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20XX-5-20 土曜日
遅い朝食のあと、あまり天気が良いので北見市の自宅から比較的近いT川支流に春の渓流魚を見に出かけた。

アメマス若魚6匹、ニジマス小型1匹、オショロコマ15匹も釣れたが今回ヤマベはいなかった。


ニジマスが少ないのは近年、土着種の生態系を考慮してこの町の役場が放流を控えているからだと思う。
オショロコマは春先でお肌も荒れているせいか汚いくすんだ色調のオショロコマに見えるがこの渓流独特の個体群である。




雪解けのため川の水には細かな砂や微粒子が多く、ピントが甘くなり、あまりきれいな水中写真にならなかった。




原生林のなかの林道をさらに進んで峠を越え、T川水系の別の支流に入った。ここは源流域に近く、アメマス幼魚とオショロコマ幼魚が多かった。
この付近のオショロコマは人間の目からみるとあまり美形の個体群ではないが、とても野性的に見える。




ここでも雪解け水のため撮影はなかなか大変であった。夏場は渇水でチョロ川だがこの時期は水量も多い。
さらに林道を下って標高を下げ、常呂川水系の別の支流に入った。
この渓流は雪解けのため水量も多く、魚も川中に散ってしまい、いつもと違いあまり魚信がない。
やっと、ここの特徴的なオショロコマが5匹釣れたが雪解けの水量多くポイントつかめない。





当たりが少ないので石をはぐって川虫を採り、それをエサに釣った。すでにあたりが薄暗くなり、川岸に沢山生えているおいしい春の山菜コゴミを採集して引き上げた。
今日は北見市近郊の春の渓流を三本まわったが、いつもながら雪解け時期の渓流釣りはポイントがわかりにくい。
撮影させていただいた渓流魚たちはすべて丁寧にリリースした。一見、魚が多いかに見えるこの渓流もせっせと魚を持ち帰ればあっというまに魚のいない川になることは目に見えているからだ。

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