Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Fieldwork 957. Fushimi Momoyama, Kyoto, November 24, 2024.追記

2025年01月16日 | field work

 伏見桃山を訪れた。桃山は少し紅葉が始まり、御香神社、旧日本住宅公団が開発した歴史的スターハウス型住棟(57-4P-3K)、後崇光太上天皇(ごすこうたいじょうてんのう)の 伏見松林院陵、そして蔵の町と運河、龍馬商店街と早足で一巡した。伏見は酒蔵だけではなく多彩な見所が多いところである。
 後崇光太上天皇とは、南北朝時代-室町時代の尊称天皇の後崇光太上天皇が葬られている。後高倉院とともに、天皇即位をせずに太上天皇位を受けた一人とWEBサイトでは記述されている。これを紐解くと騒然たる言葉が登場するので、ここまでにしておこう。
 さて、Gopro7が意外に使いやすい。ならばこれ用の小さなジンバルを使う事にしよう。それによって撮影の自由度が格段に飛躍する。どんな場合でも映像はジンバルが必須だということを痛感させられた伏見行脚だった。
 そして映像を見たときSONYよりシャープじゃん。マジかよ!。もちろん露出の荒さはあるが、割り切りのよい映像にはアクションカムのすごさを知った。
 京都の紅葉前のちょっとした街歩き。来週は紅葉するだろう。今年は外国人が多いから市内はどこも混雑しているだろう。だから私はゆかない。その代わり、私はフィリピンに飛び、アクションカムでクリスマスと新年の催事を撮影しているだろう。

Fieldwork 957. Fushimi Momoyama, Kyoto, November 24, 2024.

Equipment: GoPro 7, Sony α6600, Sonnar FE1.8/55ZA

追記
 ようやく2週間ぶりにgooブログが復活して二日目。リアクションボタンが遅いなど、まだ完全回復ではないのだろう。どんな作業だったかは、スタッフブログにアクセスできなかったので、こちらはまったく認識していない。
 いまもフィリピンにいる。ビザが発給されるまで2ヶ月はかかるだろう。ビザをもらうと日本に帰らなくてもよくなる。地元のおばちゃん達から「こっちにおいでよ」と誘われたりして日本忘れになりそうだ。
 まあgooが回復したので文章が書きたいとする欲求は、平常にもどるのだが・・・。
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Fieldwork956.A Little Autumn in Kyoto.November 21, 2024、追記:ブログ回線が回復しました。

2025年01月15日 | field work

 11月21日、毎週通っているエアロビクスで京都アクアリーナへ出かけた。西京極にあるジムの周りの植栽が少し秋だ。しかも綺麗だし光も調度よい。だから少し撮影してみよう。京都は紅葉の名所が多い。だが生活のなかにも紅葉はある。それも美しい京都である。
 アクション機材のGopro7は魚眼レンズだから流し撮りをしても、画面が目立つ程ブレるわけではないが、これ用のジンバル(Hohen:iSteady Pro4)を調達した。これも中国深川市のメーカーが製造している。映像機材は中国製品が多い。やはり技術開発が進んでいて、しかも1万円そこそこと安い。
 実際つかってみると、たしかにブレは軽減してくれるから便利そうだ。だが少しつくりがチープだし、機材の取り付け方などはアクション用にしてはきゃしゃであり、長く使うとプラスティックの劣化が予想される。そこは消耗品なのだろう。海外へ行くときは標準的な自撮り棒にしよう。
 そういえばDLIのジンバルも中国製である。これは大変優れている。多分ドローンの姿勢制御技術の恩恵を受けているのだろう。
 そういえば、アクション用の撮影機材Insta 360Action2がまだ届かない。ライカのレンズを搭載し、夜に強く、バッテリーの持ちがよい。だから世界的に評判がよい。日本の撮影機材もSONYをのぞけば、私には魅力がない。
 実はアクション機材が、ことのほか使いやすい。私の手元のGopro7は少し古いが、4K撮影ができるので目下代用している。アクション機材とSONYの機材との組み合わせは、使いやすいシステムだと思われる。

Fieldwork955.A Little Autumn in Kyoto.November 21, 2024


映像撮影機材:Gopro7

追記:私のブログ回線が回復しました。
 1月2日のDDoS攻撃以来不通でした私のブログが13日ぶりに回復しました。
 私のブログは2月末までに予約投稿してあるので、毎日アップされてゆきます。予約投稿しておいてよかった。ただ訪問してくれた読者のサイトを尋ねられなかった。そして執筆できない、もどかしさを感じていました。
 今、フィリピンの嫁の家にいます。ビザ申請中なので、まだ2ヶ月ぐらい滞在を余儀なくされています。
 ブログが不通だったことで、生活のリズムが狂ってきたことは事実。唯一つながるYouTubeのサイトをみても、論拠なき文科系情報が多く、閉口していました。なにしろウクライナ如きで毎日重大発表ですから、こちらは疲れます。あんな論拠なき発信が圧倒的に多いのが日本のYouTubeです。もちろん情報の90%までは過大情報。継続的にみられる情報がそれぐらいというのも、寂しい限りでした。
 まあ文字が書けない、文字と画像の編集でクリエイション出来ないというのも寂しいものでした。唯一YouTubeでフィリピン映像をアップするぐらいが、クリエイションでした。

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Fieldwork955.A京都・荒神口からその2

2025年01月14日 | field work

 私は仕事の帰りに、京都・荒神口から南下した。
 この時期の事を日本の古い言い方では「小春日和」と言う。季節は秋だけど気候は春のように暖かい。そんな季節の変わり目の京都である。白川に沿って秋のランドスケープを拾い集めた。
 実はこの日、再び京都法務局にでかけた。前回は会社の法人手続きに関することだったが、今度は学術論文の資料探しだ。だから気分も楽だ。ベンツで乗り付ける弁護士・司法書士風の人々のなかで、映像機材をぶらさげている姿はあきらかに違和感のある遊び人風だ。
 小春日和という言葉が当てはまるほどに気候は暖かい。法務局の仕事が片付きiPhonでGoogle mapをみながらルートハンティングだ。今日は鴨川を南下し平安神宮から白川沿いに下がろう。陽も暮れる頃には、いつもの散歩コースである祇園界隈まで降りてきた。ここまでくると映像もお終い。定番のマックでアイスコーヒーを飲みながら映像チェックだった。
 最近Gopro7を多用している。なによりも小さく胸ポケットに収まる。こうした取り回しの良さが機材を決める。だが如何せん数年前の機材だから、夜に大変弱いとか音がとれないなど難点もある。だから「Insta Ace pro2」をオーダーし、そして一ヶ月たつ。しかし旅に出るまでに届く気配はない。在庫払底しているので人気商品らしい。仕方が無いからGopro7でフィリピンへゆこう。
 そろそろ師走の空気だ漂う京都である。

Fieldwork955.Along the Shirakawa River, Kyoto, November 12, 2024

Equipment: Gppro7.
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Fieldwork954. 天満橋から

2025年01月13日 | field work

 11月の初旬。仕事の都合で私は大阪の国土交通省のオフィスへでかけた。事務仕事はストレスが多い。だから事務仕事の後でストレス解消をはかろう。それが街の撮影である。大阪の北浜を歩いた。明治の建築家辰野金吾の作品も建っていた。
 残るモノは残す、そうしたメリハリのあるのが大阪である。北浜の近代建築も、再生されて現代都市のなかで活きている。
 この界隈を歩くと、オフィスとマンションがほぼ混在して建てられている。そうしたゾーニングが曖昧なのも大阪らしい。多分仕事場まで歩いて10分!、という住民は結構いるだろう。だから街の景観が高密度に見える。少しニューヨークみたいだ。
 国土交通省は、天満橋からあるいて15分の新装なった合同庁舎の中にある。かっての古い建築を知っている立場としては、やっとここも人並みになった。
 京阪天満橋駅を降りたら12時5分前だ。地下改札口から続く飲食街で昼飯だ。徘徊していると昼前なのにサラリーマンが店頭で順番待ちをしている。たぶんここはリーマン達に愛される昼飯屋だろう。チェーン店よりはよかろう。
 リーマンの後に並んだらほどなく席に案内された。麻婆豆腐ランチは味もしっかりしていた。大阪で昼飯屋を探すならば、昼時5分前にリーマンがならんでる店をさがそう。「あの店はいつも混むから一寸だけ仕事を早めに切り上げてゆこう」という仕事不熱心なリーマンが背中で教えてくれる。

 

Fieldwork954. 天満橋から
Specifications: Gopro7, α6600,SonnarFE1,8/ SonnarFE1.8/55ZA
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Fieldwork 953. Takase River in the autumn sunshine, November 4, 2024.

2025年01月12日 | field work

 京都市役所の帰りに高瀬川を下った。高瀬川は1611年に京都の都心と伏見を結ぶために開削された運河である。坂本龍馬を始め歴史上の人物は、この運河を通った。運河の周りは民家が密に接している。それが良い都市の景観をつくっている。
 街歩きで真っ昼間にに映像を回す機会は少ない。そんななかでGopro hero7を使った。2018 年の発売でも一応4K撮影ができる。いまのGoproの仕様はこの頃からのものである。当時60mまで潜れる水中ハウジングとINONの魚眼レンズをつけて水中撮影に多用した。また静止画は3,000万画素以上あるのが申し分ない。ただし暗いところや夜の撮影は弱い。今のGoproはもう少し進化しているだろう。
 この機材で小さな自撮り棒につけ少しジンバル歩き風で撮影すると、なんとか映像になる。ベストの胸ポケットに自撮り棒ごと納まるのも大変使いやすい。そうなると画質の低さを我慢すればジンバルの代用になる。なにより機材自体がかさばらない。こうなると使用頻度が増えそうだ。
 しかしアスペクト比の設定をしてなかった。このあたりは初心者的ミスである。だがええままよ!、と映像にしてしまった。16:9の画面にもできるはずである。画面が魚眼レンズで大いにゆがむのは無視するぐらいだから、あまり細かいことにはこだわらない。4K撮影はできるが安定化はサポートされない。
 暗いところと4K撮影の安定化をはかるために最新機種にしたい。そこで先月Insta Ace Pro2をオーダーしたところ。ライカレンズ付きで暗いところに少し強そうだ。なにしろ登場したばかりの機種だからすぐには届かない。いつ中国からとどくんだろうか。
 Insta Ace pro2に専用自撮り棒をつけると、どこでも持ち出せそうだ。使い心地の良さにはまりそうだ。アクションカムの優秀さを痛感している。
(記:2024年11月4日)

Fieldwork 953. Takase River in the autumn sunshine, November 4, 2024.
Equipment: Gopro7, SONYα6600, SonnarFE1.8/55ZA

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ドローイング957.小説:小樽の翠862.コウさんの言い分

2025年01月10日 | field work

 翠は今日も夜勤だ。でも晃子さんは札幌の彼氏のところにいっちゃったから今日のお茶タイムは寂しいなと思っていたらコウさんがやってきた。
翠「あら、夜勤なんかしていていいの。子供は?」
コウさん「旦那が面倒見ているから大丈夫。彼医者だしさ(*^▽^*)」。
翠「そっかあ、コウさんの所もパワハラが旦那を捕まえるきっかけだったねぇー」。
コウさん「そうよ。彼が欲求不満で私のお尻触るんだもん。そのとき、よし!、こいつゲットしたろって思ったもん。大成功よ」。
翠「パワハラ・セクハラがきっかけだったんよね」。
コウさん「女にセクハラなんかしたら、私を嫁にしてくれるっていうサインだもん。ほら男の人って体裁があるじゃん。だからつめよると直ぐ嫁にスルスルなんて口走るじゃん。そうなったら女の勝ちよ。あとは嫁にするって約束したじゃんといって詰め寄るだけ」。
翠「芽依さんがそうだった。それで奥さんから旦那をもぎ取ったぐらいだもん」。
コウさん「旦那をもぎ取ったら勝ちよね。こちらだって反道徳的な企みなんだから。おんなって道徳よりも生殖動物だから母性本能が働くのよ。四十八手なんかかまして、最後は赤ちゃんが生まれれば女の勝ち!。人間はそうして種族を増やしてきたのよ」。
翠「セクハラ・アカハラ・パワハラ防止条例があるみたいだよ」。
コウさん「セクハラは別よ。女を嫁にしてもよいというサインだもん」。
翠「あまり男と女の間に法律は入れたくないよね」。
コウさん「そうよ。だって芽依さんのように恋女房だったかもしれない奥さんから旦那をもぎ取る場合だってあるじゃん。そんなこと道徳的に律儀に決めたら男と女が一緒になるチャンスが減るモンね」。
翠「男はいつもターゲットね」。
コウさん「女の方が人口が少ないから、ちゃんとした男は使い回さなきゃ女も損よ。だから一度きりっの嫁じゃつまんないよ。ちゃんとした種があれば合格よん。だから男はいつも女達が狙っている。それで学歴や職業がちゃんとしていれば子供を育てられるじゃん。中年の旦那は奥さんに愛想尽かされているし、奥さんとのセックスもあきているから、そこは狙い所よね」。
翠「これまで、そうして人間を増やしてきたわけだ」。
コウさん「女に狙われたら男の生活も人生変わってくるわけね。いいじゃん男の人生なんかかわったって。それで子供が育てばOKよ。うまくできているよね。だから最近セクハラ防止なんていいだすと、子供は増えなくなるよね」。
翠「10年後は平均年齢が60歳になってリタイアメントばかりになるから税収入も減るってさ」。
コウさん「将来どうすんだろうね。ウチのセクハラ旦那とは二人目を目論んでいるけどさ(*^▽^*)」
・・・
冬の縛れる小樽が続いている。
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ドローイング956.小説:小樽の翠863.やっとお正月!

2025年01月09日 | field work

 世間でお正月三が日を終わると、翠の所にお正月の空気がやってくる。お正月は夜勤続きだったから、これからまとめて休みをとり翠達のお正月だ。もちろん小樽は雪に埋もれている。
お正月にマサヒロ君がなれ寿司を届けてくれた。
それでお酒を飲んでいたら、気分高揚。
・・・
翠「アチキー、暖房機はフル稼働ね・・・」
そういって翠は寝室にやってきた。
翠がスウットをぬぐと、アチキに抱きついてきた。
翠のキスが身体をはう。
スレンダーな翠の体温がアチキの身体に伝わる。
「この締まった細身のボディを抱くときの感触が私好み」。
翠「してるよん。だからジムで鍛えたもん」。
「成果ばっちりだな」。
翠「お待たせ!、やっとお正月だよん」。
「寒いときに暖房を効かせて裸暮らしもいいもんだ」。
翠「北海道ならではの冬の過ごし方だな」。
やがてコックが起立して翠の身体を押し返してくる。
翠「今年も元気だねぇー」
そういっと翠が身体をもちあげて、コックをいれてくる。
翠「ウウッ、ウウッ、」
翠の足を抱え上げて、ゆさゆさと揺すってみる。
翠「アウッ、アウッ、アウッ・・・・・」
2つの骨盤に挟まれた翠のクリトリスが喘いでいる。
ピタリと付けた骨盤をすってみると翠が喘ぎだした。
ううっ、といって上に仰け反る感じ。
翠の身体が上下したがっている。
ベッドに押し倒して骨盤を激しく揺する。
翠の身体がピタリと張り付いてくる感じ。
そして収縮を繰り返している。
翠の足がアチキの骨盤をはさみこみしっかり抱えている。
「離すなょー・・・」
そういって腰をはげしく動かすと・・・・
翠「ハアッ、ハアッ、ハアッ・・・・・はぁッ・・・上ってゆく・・・」
翠の爪が肩に食い込む。
翠「ひっかいちゃいそうよん」。
翠の骨盤がアチキにピタリとつく。
宙で支えられた2つの骨盤が一緒に動き出す。
翠「ハアッ、ハアッ、・・・・いってぇー・・・・・」
その頂点で撃ちはなった。
そのまま抱き合って寝てしまった。
布団がむれて暑くなることで眼が覚めた。
翠「今日は、もう平日だからお店が開くよ。房ちゃんの店で新年会しようよ」。
もちろんそうすることに異論はない。
お正月の延長ですごして、ゆきつけのお店にゆける時間が心地よい。
・・・
夕方房ちゃんの店へ雪道を歩いて行った。
・・・
小樽もしっかりと雪が積もっている。
だから雪道がついていたりする。
それは沢山の人が通った足跡による小道だ。
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ドローイング955.小説:小樽の翠864. 光る君!

2025年01月08日 | field work

 今日はマサヒロ君のアトリエで新年最初のクロッキー教室だった。なにしろ寒い冬の小樽まで裸婦のモデルさんできてくれるのは、ジェシーぐらいしかいない。
帰りはジェシーと小樽駅まで一緒の道。
ジェシー「あのなあ、日本の主婦はみんな不倫しているのかよ?」。
相変わらず珍奇な質問好きのジェシーだ。
それは日本の情報を断片的にひろっているからだろう。
ジェシー「この間日本のマガジンをみていたら、主婦はあたりまえのように不倫するらしい!。それで面白いのが、その行動は門外不出なんだわ」。
「女性週刊誌の話題かよ!」。
ジェシー「本人は貞節な妻を演じるが、心は違うんだな!。それだけじゃない。亭主も不倫に走るわけだ。じゃなんで一緒にいるんだ?」。
「まあ、昔の農本社会の名残だろう」。
ジエシー「アチキがいつもいう、あれか?」
「そうだよ。昔の日本の村じゃ婚姻という制度が無かったからいろんな村人とセックスするのが当たり前だった。ムラとしてもそれで子供ができれば、農家の生産性がよくなるから、むしろ歓迎だった。里親という制度もそのためにある。だから村全体がみんな親戚だった。そんな子供も5歳ぐらいになれば、赤ん坊の世話ぐらいできるからさ」。
ジェシー「その名残が日本の主婦かぁー・・・?」。
「だって結婚が制度化されたのは、大正時代だったのでは?」。
ジェシー「それで日本の田舎に行くと金精様が鎮座しているわけだ。ペニスが神かよ!」。
「子供イコール生産性イコール農家の財布が豊かになるという図式だから、子供をつくることは村のコミュニティにとっては、村の収益も高まり良いことだった。だから金精様を大切にするんだろう」。
「まあ、夫婦仲がよければ別だろうけど、大概はなんとなく一緒に暮らした。くっついてみたら退屈な亭主だった。じゃあ他の男と楽しもうというのが日本人かなぁー?。だから表向きだけど貞操感は高く装うんだよ。だけど内実は淫乱国家なんだな(*^▽^*)。日本人が言い訳が好きなのも昔の習慣のDNAだろう」。
ジェシー「おおっ、それって日本の主婦は火をつけるとボシュと燃えるライターだな」。
「週刊誌の読み過ぎかなぁー・・・!?」
ジェシー「卒論に日本の主婦の貞操観念というテーマはどうだい?」。
「そんなのどうやって実証するんだよ!。日本の主婦は口が堅いぜ。なにしろ淫乱国家であることを、ばれないように演じて暮らしているわけだからさ」。
ジェシー「日本の昔は結婚制度が無かった。だからその頃のDNAが今も活きている・・・、という仮説だな」。
「大都会の退屈なマンション暮らしの主婦だったら、ありそうだな」。
ジェシー「だろ!。日本の主婦は不倫で息抜きをする。それは門外不出のできごとであり、貞淑という契約はときどき反故にされるが口外されることなく、亭主との契約が継続される。いや表向きは維持され続けるというわけだ」。
「そうだ!、日本は伝統的に不義密通の世界だ。日本文学では源氏物語があるじゃないか。藤壷の宮の章がそうだ。妃にありながら光源氏と不義密通をおこない子供を宿した」。
ジェシー「オオッ!、光る君かよ!!。世界が評価する不倫文学は源氏物語ぐらいかなぁー・・・、宗教の違いだね」。
そういって駅前の地下スーパーに立ち寄り、バーゲン価格のステーキ用お肉を調達して小樽駅に向かった。
「不倫主婦!!!なんて・・・・、いうなよ!!!!」。
ジェシー「はははっ・・・・」
札幌に帰るジェシーを見送った。
・・・
小樽も雪の中である。
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ドローイング954.小説:小樽の翠865.実家の里帰りは30分

2025年01月07日 | field work

 札幌も雪のなかにある。
 美希姉ちゃん達のアパートも、直人君の学校は休みだし美希姉ちゃんの仕事も休みになったから、大晦日の晩は北海道神社の初詣でにでかけたんだった。真夜中の神社は初詣での人が沢山いた。大きな境内だから狭いということはなかった。なんといっても屋台の味噌おでんの暖かさが身体にしみた。
 家に帰ってから、直人君は小さな湯船にお盆を浮かせて熱燗で祝杯をあげていた。酔いが回ると直人君は美希姉ちゃんを抱きかかえて新年初エッチだっと叫んでいた。
直人「酔った・・・」
美希「風呂で熱燗なんかするからよ。ほら身体ふいて・・ベッドにゆこうよ」。
直人「美希ーーーー、しよう・・・」
美希「酔っててできるんかなあー?」
直人「頑張ってたてよう・・・」
そういって少しふにゃふにゃのペニスを美希姉ちゃんの身体に射し込む。
美希「うふふ!、柔らかいぜ・・・(*^▽^*)」
直人「いれているうちに固くなるさ・・・」
そういってしばらく腰を怠そうに動かしてゆくと、やはり元気になる。
美希「男の執念だな!」。
美希姉ちゃんも合わせるように骨盤を動かしてゆく。
直人「ウウッ、ウウッウウツ、・・・・・」
そういって射精して脱力して果てたんだった。
そのまま二人で布団にくるまってねてしまったんだ。
多分初詣での疲れもあった。
朝遅くに起きてシャワーをあびたばかりの美希姉ちゃんが実家と電話している。そして直人君を起こして・・・
美希「ほな、家でお正月の料理を食べに行こうよ」。
直人「水!、水!!・・・・」
冷たい水をのんで少し酔いが醒めた。
直人「じゃ、美希の実家へゆこう。そういえばお腹すいたよ」。
美希「我慢、我慢、家で美味しくたべようよ。私も腹減った」。
直人「じゃ実家へ行こう」。
美希「OK」。
直人君はシャワーをあびてグラミチのパンツにラフジャケットに黒いシャツに黒いネクタイをして・・・
直人「身支度終わり!」
空腹を抱えた二人は、札幌駅に出て小樽行きの列車に乗り込んだ。
実家の里帰りといっても30分だ。
・・・
千歳空港から沢山の乗客を乗せた快速列車が追い越してゆく。
こちらは混雑もなく、お正月の弱い日差しに照らされたがらんとした車内だ。それがいかにもお正月らしい。
列車は小樽をめざした。
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ドローイング953.小説:小樽の翠866.カムヒア・・・

2025年01月06日 | field work

 大晦日も随分と遅い時間で、文さんの店は閉店し後片付けも終わり暖簾もしまったし・・・、新年だから風呂でも入って温まろう。湯船からあがり店で一人酒をしていると・・・、ズッ!、ズッ!、とブーツが雪に食い込む音がして文さんの店の前で止まった。鍵を開けると大きな身体の健さんがはいってきてカウンターにもたれかかった。
文「あら具合でも悪いの?。あら身体が冷たい!」。
健さん「仕事場のストーブの具合が悪くて、今日は金物屋に持って行った。寒くて疲れた。文!、熱燗!!」。
文「あいよ、直ぐできるからね。そういって熱燗を健さんの前においた」。
文「風呂追い焚きしてくっから、すぐにはいりな!」。
健さんが熱燗を飲み続けていると風呂がわいた。
文「さあ風呂!」。
そういって健さんの冷たく濡れた外套をお店に干して、健さんを風呂場に押してゆく。
文「わっぁー、冷たく濡れてんじゃん。さあ、全部脱いで熱い風呂にお入り!」。
健さんが濡れた衣服をまき散らかしてザブンと湯船につかる。
時間がとまったように風呂場には湯気がたち、窓の外側には氷が張り付いている。
健さんは、しばらくつかると湯船からでてきて洗い場で固まっている。
文「背中でも流そうか・・・」。
文さんが作務衣の袖をたくしあげて、ヒモでたすき掛けにして健さんの背中を洗い出す。
文「あったまったねぇー。背中から湯気がでているよ。お尻!も」。
そういって文さんのタオルが健さんの股間をごしごしと洗い続けている。
文「ホラ、ペニスも!?」。
文さんの細い指が健さんのペニスの包皮をおしさげゴシゴシと洗っている。
健さん「ううっ、痛い!!」。
文さん「痛いじゃないの。ちゃんと綺麗にしないと夜できないよ。もう熊なんだから」。
健さん「ストーブが壊れたから、今日は一日中暖房が無かった。」
文「なんだぁー・・、はやくもどってくればいいじゃん。よく我慢したね」。
健さんは奥の間の小さな小上がりで熱燗の続きをしている。
文「酒の肴にお正月の料理があるの。やっとうちにもお正月がきたね」。
そして健さんは壁にもたれかかり、ふぅーーっとため息をついている。
文さんが中指を立てて「カムヒア、しようよ!」とさ誘ってくる。
文「ほら、新年のご挨拶だよん」。
そういって健さんを2階の寝室に連れていった。
大晦日の晩は、暖まった健さんの身体が文さんの身体を何回も貫いた。
文さんの店の大晦日は、そんなふうに時間が過ぎていった。
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ドローイング952.小説:小樽の翠860.明菜の初夢

2025年01月05日 | field work

 明菜姉ちゃん達のところもはパパ達が海外赴任しているので、二人だけのお正月といっても、いつもと変わりはない。
明奈姉ちゃんが湯上がりに髪を整えている。
ふと・・・
明菜「7人だ!」
彼氏「何それ?」
明菜「7人の子供をつくるというのが私の目標。だから今年はその第一歩。新年の初夢よ」。
彼氏「ふぅーーん、すぐに適うんじゃないの?」。
明菜「あっそっかぁー、大学があったか。大学も忙しいからちと伸ばすか・・・」。
彼氏「できてもいいじゃん。休学すればいいさ。」
明菜「そうだな。出産直前まで授業に出て、あとは半年休むか・・・」。
彼氏「大学の方が自由に休めるから、いいかもよ。在学中に7人とか・・・」
そういいつつ彼氏はクロッキー帳に明奈姉ちゃんの裸体のクロッキーをしている。
彼氏「これから妊娠するボディかぁー。ボディが微妙に呼吸してるみたいにお腹が小さく膨らんだり萎んだり微動する姿に色気を感じるね」。
彼氏「うん、腹式呼吸を意識しているんだ。懐胎前か・・・。そんな絵はなかったな。」
明菜「懐胎した後なら沢山あるけどねぇー」。
彼氏「そのお腹が微かに揺れ動く細いボディに興奮するよ」。
明菜「ほならしようよ」。
そういうまもなく、彼氏は明菜姉ちゃんのボディに覆い被さった。
明菜「今日も燃え尽きそうだよん」。
次第に明菜姉ちゃんの身体が、彼氏の指の刺激に柔らかく反応してゆく。
新年の姫始めか・・・。
・・・
小樽は今日も雪だ。
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ドローイング951.小説:小樽の翠861.実行サイン

2025年01月04日 | field work

昨日の話の続き・・・
芽依「旦那が夜寝られないというのでうちの耳鼻科にきたんだ。不規則生活で忙しいディレクターだから無呼吸症候群よね。そんで一泊入院検査じゃん。そしたら1時間に40回も無呼吸があって重傷。私が担当で検査機器をつけたりするじゃん。そんな私の胸なんかを触ったり、私のお尻を撫でたりと結構手癖が悪かったんだ。それはよくある話だから私ほっといたの。朝になって検査機器をはずそうとしたら看護服の隙間から私のお乳をのぞくのよ。悪ガキだなあーって思ったもん。」
晃子「そんな手癖の悪いのとどうして親しくなったん?」。
芽依「だから『私を奥さんにしてくれるの?』といったん!!」。
晃子「男の意識の隙間をついたんだ」。
芽依「そうよ、だって旦那はまわりを見渡しながら体裁が悪いから思わずスルスルっていたもん。言ったら最後、アタシの勝ちね!(*^▽^*)」。
翠「男の人って思わず体裁で言っちゃうことがあるよねぇー」。
芽依「いったんスルスルと言わせたから、私、耳鼻科の看護師だもん。強力な武器があるのよ!」。
晃子「あっ!、C-PAPで通院だ!!」。
芽依「それだけじゃないの。リハビリがあるの。減量と姿勢の矯正と腹式呼吸ね。だって検査の後は1年ぐらい減量やCパップの結果を聞きに毎月通院するじゃん。それにあわせてリハビリがあるの。腹式呼吸は肺ですうのではなくお尻に力をいれて呼吸しなさいとね。それで患者さんの手を私の肛門に当てたりして実演するわけ。これがとどめだったね!。だから旦那は『女の肛門がしまる感触が忘れられない』とこぼして喜んで通院するじゃん」
晃子「肛門をピットしめる感覚を勉強させるんだぁーーー。」
芽依「C-PAPのデータは先生のところにWiFiで飛んでいるから、毎月通院よね。それが1年も続けば親しくなるチャンスが沢山できるじゃん。だから私が詰め寄ったらもう決まりね。それで奥さんからもぎ取っちゃったん。一丁上がり!!!」。
晃子「うーーん、耳鼻科の役得!!!」。
翠「女にセクハラすると、もぎ取り実行のサインなんだ」。
芽依「そうよ。男の人はそう思っていなくても、耳鼻科の私には決定的な武器があるもん。仕掛けちゃえば陥落するもんね。詰め寄ったらもう女の勝ちよ。だって男の人って精子が余っているから余力があるんじゃかなあー」。
晃子「でも50歳だから精子の量は少なくなるよねぇー」。
芽依「だから旦那が射精したあと、私がペニスの根元から絞り上げて残渣も子宮に入れるの。いつかは子供ができるかなって思って」。
翠「女は本能的に生殖動物だもんね!」。
芽依「お互いに時間は不規則だけど、旦那も奥さんと離婚してから夫婦は何が大切かを悟ったみたいだから、今は優しいよ」。
晃子「セクハラは、奥さんからもぎ取り開始のサイン!!!」。
芽依「そうよ。若いカップルが飲み屋で女の子の腿なんか触ったりするじゃん。それって旦那ゲットの実行サインだもん。女は待ってましただよーーー。そういう男の人って大概スケベで小心だから直ぐに落ちるのよねぇー(*^▽^*)」。
・・・
正月の小樽の空もまだ暗い。
今日は縛れる予報だ。
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ドローイング950.小説:小樽の翠859.もぎ取りの武器

2025年01月03日 | field work

 七草がくるまでは看護師はいれかわり立ち替わりで正月休暇をとる。だから歩いて通勤できる翠は、同僚のために夜勤をかって出ていることもある。
深夜の看護師達のお茶タイムに、晃子さんと芽依さんがナースにやってきた。プチ新年会だ。
晃子「芽依って50歳のオッサンと不倫していたよね。その後どうなったん?」
芽依「いまじゃ、うちの旦那よん・・・・」。
翠「あら、すごいじゃん、奥さんからもぎとったんだ!?」。
晃子「へーーっ!!、どうやったん!?」。
芽依「簡単だったよん。旦那はテレビ局のディレクターで仕事で超忙しい人間。仕事一途だから家庭を顧みずだったん。家族からも、子供の世話はしないし、二人の子供達と遊んだ記憶も無いし、奥さんからも呆れられていたの。でもジョークが好きで優しそうな人だったもん。多分育ちがいいんだよ。だから私、奥さんに『旦那さんをいただいていいかしら』といったら、奥さんや子供達からは『どうぞ、どうぞ!』で、家を慰謝料代わりにして旦那は簡単に奥さんと離婚できたわけ。奥さんも固い仕事をもってたから、こまらなかったのね。むしろ邪魔がきえてよかったという感じ」。
晃子「なんだぁー、そんで簡単にお終いかよ。」
翠「ねぇーっ、旦那と親しくなったきっかけってなんだったん?」。
芽依「セ・ク・ハ・ラ!!!」
翠「はっ、あーー!?」
・・・
この話は続く。

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ドローイング949.小説:小樽の翠858.お正月のナースステーション

2025年01月02日 | field work

 毎年恒例なのはお正月行事だけではない。翠がお正月に故郷へ帰る看護師さん達に変わって、年末年始の夜勤をかって出ている。なにしろ家まで徒歩10分なのだから。
 大晦日の夜は、アチキが夜食に文さんの店で牛の燻製を加えた小さなおせち料理風をつくってもらったんだ。除夜の鐘が聞こえる店の閉店間際に調達して翠達のナースに届けた。少し上等なお菓子の類いと言っても良いかもしれない。
 ナースには小樽在住組の晃子さんとかコウさんがいた。やっぱ歩いて通える看護師達が夜勤をかってでている。それにお正月といってもみんな特に何かをするわけではない。
晃子「さすが・・文さんの店。牛の燻製があるよ」。
翠「少し固めに燻製したと言ってた」。
コウさん「ビーフジャッキー風味でいいじゃん」。
晃子「やっぱ大晦日は夜勤に限るよ。家にいても詰まんないからさ。」
コウさん「札幌のドクターヘリの彼氏も勤務?」
晃子「もち・・・、だってお正月って救急搬送患者が多いのよ。もちを詰まらせたぐらいならまだいいんだけど、なんか年末孫が来るというので張り切りすぎて家の掃除をするじゃん。するとこれがまあ、おじいんさんが孫が来て家がつぶれちゃ大変だというので屋根の雪かきなんかしてさ、それでよく落ちるんだな。頭部をうっているから意識不明。だから札幌の病院へ救急搬送だよ。だって離島まで守備範囲だもん。今頃ドクターヘリは離島めざして飛んでるよ。」
翠「救急搬送に正月はないかぁー。いいじゃん大晦日って退屈だから仕事をしていたい気分だな。コウさんとこは?」
コウさん「服部君は、正月は休みですと決め込んでいる。入院患者って元気なのは一時帰宅するじゃん。案外暇なのかもね。だから子供の世話係。おせち届けてくれた翠の所は?」。
翠「多分夜中に酒飲みながら絵を描いて明け方になると寝ているよ。とても静かなのが心地よいんだって」。
私達の勤務が終わると新年だ。
おめでとう!!!
・・・
仕事をしている人も、仕事をしていない人もいる。それぞれの大晦日のミットナイトライフだ。大晦日に朝まで仕事をしている気分は、普段とは一寸違っていて刺激的であり心地よい。
小樽に初日の出があがりかけている。
くもっているから見えないだろうなぁー・・・。
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2025年新年の挨拶

2025年01月01日 | field work

新年あけましておめでとう
 悩ましいのは日本経済のふがいなさ。他国は経済成長を続けているのに、いつまで円安構造に甘んじているのか。世界の国家の中で日本だけが貧乏くじを引いている。やだぜ!、そんな貧乏神国家の道連れは!!。
円安要因
 1)日本銀行が低金利政策を続けているのに対し、アメリカなどの他の国では高金利が継続している。
2)日本経済の成長が鈍化する一方で、他国経済は回復傾向にある。
3)日本はエネルギーや産業資源の多くを輸入しているため、円安が続くと物価高となる。今の物価高は円安によるところが大きい。
4)円安が続くと投資家はさらに円売り行動が加速し、こうした心理的要因が円安傾向を加速させる。
 今年の言葉:早く経済の強い日本に戻れよ!!!。

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