらで??」。うっうーんそれはわからない。そこで、デザインと値段で選んだ(笑)。古建築のスパンはみんな奇数だな。例外としてある法隆寺金堂は、梅原猛学説によれば、聖徳太子の怨霊を封じ込めるために四間とした。左右対称偶数はよくよくの時だ。結局2、3の房だという結論になり、日蓮宗の念珠を購入した。
 念珠と言えば、今私が住んでいる京都の町屋も、念珠店の主が所有していた。たしか倉庫として使っていたと言われたことがある。だから念珠には少しばかり縁があるが、1600の寺院を有する京都にあって、どこか辛気くさい仏教には縁がない。それに私の人生において宗教ではなく芸術を選択したのだから、余計にそう思うのだろう。

岡崎,2012年4月13日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f8.1/500モノトーン
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PEN LIFE319. チューチュー!

2012年04月13日 | Kyoto city
 どういうわけか木曜日というのは、昔から暇である。昨日も暇であった。そこで午後から京都に戻り、少し街歩きをしていた。やはり春の陽射しは今一かとおもうような光であり、撮影には向かない。桜が咲いているので、少しは足しになるか。
 チューチューの話をしよう。最近アメリカでシュールガスが産出できるようになった。つまりアメリカは資源国に復活した。
 もう一つ加えれば、日本海にメタンハイグレードが海底に眠っていることがわかってきた。だから日本もいずれは資源国だそうであるた。ただし、30年ぐらい先だそうだけど。
 ポイントは、そうした資源が地球のメカニズムのフローなのかストックとして存在しているかである。フローであれば、水と一緒で枯渇することはない。他方何百億年後のストックであれば、吸い尽くせばお終いである。つまりまだ我々は、地球のメカニズムをよくわかっていないということだ。
 でっ、世界のみんなが地球にストローをあてて、資源目指してチューチューしているわけだ。もしストック型の資源であればの話だが、そうこうしているうちに地球が次第にしぼんでくるだろうという説もある。といってチューチューをやめることは人間の欲望だからまずない。だから欲望社会は人類絶滅まで突っ走るのであろう。まだ何百年か先だから、今の我々は暢気である。
 その日が来るまで,人類は地球にストローを当てて資源目当てにチューチューである。あの恐竜時代のように人類が滅びることはわかってきてももう打つ薬はないよ。それがストック型の地球のメカニズムだもん。
 だからそれらが、フロー型の資源であることを期待するわけだが。

三条,2012年4月12日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO-ELEMARIT45mm,f2.8
ISO200,露出補正-1/3,f4.1/125モノトーン
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PEN LIFE317. 妖しい季節

2012年04月11日 | Kyoto city
 ここは舞妓さんの学校「八坂女紅場学園」。黒板をみると舞踊やお花やお茶はもとより、書道や絵画まで23科目ある。こんなに勉強するのかというぐらいに、表の看板に多くの授業科目がかかっている。
 さて話題は変わるが、Macのmabile meが今年の6月30日で終わり、iCloudへ引き継がれるのだが、このブログを書いているiWebと大容量のデータの受け渡しに便利なiDiskの機能は引き継がれないで終わることになる。
 私も一番多用し便利であっただけに大変残念である。Macも全世界を一手に引き受けるプロバイダー・サイト運営は、やはり疲れたかと推測。そうなると新たにFTPサーバーを外部に借りなければならない。そしてこのブログも引っ越しである。調べてみるとMINI BIRD等は30GBで200円台/月というのもあり、mibile meよりは安いようだ。ただならば、大学のHPサイトにアップさせてしまう方法もあるが、大きなHPだとアップにも時間がかかりそうだ。悩みどころですね。
 陽気な春というのは、いろいろ悩ませてくれる季節のようだ。夜桜なんか見ていると、美しいを通り越して鬼気と迫るものがある。だから梶井基次郎の小説の一節を思い出す。「桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている!」これは昔武蔵野美術大学の学科試験の入試問題でもあったと記憶しているが、それぐらいに桜の頃は、悩ましく妖しい季節なのである。

祇園,2012年2月19日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO500,露出補正-1/3,f2.8.1/160モノトーン
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PEN LIFE316.  脱PCである

2012年04月10日 | Kyoto city
 大学アドレスとMacのiCloudの二つのメールアドレスを使用している。仕事場や自宅や移動用に4台のMac、それにiPhonを使用しているとiCloudは、すべて同期するので、不用なメールは1度だけどれかのMacやiPhonで消せばすむのだが、大学のアドレスは同期しないので、4台すべて消さなければならない。
 例えば一日に50通ほどのメールがくると、消す作業だけでその4倍の仕事を毎日しなければならない。実はこれが大変面倒なのである。大体一人1台のPCという時代ではないのだから、いまどき同期しないメールアドレスは使いたくない。だから古くさい大学アドレスできたメールは、 もちろん読まない で1度に全部消してしまう。これが一番簡単である。
 通例は、iPhonで添付ファイルも含め全て読んでいるので、PCにはメールアドレスの設定をしなくてもよさそうに思われる。こうなると次第にPCの役割が薄らいでゆく。
 私がPCを使うとすれば、3DCGやイラストを書く、あるいはexcelで解析をする、Indesignで原稿を書く、それぐらいである。それに普通のサラリーマンだったらwordやexcel、せいぜいpower point位しか使わないのだから、iPhonやiPadで十分ではないだろうか。 次第に脱PCの世界に近づいてゆく。
 先日学会論文の制作でwordで2段組の編集をしていた研究員がいたが、これが文字を1行打ち込めば、もう写真が次ページにずれるはで全く使い物にならないソフトである。でも世の中はこういうソフトで仕事をしているのだから、もうあきれた社会だという他ない。
 そういえば数年前、ポイントカードの件でJALにWEBで問い合わせたが、プログラム不良でMacからはつながらなかった。そこでWEB上に書かれてあった電話番号にかけたが、話し中で全くつながらないということがあった。ああっ、JALという航空会社は倒産したんだと思った。
 同期しないメールアドレス、編集できないワープロソフト、PCからはつながらないWEBサイトといい、これまで時代錯誤のことが多かった。まあiPhonとiPadがすべてを解決してくれるだろう。脱PCである。

河端通七条,2012年2月19日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO500,露出補正-1/3,f2.8.1/160モノトーン
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PEN LIFE315. 桜が咲き出した

2012年04月09日 | Kyoto city
 京都も桜が咲き出した。そして気候も少し暖かくなってきた。今年の冬は、もう大変寒かったから、やっと冬が終わったという気分の方が喜ばしい。
 当然のことながら京都は桜の名所が多い。だからこの時期は名所三昧をしたいところだが、なかなか仕事もあり、そういうわけには行かない。多分みんなそんな感覚なのだろう。仕事の合間に垣間見える、あるいは休日の散歩でといった具合に、私たちの日常生活のバックグラウンドとしての桜だろう。それだけに、桜の木は至る所に植えられている。
 実は桜の木は樹齢25年ほどであり、他の樹種と比較すれど寿命は大変短い。まさに、花の命は短くて、という古い映画の台詞を思い出す。それに京都もソメイヨシノという樹種が随分多くなった。もともとは東京豊島区の染井霊園があるあたりが発祥ではなかったかと思われる。つまり東京産である。
 私が京都でお奨めするのは、少し遅れて咲く平安神宮の夜桜だろう。ただし夜間拝観は見頃の二日ぐらいして行わない。

三条界隈,2012年2月19日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO500,露出補正-1/3,f3.2.1/4000モノトーン
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PEN LIFE314. 行き止まりの空間

2012年04月08日 | Kyoto city
 大通りがあって、裏通りがあって、横町があって、路地があって、そして行き止まりがある。ストリートづくりの概念そのままに存在するのが、京都の街路である。京都は碁盤の目の街路構造なのに、実際に街を歩くと路地と行き止まりが結構多いのである。
 西欧人が広場でお茶を飲んでくつろぐ感覚は、日本人だと路地の奥の行き止まりの空間でくつろぐ感覚が、該当するのではないだろうか。路地そして行き止まりの空間は、世間から隠れるようにして存在し、静かにお酒を飲むという感覚はとてもホットするだろうか。そして路地奥の行き止まりの場所にちゃんとお茶屋さんがあるというのが、いかにも京都である。この行き止まりの空間にお地蔵さんがあり、雨よけの庇、それも暗くなってはという心遣いから透明のスレートでふいてあるところなど大変心憎い配慮である。
 行き止まりの空間に心安らぐと言う感覚は、行き止まりがなくなっている現代都市、そして現代人が忘れ去った感覚でもある。惜しい感覚をなくしたものだと思う。

宮川町,2012年2月19日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO500,露出補正-1/3,f2.1/60モノトーン
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PEN LIFE313. かなわんなぁー!

2012年04月07日 | Kyoto city
 しばらく撮影に出かける時間がなかったので、 冬の京都の画像も残り少なくなってきた。と書いている間に、もう桜が咲く春である。今日は、光が綺麗だったが、やはり朝晩は、すこぶる寒い一日であった。
 それ以上に書くこともない1日である。さて、このカットねぇー、苦情がでるかなぁー。その筋から「わてら。顔で商売してまんねん!」といわれそうだ。まあ私の周りに花柳界の人間はいないので、ええかという気分である。
 花柳界と言えば、私の実家である神楽坂もそうであった。芸子さん達が数多く暮らしており、私の家にも夜遅く仕事をあがった芸子さんがやってきて、これから浅草へ食べに行こうよ、といってみんなでタクシーで出かけたのを覚えている。もう夜の十時をすぎていた頃だっただろう。
小学生は十時に寝なさいなどという不文律は、当時から私には関係ないと思っていた。
 そんな育ち方をしたから、どこか親しみが持てる風景ではあるけど。こう書くと「ほなら、お座敷呼んでおくれやす!!」と言われそうだ。かなわんなぁー!。

宮川町,2012年2月19日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO640,露出補正-1/3,f2.8.1/125モノトーン
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PEN LIFE312. 悲しい現代人

2012年04月06日 | Kyoto city
 和風旅館は、俵屋とか柊屋を頂点に当然京都には多い。今では日本情緒が味わえる貴重な存在である。旅館自体の店構えは、昔と変わらないけど、周囲の風景が大きく変わってしまった。和風旅館は、現代の風景の中にポツネンと、あるいはかたくなに存在しているといってよい。
 そう考えれば、昔の町屋の連なりの中に旅館が顔を覗かせていた方が絶対に情緒があり、今の私たちから見れば感動的であるが、それはもう存在しない風景である。昔はすべて和風で街が統一されていたわけだ。そう捉えれば、現代の風景は、混沌としていて、混沌とした現代と威張ってみたところで、昔の風景には到底及ばない。失った街の風景の大きさは、計り知れない。
 もう取り戻せないところまで、現代は来てしまったといってよい。今頃景観だ保全だといっても、すでに手遅れとちゃいますか!、という京都人の言葉をかみしめるほかないのが、現代人である。悲しい現代人と言ってよいのだろう。

五条,2012年2月19日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO640,露出補正-1/3,f2.1/640,モノトーン
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PEN LIFE311. 失礼する!

2012年04月05日 | Kyoto city
 春の嵐が通り過ぎて、朝から晴天である。予報では午後から雨なのだが。
 こちらも今朝は一つ仕事が終わったので、次の仕事までの一息の休息である。またこれから大学に出向いて次の仕事に忙殺されるのだろう。こういう気分の抜けた時に、書くようなこともない。
 話題をつくらなきゃ、といってそんなに訪れる人が多いブログではないので、そんな煩わしい手間を考えるいとまもなく、今日はこの辺で失礼する。

三条,2012年2月19日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO250,露出補正-1/3,f3.2.1/640,モノトーン
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PEN LIFE310. 頭の痛い春

2012年04月04日 | Kyoto city
 ここ一月ほど、建築学会の大会論文の指導に追われていたので、毎日夜11時の帰宅であった。大会論文とは、論文を書く人のための入門といえるもので、調査の仕方や解析方法、論文としてのストーリーの建て方、執筆方法や編集の仕方を通じて、実践的な論文の書き方の基礎を学ぶといってよい。
 卒業論文が物書きの初めならば、大会論文は、対外的な発表のための最初の関門である。大学院の学生は、最低1編以上書くことを義務づけられている。9月に建築学会の大会での発表がある。
 今回は、ビギナー2名を含め、さらに私も含めて、4編の論文の制作に没頭していた。ビギナーだから、実践的な方法をおしえなければならない。卒業論文のような我田引水的な方法は建築学会の大会では通用しない。社会の中で専門家の前で納得できるきちんとした論述が求められる。
 毎年恒例化した行事ではあるが、こうした作業を通じて次第に、論文という形式による論述方法が身についてゆく。まさに実践的論述世界の入り口なのである。
 ようやく今日、投稿してひとまず終了である。郵便局で論文を発送し、帰りに「ガスト」で、お肉を食べて打ち上げとなった。昨日は停電で作業ストップというハプニングもあったが、なんとか余裕をもって作業でき、締め切り日に投稿できた。
 さて明日からは、来週から始まる講義の準備やら、いくつかの書類作成という義務的仕事に追われる。世間では春休みだと勘違いされている3月から4月にかけて、実は年度変わりでもあるので結構忙しい大学ライフである。春休みを楽しめるのは学生だけである。教員やら院生は、実は結構忙しい毎日なのである。
 忙しいのは教員ばかりではない。4月に移動する人、転勤する人、新しい仕事を探す人、仕事を変わる人など、次の生活スタイルを模索しながら実は世間は頭を悩まさせてくれ、忙しい毎日なのである。脳天気なのは桜が咲いた等と言っているリタイアメント相手のマスメディア位であり、こちら、或いは社会は、まあ頭の痛い春だといってもよい。

祇園巽橋,2012年2月19日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO250,露出補正-1/3,f4.1/320,モノトーン
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PEN LIFE309.  春雷

2012年04月03日 | Kyoto city
 明日は大会論文の締め切りだ。今年は全部で4人投稿する。ちと大変だ。今日は朝から名古屋の大学に出かけた。風の強い日だった。夕方激しい雨とともに、落雷が一発鳴る。春雷というやつだ。その直後バツッと学内の電気がすべて停電した。開学以来停電は、初めてだ。
 やったぁ、明日締め切りの原稿を書いていた奴もおるだろうな。データは飛んだかも知れないなと、冷静に考えていた。調べると学内の引き込み線に落雷の影響が出ており、断線しているようだ。ここに春雷だったか。
 研究員達の仕事場におもむろに行き、停電ではしばらく復旧はしないぜ。じゃあ飲みに行こうというので、突然宴会モード。
 帰りしなに研究室に立ち寄ったらようやく電気が復旧したようだ。まあ、データもバックアップ機能が働いていたので、消えてはいなかった。もう酔っているから仕事は明日!、といってみんな帰路へ。
 帰路、これがまた新幹線が1時間遅れ、いったいなんだろうか?。まあ調度来た列車に乗り車内アナウンスを聞いていたら小田原で強風のためストップしていたらしい。
 どうやら今日一日強風が吹き荒れていたらしい。まあ春の嵐かと思いながら、夜の11時前に京都の自宅へたどり着いた。やれやれの一日だった。

七条,2012年2月19日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO250,露出補正-1/3,f3.5.1/250,モノトーン
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PEN LIFE308. 春眠暁を覚えず

2012年04月02日 | Kyoto city
 春眠暁を覚えず、の言い習わしのとおり、今日は眠たい1日だった。少し早めに昼飯を食べて午睡しようと思ったら、研究室は来客と電話の連続だった。そんなわけで、今晩こそは爆睡したい。
 春が来たと思ったが、朝晩は寒い時間が続く。だからオーバーがまだ手放せないでいる。今年は寒かったので、ヒートテックで身を固めたが、いまだに、こちらも手放せない。
 春だけど朝晩は冬のように寒い。そういえば、昔花見も冷え込んで大変寒い思いをしたことがあった。さっさと切り上げて暖かい居酒屋にしけこんだ記憶がある。
 いろんなことを思い出す4月の初めである。

三条,2012年2月19日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f3.2.1/1250,モノトーン
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